さて、先日(6月3日)の講座での出来事。
この日はハナさん、ナオさんの講座で、イシさんはゲスト参加。
3人とも整体のお仕事をされています。
前夜になぜか「明日はベッドを用意しなくちゃ」って。
整体でもやることになるのかしら?と思いつつ・・・。
直感に従い、キャンプ用の簡易ベッドを用意しておきます。
ナオさんは風邪でお休み。
ハナさんはぎっくり腰で腰が痛いとコルセットを付けてきました。
私:あれ? この間もぎっくり腰だったよね? くしゃみをしたらぎっくり腰になったって言って。
ハナ:そうなんです。1ヶ月で3回もなってるんです。
私:それは変! なんかあるかも!
そうそう、イシさんは先日「過去世の書き換え」を勉強したばかりだから、ちょっと練習で視てもらおう!
すると、侍のような男性が出てきました。後ろ手に縛られています。
どうやら冤罪なのに「誰も自分の言うことを信じてくれない」って。
腰を激しく鞭打たれています。
この腰の痛みなのかな?
そのほかにも解放すべきものを解放して、「腰はどお?」と聞くと、
ハナ:あ、楽になってる!
私:そうなんだ。笑
でもせっかくベッドを用意したから、イシさん、ちょっと腰を診てあげてくれる?
・・・って、ほんとに軽い気持ちで言ったのです。
「ちょっと腰を揉んであげて」ぐらいの、かる~い気持ちで。
ところが・・・!
イシさんの目の色が変わった!
うつ伏せに寝ているハナさんの腰だけでなく、
「ここも固い、ここも」と言いながらお尻も、すごく時間をかけて、ハナさんがヒイヒイ痛がっているのに、「右をやったら左もやらないと、均等でないと」って
「肩甲骨剥がしもやらないと」
「ああ、ここは固い! すごく固い!」
私:あ、あの、ちょっとでいいから。ハナさんが腰が楽になればいいので。
私の言葉は、もはやイシさんの耳には届きません。
固ければもみほぐしたい、その一心のようです。
うつ伏せが終わると、今度は仰向け。
「ここもやった方がいいのよ」
「あ、ほら、ここ、こんなに固い!」
鎖骨や脇の下や胸骨の辺り、お腹にいたるまで、もうどうにもとまらない。
10分経っても20分経っても、一向に手を止める気配はありません。
ハナさんが:「きゃ~!痛い~」と叫んでいてもお構いなし。
私:みんなそんなに痛がるの?
イシ:1回目では固いから痛がっても、2回目からは柔らかくなっているので痛がりません。ハナさんはかなり固いですよ。
イシさんの目はもうハナさんの体に釘付け。
あそこも揉みほぐしたい、ここも、って。
「あの、そろそろ・・・その辺で・・・」と言っても聞く耳持たず。
いつものおとなしくて控えめなイシさんではありません。
だって、明らかに顔つきが違うんだもん!
体をもみほぐす喜びに取り憑かれている・・・。
あっという間に40分。
自分でキリをつける気はないのだと気づき、
「あの、もうこの辺で、ごめん、もう講座やらないと」って強制的にストップしてもらいました。
そのときのイシさんの残念そうな顔! 笑
ご自分のサロンでもお客さんがみえると、2時間でも3時間でも自分が満足するまでもみほぐしたくてしようがないそうです。
施術の間、ヒイヒイ言っていたハナさんですが、終了して立ち上がると、
「あれ? すっごく体が軽い! 腰もなんともない!」って。
ギックリ腰はすっかり治っていたので、コルセットをバッグにしまいこみました。
「ベッドを用意した」理由はほかにもあるはずなので、このあと探求することにします。
(つづく)
*何気なく空を見て、大笑い。
「あの雲、なんだか変じゃない?」
この雲だけが周囲の雲と違って、まるでイラストで描いて貼り付けたみたい。
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