(つづき)
★この記事の続き
私:じゃあ、「書き換え」は、えっと、ハナさんでいいのかな?
ガイド:はい
ハナ:え~? どうやったらいいですか?
私:普通に、「この書き換えを見せて」でいいんじゃないですか?
あ、でも、その前にちょっといいですか?
負のほうに意識を向けるんじゃなくて、自分が自分の光を失わないように一生懸命生きればいいと思ったところで、しょせん報われない。
だって、変わらないじゃん、世界の人たちは。
・・・と今思っているんだけど、Mさんのご主人も同じなのね。
周りの汚いことをやってる奴らはもういい、俺は俺で最善を尽くす人生でいいんだと思ったところで、じゃあ報われるのかって言ったら報われない。
それはわかってる。
でも、そこからどうやってその気持ちを切り替えてやっていくの? って言う答えを知りたい。
それがないと、ご主人が多分、変わらないよね?
さっきの地球の次元上昇の話。
みんなが経験のために様々な悪事を働くにしても、必ず中庸に戻ることで次元は上がるんだっていうのがわかって、少し救われた。
★中立に関連する記事
でも、それを知ったところで、じゃあ、私だけでも一生懸命愛を持って生きようと思ったところで、ほんとに世界が変わるの?とか、この先ね、みんなそう思って生きたところで変わるの?とか、報われるの?とか、やっぱりその気持ちが払拭できない。
その答えが欲しいんだよね。
というわけで、ハナさん、よろしく~!
ハナ:ええっ・・・。難しい・・・・。
私:大丈夫、難しくないよ。自分で考えずに、「上」に、それを教えてくださいって言うだけ。
あ・・・!
そうだ! Tちゃんに聞いてよ。彼は答えを持っているから。
そうだよ、彼はさぁ、なんでここがそういう世界って知ってたのに、わざわざこっちに来たんだろう? 今のこのタイミングで。
それ、ぜひ聞きたい。
誘導するね。
潜在意識下にTちゃんを呼び出します。
私:Tちゃん、今の話、聞いてたでしょう?
なんでここがそういう世界だってわかってたのに、来たの?
Tちゃん:「大好き」って言う気持ちを教えたかったから。
私:何が大好きなの?
Tちゃん:みんな。
私:みんな? 悪いことをする人たちも?
Tちゃん:悪い人たちも、「大好き」って思ってる人たちがいるでしょう?
私:その悪い人たちも、誰かを好きってこと?
Tちゃん:うん。大好きって言う気持ちはつながっていくから、踏まれても踏まれても諦めないで。
それをちゃんと見ている人がいるから。
私:じゃあ、短期間で結果を見ることはできないけど、中立に戻りやすくというか、戻っていく人たちが少しずつは増えていくってことかな?
Tちゃん:ひとりで頑張るっていうのは難しい。ひとりだけでみんなを守るのは難しいんだよ。
けど、頑張る姿は、ちっちゃい人も弱い人もちゃんと見てるんだよ。
そこに愛が生まれるから、頑張る姿は無駄じゃないんだ。
だけど、ひとりで頑張りすぎないでね。ちゃんと周りを見てね。
私:それは誰に言ってるの?
Tちゃん:Mさんのご主人にそう言ってね。頑張る姿はちゃんとみんな見てるよ、って。
私:そうだ、無になればいいんだよ、だから。
こんなに頑張っても報われないとか、こんなに頑張っても虐げられてるとか、そう思うこと自体、要らないんだよ。
ただ自分が普通にやるだけでいいんだよね?
Tちゃん:人のためにじゃなくて、自分のために。それをちゃんと見てる人が絶対いるんだよ。そこに気づいてね。
私:そうだね。だから、自分のやるべきことをやるだけでいいんだよね?
悪いことをしている人たちに目を向けなくていいし、自分が虐げられていると思う必要もないし。
Tちゃん:そう、頑張ってる事はとてもすごい。そんな自分を自慢に思ってね。
誰かのためじゃなくて、自分はすごいんだよって自信を持ってね。
「人を助けられない」じゃなくて、ちゃんとできてるから。
それを見てる人もちゃんとわかってるよ。
私:なるほど。
Tちゃん:弱くてもいいんだよ。
偉くて、強くて、っていうとこじゃなくてもいいんだよ。
そういう自分でも良いから、大丈夫だよって思ってね。
私:Mさんのご主人が切ったコードをもう1回つなげてあげる必要がある?
ガイド:はい
私::それは誰がやるの? えっと、ナオさんかな?
ガイド:はい
私:じゃあ、ナオさん、自分のイメージで良いからやってね。
私たちも各々やるから。
(皆でイメージする)
私:どうでしたか?
ナオ:コードを繋げました。繋げたら血が通ったみたいな感じで、さっきの男の人が動けるようになって、そのままMさんの光と一緒になりました。
ハナ;同じです。繋がったらもう光の方へぱ~って行っちゃった。
私:私はシートベルトのようにカチッってはまったイメージでした。
そしたら、そのコードが細い光の道みたいになって、彼が光った人になって、走って戻ってきて、最後はMさんがいるところまで戻ってきてハグして、一緒になったんですよ。
その先のヴィジョンが面白くて。
野原みたいなところで寝ていた修行僧が目を覚まして、「あーよく寝たあ!」って。
「すごく長い不思議な夢を見た」って。
昨年からずっと解放してきた過去世全てがひとつの人生だったんですよ。
コードを切ったことも含めて、全て。
「いや~、面白い夢見ちゃった!」みたいな感じで終わったんです。
びっくりしちゃった。笑
Mさん:まるでドラマの最後みたいですね。
私:そう、だから「もしかして、何も起きてなかったの?」って思ったくらい。笑
すべて彼の潜在意識の中で起きていたことにすぎなかったの?って。
野原みたいなところで気持ちよく目覚めて、
「ああ、不思議な夢だったなぁ」って。
私:あ、そうか。こんなふうに、報われないって悩み苦しむってことは、すでに中庸寄りに来ているということね。だって平気で悪事を働く人たちは、まだその域にも来ていないんだから。
みんな順番に中庸に近づいていくのね。
だから、負の方を見なくてもいい。
そこにいる人たちも、いつかはこの中庸のところまでくるから。
ガイド:はい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わずか4歳のTちゃんの言葉に救われたなあ。
「大好き」っていう気持ちはつながっていくから、踏まれても踏まれても諦めないで。それをちゃんと見ている人がいるから、って。そしてそこにちゃんと「愛」が生まれて浸透していくんだ・・・。
その翌日。
食事の支度をしているときに、ふと降りてきた言葉は。
ここからが本当の悟り。
あ・・・・
ここまでは誰でも到達できる。
ここからが本当の悟り。
修行の末に、真理の探究の先にようやく辿り着いたゴールが。
報われない世界なのだとわかったとき。
理不尽な世界だと知ったとき。
その壁の前で為す術もなく、たたずむ人。
引き返す人。
絶望感に打ちひしがれる人。
それでも。
自分の光を失うことなく、自分を信じてさらに前に進めるかい?
その先に行けるかい?
もし一歩でも前に進める人がいたなら、
その人が先人の灯となって、後に続く人が現われるだろう。
涙が止まりませんでした。
どんなときも、どんな状況でも、自分の光を信じ続けて、一歩また一歩と歩み続けることこそが、本当の悟りなのです。
そして、その翌日。
ぼんやり外の景色を眺めていたときのこと。
突然、胸にこみ上げてきた想いは。
この世界は愛と光に溢れている・・・。
言葉では言い表せません。
その感覚がいきなり胸いっぱいに拡がったのです。
体験をするために、あえて「おばけ屋敷」に来ているのかもしれませんが、そのヴェールの下の大元の世界は、本当は愛と光に満ち溢れた世界なのです。
突然、それが「わかった」のです。
それを「感じた」のです。
ああ、なんてすごい!
魂が震えて泣き続けました。
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