(つづき)
ユウコ:三角形(△)が見える。
私:じゃあ、手をかざして光を送って? それが溶けるまで。
ユウコさんが手をかざし始めたのを見て、思わずナオさんと顔を見合わせました。
目の前の氷の柱に対してかざすのかと思いきや、ご自分の額に向けてかざしたからです。
(しばらくすると)
ユウコ:三角形が丸に変わりました。○の周りがぎざぎざになってる。
私:やってみて、どお?
ユウコ:これ、いいかも!
なぜ自分の額に向けてかざしたのかと聞くと、
ユウコ:私も目の前の柱に向かってかざすつもりだったのに、なぜか手が勝手に額に向いてたの。
私:(笑)じゃあ、今度はナオさんにやってみて? ナオさんの「解放すべきもの」が氷の柱に刻まれているから、それを見てください。
ユウコ:丸のような図形が見える。
ユウコさんがナオさんに向けて手をかざし、しばらくすると、「図形が変わりました」
まるで図形を溶かすと言うよりも、ヒーリングをしているように見えます。
ユウコさんはエネルギーもいろいろとなさっているので、解法とヒーリングを組み合わせていくと良いかもしれません。
このあと、何の話からだったか忘れたのですが、「絵」の話になり、ユウコさんが大学で絵の勉強をしていたと聞き、「アートセラピーも面白いですよ」と私。
私:そうそう、以前、簡単なアートセラピーを習ったので、それ、やってみましょうか。
★その記事
ユウコ:わあ、嬉しい! 本当にこの講座っていろんなこと、やるんですね!
いや、単なる思いつきです。笑
やり方はシンプルで、まず画用紙を用意します。
最近あった嫌なことを思い浮かべながら、好きな色(クレヨン、クレパス、色鉛筆など)を使って、その感情を画用紙いっぱいに、わ~っ!と書きなぐるのです。
面白いことに、このとき、黒やこげ茶色を使う人が多いようです。
私も黒を使いました。
描き終わったら、絵を見て、感じる「感情」を端っこに書き留めておく。
私が書きながら感じたのは「怒り」でした。
当時、職場の人間関係で悩んでいました。
そして、2枚目の画用紙に向き合った時、
このときの「感情」が「悲しみ」だったのです。
「どうして? なぜ私にそんな態度をとるの?」
3枚目は・・・。
「慈愛」
みんなが仲良くできたら楽しいだろうに・・・・
最後は。
「調和」でした。
そっか、私はみんなと調和したいんだ・・・。
こんなふうに表面でみえる「怒り」」も、掘り下げていくとまるでミルフィーユのように幾重もの層になっていたのでした。
ユウコさんはこのワークが気にいったようでした。
これは潜在意識の「感情」を「絵」に転写することで、解放しています。
さて、この日は、朝起きたときに「やらなくちゃ!」と降ってきたワークがもうひとつありました。
心理ゲームです。
思いつく「言葉」を16個リストアップし、そこから連想する言葉を導き出していきます。
最後にひとつの言葉に集約されます。
ユウコさんは最後の言葉が「宇宙」でした。
この日はユウコさんの今後のテーマにからめて、「宇宙の法則」の話をたくさんしていたので納得できるのですが、問題はナオさんです。
ナオさんの言葉は、「月」。
月・・・?
なにかしら?
リーディングしてみます。
すると、ここから思いもよらない展開になるのです。
(つづく)
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!