(つづき)
私がリーディングします。
森の中。小さい女の子が出てきました。
なぜか真っ黒です。
ナオさんは天使か女神のようないでたちです。煌々と光っています。
まるで光だけのエネルギー体なのかと思えるぐらい、眩しく光っています。
真っ黒の女の子は、光っているお姉さんをとても羨ましく思っています。
かわいそうに思ったナオさんは、その女の子に自分の光を分けてあげるのです。
本当はそれはNGなのです。
どんな人にも光の種があるのですから、それを見つけてあげれば、皆は自分で光を大きくしていくことができるのです。
本来、ナオさんの役目はそれだったのです。
自身はただ皆を照らしてあげるだけでよかったのです。
それなのに同情して自身の光を分け与えてしまったことで自分の光を一部失ってしまいます。
今世でその光を取り戻す必要があるのです。
その女の子もナオさんの光をもらったものの、周波数が異なるので自分の光にすることはできません。彼女もまたその光を返したがっているのでした。
解放のイメージを見ます。
頭の上に輪っかのついた小さな天使が飛んでいます。
あの真っ黒だった女の子です。
両手に光の衣装のような、反物のようなものを持っています。
これがナオさんに返す「光」の象徴なのでしょう。
ナオさんがそれをまとうと・・・。
え? びっくり!
ナオさんて、大天使?
なんとナオさんの背中に大きな翼がついています。
皆に光を分け与え続けていたので、あちこち羽が抜けてボロボロになっていたのですが、光をまとったことで、煌々と輝く見事な翼に復活しました。
森の中、見上げた空にあるのは明るい月。
月はただ優しく静かに森を照らしています。
月に照らされた森は、明るいところ、光が届きにくくて薄暗いところ、光の当たり方は様々ですが、それでいい。それが調和がとれた自然な状態。月はただそこで照らしているだけでいい。
(あなたも)そんな存在でいいのだよと。
実はその前夜、机の上に羽があるのを見つけて驚きました。
ちょうど、過去のブログを電子書籍化するために読み直していたのですが、その記事が「天使の羽」のところでした。
★この記事から24話も続くのです。
そうそう、そんなこと、あったっけ。
いろいろな人が「私も天使の羽が出ました!」って、次から次へと連絡をくれて。
一体何が起きているのだろうと。
過去の記事を読みながら、今にして思えば、私の羽はきっと羽毛布団かダウンジャケットから出てたにちがいないわ、と。
そう思った直後に、いかにも!という感じで、机の上、パソコンのそばに1枚の天使の羽。
偶然にしてはできすぎてるなあ、「ちゃんと天使はいるよ~」っていうメッセージなんだろうか? なんて思っていたところへ、翌日、このナオさんの「大天使」の解放です。
驚きました。
今なぜこの解放が出てきたのかとリーディングすると、「もっと天使を頼りなさい」でした。
そうそう、天使や妖精たちはどんなに人間をサポートしたくても、勝手に動いてはいけないルールがあるから、もっと人間の方からお願いしてきてねって、以前教えてもらったのでした。
さて、講座の翌日。
ナオさんから、「今、すごい解放がありました」とLINEが。
ワクワクして電話します。
聞けば、何気なくYouTubeの動画を見ていたら、
「自分を幸せになることを許している?」みたいな言葉があって、その時に「あー、自分はそこそこの幸せで満足しようとしているなぁ」と思ったそうです。
それをタロットで引いてみたら、
「大きな幸せでなくてある程度の幸せで満足しようとしているよ」
と。
で、「どうしたらいい?」と2枚目のカードを引くと、「解放」を示唆していたので、自分でイメージ誘導をしてみたそう。
森へ行くイメージ。
途中で蛇が出てきた。
行き着いたところは森ではなく、違う空間だった。
夜の町を遠くから見ている感じ。その町は炭鉱の町。
そこへ小さい女の子が歩いてきて、ナオさんの手を引っ張って、早く早くと、どこかへ連れて行こうとする。
ナオさんは、このままついて行って大丈夫なのかな?
マサコさんに相談したほうがいいのかな?
と不安になります。
で、もう1枚カードを引いてみます。
すると、「ハッピーエンド」を表わす幸せな絵柄のカードが出たそうです。でも、なんだか作りもので、表面上きれいなだけのように見えます。
ナオさんはしっくりきません。
これ、本来は4枚目に出るべきカードなんじゃないの?
「これが結論、ハッピーエンドだよ」っていうのは最後なのでは?
その前にまだほかのカードがあるはず。
(それを聞きながら、直感でそう思ったナオさんの能力はすごいなあと思っている私)
ナオさんは、「どうやって解放続けたらいいの?」と聞きながら、さらにカードを引きます。
すると、天使のカードが出たそうです!
メッセージは、
「昨日マサコさんに解放してもらったでしょ? あの天使の力を使いなさい」
ナオさんはとても驚いたそうです。
で、もう一度、先ほどの「解放」の場面に戻ってみました。
女の子に手を引っ張って連れていかれ、森を出て炭鉱を超えて、反対側の山の中の森のようなところに着きます。
そこは真っ暗です。
女の子はうつむいています。
ナオさんも不安になったそうですが、昨日の天使を呼んだら来てくれました。天使が現われたことで、周囲が明るく照らされました。
すると、女の子の足元が鎖で繋がれているのが見えました。
天使が来たにもかかわらず、明るくなったのは1メートル四方だけで、周囲は暗くて何も見えません。
そのとき、天使が花火を空に打ち上げて、辺り全体を明るくしてくれます。
それによって村が見えました。
その村には女性しかいません。しかも、全員足が鎖でつながてれているのです。どうもそれがこの村のしきたりのようです。
ここは女しかいないけど、みんな鎖で繋がれて生涯終わるんだよ、と。
天使が女の子の鎖を、「かわいそう」と言ってはずしてあげます。
しかし、山脈のような、山々全体に膨大な数の女性がいるので、全員の鎖を外すことはできません。
そのとき。
女性たちが、互いに隣の人の鎖を外し始めました。
まるでドミノ倒しのように、みんなで順々にはずしていきます。
女性全員の鎖が外れると、山全体が煌々と明るくなりました。
そして、その山脈の大元の場所に大きな黒い天使がいるのが見えます。その天使もまた鎖で繋がれているのです。
天使の鎖は錆びついて、かなり分厚い鎖になっています。
女性たち全員が光を送り続けると、だんだんサビが取れて鎖も細くなってきました。
最後に、その天使が自力で鎖を外すと、黒く覆われていたものが取れて、白い大天使になりました。
「これで大丈夫ですか?」とカードを引いたら、まるで今見た光景そのままのカードが出て驚いたそうです。
山々。解き放たれた人々。上に天使。
私:「なんで今日これを見たの?」ってリーディングした?
ナオ:しました。何だったっけ……。忘れちゃった。
この解放は(過去世ではなく)象徴だと思います。
大きい幸せを取りに行きたいのなら、この屍を越えていきなさい、私たちのこの積み重ねたものを超えていきなさい、みたいな感じがしました。
ナオさんは昨年春から講座にいらしていますが、最初のころ、よく口にしていたのが、
「女性は損」
「女だから我慢を強いられる」
「女だから幸せになれない」
「女だから・・・」
というようなテーマを持っている気がすると。
講座の回を重ねるごとにどんどん「解放」が進み、
★こんなことも!
だから今回の話を聞いて、その深いテーマを清算(=解放」できたんだわ! と思いました。
次の講座(2/17)にいらしたときに、
「森で出てきた天使と、山で鎖をはずしてあげた天使は別々ではなくて、同じ天使の一部同士だったんじゃないかと思いました」と。
解放によって統合された気がすると。
私は最初から、どちらの天使もナオさんに思えるのです。
鎖でつながれていたのは、「かわいそう」と言って皆に自分の光を分け与えた結果、光を失ってしまった部分ではないでしょうか。
ナオさんが言うように、統合されて、元の天使に戻ったのだと思いました。それはナオさん自身です。
それが証拠に、この「2/17」の講座のとき、ナオさんが天使のようにきらきらと輝いていて、顔には金粉まで出ているのです!
ナオ:前回、インナチャイルドーが職場でもちょろちょろしているって言ったでしょう? それが進化して、天使になっているんです。
今は部屋の上をふわふわ飛んでいます。
★そのときの記事
すごい、すごい!
本当に着々と人生が好転していますね~
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『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでナ言うよう言うようね!