2週間ほど前の話です。
生徒N美さんからLINEがきました。
N美さん、とてもユニークな方で、講座で習ったことを工夫して日常生活に取り入れています。
前回の講座でカードリーディングを教えたのですが・・・。
★そのときの記事
カードを使う前にコンコンと2回(ノックのように)叩いて、カードをリセットすると話したら、
「それを仕事中、請求書の束にもやってみました✨
今回は光もイメージしてみたので、この請求書を確認する他の担当者にも効果がありそうな気がしてます」って。
さすがです。笑
N美さんは講座を始めてもうすぐ1年になりますが、エネルギーにどんどん敏感になってきています。波動などもわかるようになったのです。
前回の講座のときに、仕事中、請求書の束を処理していたら、「請求書のエネルギー」を感じて疲れると言っていました。
正確には、「請求書を作成している人のエネルギー」でしょうか。
「ああ、忙しい」
「なんでこんなの、やらなくちゃいけないの」
など、請求書を作っている人の「思い」です。
光で浄化できるよ、とアドバイスしたら、上記のような報告がきたのです。笑
カードも、前回は「龍神カード」を買ったと言っていたのに、私のブログにタロットの話がたくさん出てくるので、タロットカードが気になり始め、購入し、チャレンジしているそうです。
さて、LINEの本題はカードではなく、別件です。
「先日見たテレビの影響かもしれませんが(南極に取り残されたワンコの話です)、ずっと悲しみが取れないのです😞
テレビを見た翌日には両腕に真っ赤な発疹が出てきたりして、昨年亡くなったチワワのMちゃんとの過去世のような感じはあるのですが、解放が必要とは思うものの、どうにも気が進まないので、まだ何も出来ていません…😓
象徴とかの解放でも大丈夫そうでしょうか?
筋肉反射でマサコさんに相談した方が良いと出たので・・・」
ああ、先日、南極に取り残された2匹のワンちゃん、タロ、ジロのドキュメンタリ-番組をTVでやっていましたね。
私は悲しくなるので観なかったのですが・・・。
N美さんの内容を読んだ瞬間に過去世が出てきました。
大正時代か昭和初期あたりだと思います。
N美さんは幼い女の子で、お姉さんがいます。
ある日、姉妹で捨て犬を見つけます。
スピッツのような白い子犬です。
家に連れて帰るのですが、お母さんから飼うのはダメと言われます。
それでも諦めきれず、近所の草むらのような所でその犬を飼い、お世話をすることにしました。
毎日食べ物を届けに行っています。
それをお母さんに見つかり、叱られて、姉妹が犬のところに行かないよう、毎日見張られているので、食べ物を届けに行くことができなくなりました。
姉妹になついていた犬。
つぶらな瞳を思い出すと悲しくて、切なくて。
食べ物を待っているだろうと思うと、申し訳なくて、罪悪感でいっぱいです。
解放のイメージは、お母さんに叱られて犬の所へいけなくなるまでは同じです。
犬は突然姉妹が来なくなり、寂しがっています。
あるとき、黒と白のブチの犬を散歩している人が、そばを通りかかります。
これまでは人間がそばに来るとこわいので、植え込みに隠れていたのですが、思い切って、「クゥーン、クゥーン」と鳴いてみました。
その声を聞いたブチの犬が植え込みに寄ってきて、飼い主の男性が子犬に気づきます。そして、1匹も2匹も同じだからと、その子犬をおうちに連れて帰ってくれました。
子犬は、ほんの一時期でも姉妹が世話をやいてくれたことで、人間にも良い人がいるのだ、自分のことを気遣ってくれたり、愛を向けてくれる人がいるのだと知り、思い切って助けを求めることができたのでした。
だから、姉妹にはとても感謝していて、あの時、人間でも犬に愛情を持ってくれる人がいるんだと教えてくれたこと、どうもありがとうと。
その後。
幼稚園か小学校低学年だった姉妹が、小学校高学年くらいになったときのこと。
道を歩いていると、向こうから男性がやってきました。
黒白のブチの犬とスピッツ、2匹の犬を散歩させています。
すれ違いざま、姉妹で、
「あの犬、昔お世話していた捨て犬と似ている気がするね」と会話をします。
犬にはちゃんとその会話が聞こえていて、心の中で「そうだよ、今幸せに暮らしているよ、あの時はありがとう」と言っています。
以上のリーディング内容をLINEで送り、ご自分で書き換えてくださいねと伝えると、
「書き換えました! Mちゃんがにっこり笑っているような気がしました」と返事がきました。
これは、N美さんの「犬を置き去りにしたこと」への罪悪感の解放でした。
「なにかすごくひどいことをしてしまったという気持ちはあったのですが、置き去りにしてしまった罪悪感だったのですね! 書き換えてほっとしました」と。
南極のタロ、ジロも置き去りにされたので、番組を観ているうちに当時の罪悪感がよみがえってきたのでしょう。
Mちゃんは、今世ではあのときと同じ姉妹に飼ってもらい、かわいがられて幸せでした。
もしかしたら今回の解放は、Mちゃんの配慮によるものだったかもしれません。
なぜなら、N美さんを私の講座に連れてきたのも、Mちゃんでしたから。
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『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでナ言うよう言うようね!