さて、先日生徒さんの過去世をリーディングしていたら、犯人は私だったという記事を書きましたが・・・。
たまたま4年前の記事で同様のものを見つけました。
〈過去世での腕の痛みを治す〉
過去世リーディングでは、原因不明の「痛み」を治せることも多いのです。
「ミラクルセラピー講座」を受講されている生徒さんは、講座中に数多くの事例に遭遇することになりますが、モトちゃんに関してはひときわ多い。
先日の講座では、1か月ぐらい前から右腕の付け根が痛くて痛くて、腕を回すこともできないと言うので、
「ほかにもあります? あればすべて解放して帰りましょうね」
と言うと、腰も痛い、膝も痛い、手首に力を入れると痛いと、次から次へと・・・。
じゃあ、まずは右腕からと、視線を向けた瞬間、
あちゃ~!
剣を振り下ろされてるよね~
切り裂かれてるよね~
しかも、たぶん、犯人は私・・・・
過去世リーディング開始です。
モトちゃんは、漫画に出てくるような美男子のかっこいい戦士。
モトちゃんの側近だった私は、次第に「敵の危険な思想」に染まっていきます。
そして、敵との戦いの最中、どさくさに紛れてモトちゃんの右腕に剣を振り下ろす・・・。
振り向いたモトちゃんが、犯人が味方の私だと知った時の、「なぜ?」という驚きの顔・・・。
血はつながっていないけれど、兄弟のように仲よく育ったのに。
「兄い(あにぃ)」は、かっこよくて、勇ましくて、剣の腕もピカイチで、国のリーダー的存在で、俺はどんなに頑張っても「あにぃ」のようにはなれない。
子供の頃、「あにぃ」はあこがれの存在だったけど、大人になった今の俺には嫉妬の対象でしかない。
その負の心に付け入るかのように、闇の思想が入ってきちまったんだよ。
右腕が使えなくなったモトちゃんは、左手だけで戦おうとしたけど、みんなに危険すぎると止められて、小屋に身を隠す。
皆が外で戦っている声を聴きながら、もう自分は何の役にも立たないと絶望的になり、短刀で自らの胸を貫く。
へっ!
「あにぃ」がいなくなって都合がいいや!
リーダーを失った今、若い子たちは側近の俺の言うことに耳を貸すからな。闇の思想をどんどん広めてやるぜ。
モトちゃんは空からその様子をみて、自分の行動を悔やんでいる。
参戦できなくても、生きて国を守るべきだったと。
「あにぃ」を自害に追い込んだことに対して、なんの反省も後悔もない私。
なんてひどい人・・・と思われたって、へっちゃらです。
その後もやりたい放題、好き勝手な人生を送ります。
ところが・・・。
その人生の最後を迎えるとき。
魂が肉体を離れる直前になると、人は今回の人生で起きたすべての出来事を走馬灯のように垣間見るのです。
しかも、そのときどきの出来事に関わった自分の気持ちだけではなく、周りの人たちが何をどう感じていたかまで、全部わかる・・・。
それにより、「後悔」や「罪悪感」、「自責の念」が芽生えます・・・・。
「あにぃ」の無念さ、悔しさ、悲しさ・・・。
その感情が手に取るようにわかります。
さて、このあと過去世の書き換えに入るのですが、実は、ここに大切な「人生のしくみ」があります。
魂の世界では、被害者であるモトちゃんの気持ちはリセットされます。
しかし、加害者が感じた「罪悪感」「自責の念」「後悔」などの感情は転生するときには持ち越されてきます。
これこそが人の「心の闇」の正体なのです。
ですから、これらの負の感情はどこかで「清算」する必要があります。
今回の講座中、解放に至ったのも、実はモトちゃんではなく、当時の私の感情を解放するためだったということになります。
ちなみに、書き換えをした瞬間から、モトちゃんの腕はグルグルと回せるようになりました。
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