その犯人は私です…(1) | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
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 本当です。読んでみてね。

さて、昨日は生徒N美さんのミラクルセラピー講座。

約1ヶ月ぶりですので、いつものように「何か(気になることなどが)ありましたか?」と聞くと……。

 

 

N美:2週間前から急に体に湿疹ができて痒くてたまらないんです。

 

 

首のあたりを見せてくださったのですが、かなりひどい湿疹で、まるで低温やけどのようになっています。

 

 

N美:あちこちに広がってきて、とにかく痒くて夜も眠れないんです。

 

 

私:筋肉反射で聞いてみたの?

 

(N美さんは筋肉反射の使い手なのです)

 

 

N美:病院へは行かなくて良いと言われたんです。原因は過去世だって。でも過去世を見てみようと思っても、うまくできなくて。

 


私:その時点で私に連絡をくれればよかったのに。

 


N美:「マサコさんに言うべきですか?」って筋肉反射で聞いたら、「ハイ」って出て、「すぐに連絡すべき」って。

でも、どうしても連絡したくなくて・・・。

 


そう聞いた瞬間に、彼女の顔に薬品をかけている魔女のヴィジョンが視えました。これ、きっと私だわ・・・。

 

 

N美:一週間経って、痒みが激しくなったので病院へ行ったら、「自家感作性皮膚炎」って言われました。

 


(体のどこかに何らかの原因で発疹ができ、これを掻くことで、離れた場所に新しい発疹ができていく)

 


病院で飲み薬をもらったけれど、もともと薬が好きではないので飲みたくないのだそう。

 

 

N美:なんとなく「薬品」という感じがするんです。



私:そう、薬品です。薬品をかけられた過去世があります。

犯人は私です。

連絡したくないと思ったのは、私が自らが犯人である過去世を視るのを気の毒に思ったからじゃないかしら。

 


その過去世を見に行きます。

 


魔女の時代です。

研究室のようなところに私とN美さんがいるのが見えます。

 

 

私は魔女学校の先生で、N美さんは卒業生で私の助手をやっています。20代半ばのきれいな女性です。

 

 

私はいつもイライラしてN美さんに厳しく当たっています。

 


なぜなら、実験がうまくいかなくて、「なぜかしら?」「これはどうしたらいいのかしら?」と呟くと、助手であるN美さんが「こうしたらどうですか?」「これを使ってみたら?」とアイディアを出してくれるのですが、それがいつも的を得ているからです。

 


私には長年培ってきた知識や経験値がありますが、彼女には持って生まれた才能があります。

 


そのことに嫉妬しているのです。

でも、認めたくありません。

先生という立場もありますし、プライドもあります。



あるとき、国からある薬品を作ってほしいと依頼されます。
が、試行錯誤の繰り返しで、納期が迫ってきても一向に出来上がりません。

 

 

このままでは間に合わない。

私の苛立ちはピークに達しています。

 


そんなとき、N美さんが「先生、ここを基本からやり直してみたらどうでしょう?」と……。

 

 

自分では思いもつかなかった盲点を指摘された私はカッとなり、

「うるさいのよ、あなたは!」

と、手に持っていたビーカーに入っている液体をN美さんのいる方向に投げたのです。

 

 

彼女との距離は2~3メールほどありましたが、飛び散った薬品が彼女の顎や首にかかりました。

 

 

「あっ!」と思わず手で顔をかばおうとした彼女。

私は自分の取った行動に呆然としています。

 

 

それでも、「すみません」と頭を下げるN美さん。

自分が情けなくてたまりません。

 

 

薬品がかかった部分はやけどのような跡が残ってしまいました。

私を責めることもしないN美さんを見るたびに、私はますます自己嫌悪と自責の念に苛まれていきます。



あなたは役に立たないとか気に入らないとか、なんらかの理由をつけてN美さんを辞めさせてしまいます。

 


私はその後教壇に立つ気力もなくなり仕事を辞めて家にこもり、何とかあの傷を消す薬を作れないものかと試みるのですが、その人生では作ることができませんでした。



この過去世をリーディングしながら、「なぜそんなにジェラシーを抱いたのだろう?」と疑問に思いました。

 

 

今世でも「教える」仕事をしていますが、才能のある生徒さんが次から次へといらしても別に嫉妬することはありませんし、むしろ、「すご~い!」と賞賛しています。

 

 

なのに、なぜこのときは嫉妬したのかしら?

原因を視にいきます。

 


ああ、なるほど。

私は国一番の魔女の家系に生まれています。
おばあさんも、お母さんも、みんなすごい能力を持っていますが、私はそこまでではないようです。

 

 

小さい時から魔術を教わっているので、学校に上がった頃は他の人よりもかなりの知識を持っていて、皆から「すごい、すごい」とちやほやされています。

 


しかし、年齢を重ね、皆がどんどんその知識に追いついてくると、才能のある子が目立ち始め、私は「特別な能力のある魔女」として見られなくなっていきます。

 

 

「あの家の子供なんだって」

「え、じゃあ、きっとすごい能力があるのね」

 

 

そういう世間の中で育ってきています。

子供心にも自分に祖母や母のような能力がないことはわかっていましたし、そのことにコンプレックスも抱いていました。

 

 

「世間の目」に合わせたくて一生懸命背伸びをしてきたものの、自分のことは自分が一番良くわかっているのですから、自身を認めることはできませんでした。

 

 

自分を認めていないので、他人をも認めることができません。

それは嫉妬や妬みという形で表れるのです。

 

 

自分を認めていないから、人を認められない。

自分を好きでないから、人を好きになれない。

自分を愛せないから、人を愛せない。

 

 

すべての原因はそこからでした。

 

 

講座で教えていても、最後はそこに行き着くのです。

 

どんなに能力があっても、

どんなにスピリチュアルを学んでも、

自分を認めていない、好きでない、愛せない人には大きな壁が立ちはだかっています。

 

 

逆にいうと、自分を認め、愛している人はこういう勉強をしなくても人生を楽しく生きていけるし、人とのコミュニケーションもうまくいくといっても過言ではないくらいです。

 


さて、中間世へと進みます。

 

 

人生にはシナリオがありますから、「なぜこの人生でこのような経験をしようと思ったのか」を聞いてみます。

 

 

すると・・・。

 

 

(つづく)

 

 

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