(つづき)
「何を学ぶための人生でしたか?」
人はそれぞれだということ
このときはそれを経験した。
書き換えを見に行きます。
祖母や母は魔女でしたが、父親は一般人です。
ロキングチェアに座り、パイプをくゆらせている姿が視えます。
シャツにベスト、ズボン。
遺伝子の研究か何かをしているのでしょうか。
大学教授か研究者のようにみえます。
私は母たちから魔法を習っています。
だちょうの卵のようなものを手にしていますが、失敗して床に落としてしまいます。
しかし、気にする様子もなく天真爛漫にきゃっきゃと笑っています。
祖母や母と同じようなことができなくても全く気にしていません。
それは、あるとき、父親がこう教えてくれたからです。
ある家に生まれた人だけにいつも才能があると不公平だろう?
だから、神様は皆が公平になるように、
「次はこの家に生まれた人に才能をあげよう。その次はこの家の人」というように、いろいろな家から才能のある魔女が出るようにちゃんと平等にしてくれているんだよ。
もしかしたら、父親は娘に母親たちのような特別な才能がないことを見抜いていたのかもしれません。
あるいは、自身が遺伝の研究をしていたことが関係していたのかもしれません。
いずれにしても子供だった私は素直に「そうなのか!」と思い、母たちに教えてもらった魔法を上手に使えなくても、コンプレックスを抱くことはありませんでした。
魔女学校へ上がると、最初のうちこそ私の知識量は皆に勝っていましたが、次第に皆が追いついてくると、才能が在る子は頭角を表わすようになってきて、私を追い越していきました。
でも私は全然気になりません。
神様は平等だと知っていますから、「あの子に才能を授けたんだわ!」と嬉しく思っています。
そして、心から「すごい!」とその才能を認め、賞賛しています。
国一番と言われる魔女の家に生まれたからといって虚勢を張るわけでもなく、屈託のないおおらかな性格の私はみんなと仲良くやっています。
卒業後は魔女学校にの研究室に残りますが、優秀な卒業生たちが助子として働いてくれるのでとても助けられています。
みんな楽しそうに研究を重ねています。
このストーリーに書き換えると……。
みんなで力合わせれば幸せだよ
というメッセージが降ってきました。
N美さんの能力の開き方はめざましく、最近いろいろなところにつながるようになったのできっとこの過去世が浮上したのでしょう。
私のリーディングを聞いている間も、N美さんは、
「マサコさんに自分のやったことを気にしてほしくなかった」
とずっと言い続けていました。
そのN美さんが過去世に重なってみえます。
優しくて純粋なあのときの助手の姿です。
私は泣きそうでした。
「あのときはごめんなさい」
書き換えたあとに、
「湿疹ができたのはこの過去世の解放が必要だったからですか?」と筋肉反射で確認してもらうと答えは「ハイ」でした。
ちなみに書き換え後、大元の湿疹の痒みはまだ残っていましたが、とひ火でできた湿疹の痒みは嘘のようになくなっていたそうです。
人はそれぞれ。
それをクリアすることは私の今生のテーマでもありました。
以前にも講座中、私が犯人だった過去世が突然浮上したことがあります。
3人の生徒さんが受講なさっていらしたのですが、そのうちのひとりがとても冷たい目で私を見ているのに気づきました。
おそらくご本人は無意識なのでしょう。
あまりにもその目が怖くて、過去世をリーディングしてみたのです。
そのときの記事
今は「解放」の時代ですから、このように講座中、私と生徒さん、あるいは生徒さん同士の過去世が出てくることも多々あります。
それは過去の感情を解放できるチャンスでもあります。
電子書籍はこちら。
⇒『過去世診療所』シリーズになっています。
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!