(つづき)
ハナさんの過去世を解放したにも関わらず、まだ講座に来れない感じがするというので、私も筋肉反射をやってみました。
ハナさんではなく、息子さんに関連する過去世があると出ました。
私:それは彼とユウコさん?
筋肉反射:いいえ
私:彼とナオさん?
筋肉反射:いいえ
私:彼とハナさん?
筋肉反射:はい
え? ハナさんと息子さんとの間に解放が必要なの?
ハナさんに連絡します。
「息子さんがハナさんをふたりの講座に行かせたくないみたいです。過去世、見てみてください」
しばらくすると返信が来ました。
「よく見えなかったのだけど、私と息子は兄妹? あるいは、とても親しい幼なじみだったのかな。
けれども私達の住む村を別の部族が襲い、略奪とか誘拐された村人の中に私が居て、離れ離れになってしまった。
そして10歳くらい? 彼は必死に戦おうとするけど村に火をつけられ亡くなってしまった。
別な村の部族を率いて来たのがユウコさん、ナオさんだったみたい。
ふたりとも青年かな?」
そうなんだ~。
だから、敵のところに母親のハナさんを行かせたくないのかな?
でも、先日、うちに来たとき、息子さんはユウコさんにとても懐いていたけど・・・。
あ、もしかしたら、あんなに帰るのが嫌で泣いてたって事は、ほかにも過去世があるのかも!
「さっきの過去世はハナさんと息子さんに対してユウコさんとナオさんが敵だったけど、逆バージョンがあるかも。
彼とユウコさん、ナオさんが仲間で、ハナさんが敵とか。
時間があるときに見ておきますね」とLINEすると、
「そうですか? 私は10/1に行ける気がしますが・・。
私じゃない方になにかまだある気がします…。
けど、過去世がよく見えません」
とハナさん。
そして、10/1当日。
あいにくの台風です。
「台風で雨風が強いので、講座の参加不参加、あるいは参加時間帯に関してはご都合で決めてくださいね~」とLINEしたところ、3分後にハナさんから返信がありました。
「台風はお昼ごろに接近だから講座に行けるな! と行く気まんまんで昨日思ってたんですけど…
夜中に息子がみぞおち部分が痛いと言うので…念のため病院へ行ってみますのでお休みさせて下さい。
今までそんな部分を痛いと言ったことがなかったので…」
ああ、やっぱり欠席なのですね。笑
「ハナさんを講座に行かせないために起きたことですから、病院へ行っても何もないと言われそうな気がします。ご報告をお待ちしております」と返信しながら、
こんなにドタキャンが続くのは、息子さんが「過去世を解放してほしい、気がついて」と言ってきているのかしら? と思った瞬間、以前お隣に住んでいた赤ちゃんが浮かびました。
あるときお隣に若夫婦が引っ越してきたのですが、そこの赤ちゃんが毎日悲鳴をあげるかのように泣き叫ぶのです。
さすがにおかしいと思い始めた頃、講座に来ていたユウさんが「『誘拐』って浮かぶけど?」と。
え? もしかして私に過去世の解放をリクエストしているの?
お隣からの悲鳴を聞くたびに過去世を視て解放していたら、あるときからピタリと泣かなくなったのです。
赤ちゃんは10~11ヶ月ぐらいだったのですが、ちょうど同じような年齢のときに怖い目に遭った過去世が次々と出てきました。
誘拐、生け贄等々・・・。
驚愕だったのは、ユウさんから「解放をしてもらうためにわざわざマサコさんの家の隣に引っ越してきた」と聞かされたときです。
そんなこと、あるの? と思いましたが、すでに5000~6000件以上過去世を解放しているので、過去の感情を持ち越していると今世がどれだけ生きづらくなるかを知っています。
今世のシナリオを遂行するためには、足かせになる過去の感情の清算は必須なのです。
そのときの記事です
今世は「赤い色」を体験したくても、過去世からの「青い色」が混ざってくると赤い色は濁ってきます。
そんなことを考えていたら、ハナさんの息子さんのみぞおちに黒い鉄球のような塊が見えました。
「ヒヒヒ・・・」と狡猾な笑いを浮かべている老婆(魔女)の姿も見えます。右手に長い杖を持って立っています。
ああ、息子さんの過去世だわ。
講座が終わってから続きを見てみよう。
3時間後、ハナさんからLINEがきました。
「 病院へ行ってきましたが、何ともありませんでした!(;´Д`)💦」
でしょうね~。笑
でも、よかった、安心です。
夜、ハナさんと息子さんに関わる過去世を視ます。
息子さんは一国の皇帝です。
魔女(=ハナさん)はその皇帝に仕えていて、国政などのアドバイスをしています。
皇帝は魔女にとても信頼を寄せていますが、魔女はこの皇帝の胸に黒い丸い影のようなものを埋め込み、密かにマインドコントロールしています。
皇帝はそのことに全く気づいていません。
体調が悪くなったり、自分の決めた方針がうまくいかなかったりと、常に様々な悩みや苦しみがつきまといます。
魔女はその様子を見てほくそ笑んでいます。
なぜこんなことをしているのかな・・・・?
ああ、さらにその前の過去世が出てきました。
当時ふたりは10才ぐらいの子供です。
息子さんは女の子で、ハナさんは男の子です。
ともに魔女のような特殊な能力を持っています。
能力的には同等のようですが・・・。
ふたりはその能力を使ってみんなを助けてあげたり、親切にしたり、力になってあげたりしています。
女の子の方はみんなが周りに集まってきて、まるでスターのように輝いています。
ところが、男の子の方は人助けをすると、皆が彼を崇拝するような形になり、まるで教祖のような立ち位置になっています。
皆を支配する形で助けているのです。
そして彼を含めて周囲の雰囲気は薄暗いイメージです。
彼はそれが不満でたまりません。
なぜ同じように人の力になっているのに、彼女だけがみんなに囲まれて煌々と輝き、自分は周りに人がいてもこんなに暗いのか。
自分ではその理由がわかっておらず、彼女をとても妬んでいます。
なるほど。
皇帝に生まれ変わった彼女を見つけた魔女は、当時の妬みから嫌がらせをしているのでしょう。
書き換えを見に行こうとしたら不思議なことが起こりました。
女の子が男の子の方へ近寄ってきて、三角形を「ハイ」と渡してくれたのです。
「ひとつ不足しているわよ」と。
女の子は三角形を二つ持っているのですが、男の子はひとつしかもっていません。
女の子から三角形をもらうと、もともと持っていた三角形とカチッと組み合わさり、男の子も煌々と光りを放ち始めました。
不思議な光景ですが、書き換えはこれで良さそうです。
魔女は皇帝をマインドコントロールしていたことに深い罪悪感を抱いていたのでしょう。
息子さんはそれを解放してあげるためにわざとドタキャンを繰り返し、わたしたちに気づかせるように仕向けていたのかもしれません。
さあ、これでハナさん、次回の講座には来れますよね?
・・・といういきさつがあり、10月21日、集合場所に現れたハナさんを見て、感激もひとしおだったわけです。
このときは、まさかこの後にすごい「解放」が待っているなんて知る由もありませんでした。
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