さて、先日のN美さんのミラクルセラピー講座の続きです。
この日の講座内容は「サブパーソナリティ」。
運転中、せっかちになる理由がわかったところで、
次は「過去世を見るのが苦手」なサブパーソナリティを呼び出してみました。
確かにN美さんを過去世へと誘導すると、いつも時間がかかります。
本人曰く、「なかなか見えてこない」「なかなか浮かんでこない」と。
しかし、筋肉反射もそうですが、過去世でも出てくるものはしっかり手応えのあるものばかりで、直感も強いし、能力的には十分にあるのです。
ですから、過去世を見るときだけ手間取るのは、なにか理由があるのかもしれません。
出てきたサブパーソナリティは男性でした。
N美:なんだかとても大きなエネルギーを感じます。とても大きなエネルギーの人。人・・・・・かなあ?
私:いくつぐらいの人ですか?
N美:・・・・年齢は不詳です。
私:その人はいつからN美さんの中に存在しているの?
N美:過去世から。
その過去世へ行ってみます。
N美:下に落ちていく。とにかく下に下にと落ちていく感じ。
ただひたすら落ちる感覚を味わっています。
私:こわいとか、不安とか何か感じているの?
N美:何もない。ただただ下に落ちていく。
私:落ちて、最後はどこにたどり着いた感じ?
N美:山が見えます。山が見えるところに着いた。
私:その後はどうなったの?
N美:小屋・・・? 小屋が見える。社(やしろ)がある。
私:そこへ何をしにきたの?
N美:山を見守る使命。人間の形はしていない。
私:(神様みたいな役割かな?)それでどうなったの?
N美:朽ちています。
私:え?
N美:小屋が朽ちている・・・。
私:なるほど、何かここに大きな解放があるのね?
N美:はい
でも・・・。
なんだかこれ以上立ち入ることができない予感があります。
私:それは、今日解放できますか?
N美:いいえ
私;やっぱりダメなんだ。笑
そのとき、N美さんが、
N美:狐のようなもの・・・、狐ではないんだけれども、狐のようなものがいなくなっている。
私:それは「眷属(けんぞく)」ね。神の使者です。
社は焼き払われたとか、焼き討ちにあったとか、そういう事はありますか?
N美:いいえ
私:その山にやってきて社を建てたんだけれども、何らかの理由があって眷属ともどもいなくなっているのね。そこに大きな鍵がある・・・。
でも、今はまだこの過去世を解放できないようです。
核心に触れてほしくない大きな「感情」が残っているのでしょう。
解放できる「そのとき」が来るのを待つしかなさそうです。
N美さんが、「先日足の付け根からお尻に向けて突然痛みがあった」と言うので、今度はそれを視ることにしました。
N美:私の友人にも同じようにお尻の付け根が痛いと言って、鍼に通っている人がいるんです。
私はすぐに治ったけど、その友人は1年前からずっと痛みが続いているんです。
私:鍼の先生はなんて言ってるの?
N美:座骨神経痛の一歩手前だって。でも、原因不明なんです。
私:ふうん? じゃあ、N美さん、筋肉反射で聞いてみて?
えっと、「それは彼女の過去世が原因ですか?」
N美:はい
私:あ、過去世なのね! それはN美さんと友人の2人に関わる過去世?
N美:いいえ
私:その友人だけの過去世?
N美:はい
私:N美さんは関係ない?
N美:はい
そのとき、N美さんが、
「私は今日マサコさんの講座があるから痛みが治ったんだと思いました」
私:え、そうなんですか?(と筋肉反射に聞く)
N美:はい
私:という事は、「その友人のお尻の痛みに関わる過去世を今日解放してね」と言うメッセージだったということね。笑
では誘導しますね。
(つづく)
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