(つづき)
さて、S美ちゃんの「自動書記」を目の当たりにした私は、「これ、Hikariさんにもできるかも!」と思いました。
で、1週間後の講座のときに試してもらいます。
過去世等の書き換えをする際、イメージが浮かびにくいと言うのですが、自動書記で「光・曼荼羅」を描けるほどの方ですから、「上」から降ろせないはずがありません。
まず、S美ちゃんのように、ペンと紙を用意してもらいます。
「イメージが見えにくいのはなぜ? その原因を数字や図形で書いてください」と言うと、ペンが勝手に動き、直接、文字で、「過去に関係がある」と書いたのです!
びっくり!
Hikariさんも驚いていました。
私:どんな過去ですか?
(自動書記):「昔、何かがあって、それを見たくないから」と書く。
Hikari:それは何?
ガイドが「昔、火事があったときの恐怖。炎が迫ってくる映像が心に焼き付いている」と答えてきました。
そう、Hikariさんは自動書記もできますが、ガイドの答えをダイレクトに受け取ることもできるのです。
Hikariさんが小さいころ、近所で火事があったそうです。火の粉が自宅の方にも降りかかってきて、幼心にすごく怖かったそうです。
そのときの燃えさかる炎が脳裏に強烈に焼き付いているようです。
私:だから、「映像で見る恐怖」があるんですか?
自動書記:はい
私:その感情を数字か図形で書いてみてください。
自動書記: 9
私:どうやって「9」を消せばいい?
ガイド:自分の潜在意識の中で9の数字を出して、溶かす。
私:では、やってみてください
(Hikariさんがその通りにする)
私:これでOKですか?
ガイド:大丈夫
私:ノートに書いた「9」はどうしたらいい?
ガイド:見えないようにしたほうがいい。
私:(Hikariさんに)では、塗りつぶして下さい。
「イメージが見えない」原因を解放したので、もう過去世をイメージできますか?
自動書記:もう少し必要
私:まだ解放すべきことがあるんですね。
では、それを紙に書いてください
Hikari:「こうだと思い込んでいた、今までの凝り固まった考えを手放すことが必要」ときます。
私、以前からいろいろとやってみても、例えばヒプノのCDを聞いても、過去世が見えなかったので、自分にはできないんだと思い込んでいるんです。
私:では、その気持ちを紙に書いてください
Hikari: 「〇(丸)」がいっぱい出てくる・・・・
なんと、紙に12個の「〇(丸)」を描いたそうです。
私:(ガイドに)さっきみたいに、ヒーリングで溶かせばいいですか?
ガイド:そう、全部溶かす。
私:では、そうしてください。
Hikariさんが溶かすのを待ってから、
「今、12個の「〇(丸)」を消去したので、「〇(丸)」の代わりに何かハートチャクラに入れるとしたら、どんな数字や図形を入れたらいいですか?」と聞いてみます。
Hikari: ∞(無限大)のマークが出てきました。
私:では、「それを入れる」と意図して、ハートに入れてください。
(間)
(ガイドに)これでOK?
ガイド:これで大丈夫
私:では、イメージができるようになったと思いますので、誘導しますね。
このとき、ふと、「宇宙」のヴィジョンが視えたので、「宇宙をイメージしてください」と伝え、以降は、降ってくるままに誘導を続けます。
私:その中にひときわ輝く星があります。
Hikari:北極星です。
私:では、北極星に近づいていってください。
そうすると、北極星から光の玉がポンと飛び出してきます。
その光の玉が割れて、中から曼荼羅を抱えたHikariさんが出てきます・・・・。
私:(そのHikariさんに聞く)。どうして今生で曼荼羅を描くと決めてきたの?
Hikari:(少し涙ぐみながら)、これが私の役目だから。
この曼荼羅で皆を救いたいと思っている。
私:「救う」とは?
Hikari:昔、(注:過去世のとき)いじめられて苦しかった。自分の居場所がなかった。この曼荼羅があれば、みんなが助かる。
私:誰かがあなたに、「曼荼羅が助けになる」と教えてくれたの?
Hikari:白いひげのおじいさんが教えてくれた。曼荼羅を描くことで救われた。癒された。
私:だから、地球に降りてきて、(同じように)曼荼羅で皆を救おうと思ったの?
だから、今生で(曼荼羅を)自動書記で描けるんですか?
Hikari:そう。
私:たまたま私が「魂の設計図」って描けますか? って提案したのですが、これは最初からシナリオで決まっていたんですね?
Hikari:そう。
まず、エネルギーを勉強して、自分の魂を成長させて、それから曼荼羅を描くことになっていた。
自分の魂を上げることで、「上」の高いエネルギーと共振共鳴できるようになって、曼荼羅を降ろせるから。
私:「魂の設計図」はまだこれからバージョンアップするというか、そんな感じがするのですが?
Hikari:今からちょっと変わっていく。今が節目。これからまだ変わっていく。
私:なぜ曼荼羅があると救われるの?
Hikari:曼荼羅から光のエネルギーが出ているので、元気になれる。
私:そのエネルギーを受けると、具体的に何が起きるの?
Hikari:自分に必要な振動が起きて、(自分の)光をパワーアップさせることができる。
自分がもともと持っている光が小さくなっている場合、それを元の状態に戻してあげることができる。
光が小さくなる理由は、マイナスエネルギーが覆いかぶさっているから。
曼荼羅はそのマイナスエネルギーを取り去って、元の光の状態に戻す作用を持っている。
私:メンテナンスみたいな感じ?
Hikari:そうとも言える。
「魂の設計図」は(魂のおおもとの)一番良い状態(のエネルギー)で構成されているから、これを使うと、ヒーリング効果が大きい。
なるほど・・・・。
「過去世のイメージを視るのが苦手」という思い込みを解放したので、早速、練習してみます。
娘さんとの過去世、
お孫さんとの過去世など、3回連続でやってみると、どれもばっちり視えました!
自身の「想い」が現実を創るので、
自分で「これは苦手」「私はこれができない」と想ったり、決めつけたり、思い込んでしまうと、現実はその通りになります。
ということは、逆にその「思い込み」を変えれば、現実はいとも簡単に変わるということです。
私が「心のデトックス1day講座」や「ミラクルセラピー講座」で教えているのも、その原理と技法です。
数年前の講座中、「膝を崩して座ってね」と言ったら、「私、子供の頃から右座りはできるけど、左座りはできない」と言った生徒さん
がいました。
(できる)
(できない)
「わ~! なせだろう?」とリーディングをしてみたら、胎児のときの場面が出てきたのです。
胎児は、「私は右を向くことはできるけど、左を向くことはできない」と思っています。
なぜなら・・・!
左には、双子のお姉ちゃんがいたからです!
40代のその生徒さんは、胎児のときからずっと「左は向けない」と思い込んでいたゆえに、左座りができなかったのです。
こんなところに理由があったなんて、驚きでした。
そして、「思い込み」を書き換えると・・・。
5分後には、人生初の「左座り」ができたのです。
このように、すべてのエネルギーは「自分の意図」で動くのです。
ですから、意図、思い込みを変えれば、現実は変わるということです。
もちろん、上記の生徒さんが、「書き換え」ても、
「こんなことで右座りができるようになるわけがない」と否定したり、
「本当にこんなことで変わるの?」と半信半疑であれば、現実は変わらないのです。
なぜなら、「否定」や「半信半疑」が現実を創るからです。
「信じる者は救われる」ということわざに帰結しますね。笑
信じる者は救われる、信じない者は救われない。
どちらも自分の選択なので、どちらでも良し。
・・・・と私は思っているのです。
さて、Hikariさんは、「自動書記」でさまざまな答えを「上」から降ろすという能力に目覚め、ここからさらに面白い出来事が起こり始めます。
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