解放の時代(5)のつづき
潜在意識の中の、
ネガティブな感情(A)をポジティブな感情(B)に置き換える・・・
これを脳科学的に言うなら、
「過去の記憶の書き換え」ということになるかと思います。
新しい記憶は、海馬で「短期記憶」として保存され、
容量がいっぱいになると、
大脳皮質へ転送されて、「長期記憶」として保存されるのだそう。
まるで、パソコンみたい・・・(笑)
容量がいっぱいになると、サーバーへ移動する。
昨年、NHK教育テレビを見ていたら、
記憶をスイッチさせる実験を紹介していました。
マウスを小部屋に入れ、足に電気ショックを与えて、
「嫌な記憶」を作る。
このとき、反応した脳神経細胞を標識して、
判別できるようにしておく。
その後、再び小部屋に入れ、
「嫌な記憶」のある脳神経細胞を刺激しながら、
同じ部屋にメスのマウスを入れて、1時間ほど一緒に遊ばせ、
楽しい体験をさせる。
すると、「嫌な記憶」の脳神経細胞群が、
「楽しい記憶」にスイッチしたのです。
重要なのは、
単に楽しい体験をしたからスイッチしたわけではないという点。
「嫌な記憶」の部分を活性化させながら、
同時進行で「楽しい体験」をさせることでスイッチが起こる、
というのがポイントなのだそう。
これを見て、
あ
ネガティブな感情(A)をポジティブな感情(B)に置き換える原理と
同じ!と。
サバを食べてあたった場合、
もう一度「サバを食べる」という同じ体験を通して、
今度は「あたらない」というポジティブな感情を抱かせることにより、
感情記憶を置きかえます。
大脳皮質からその記憶をピックアップして
新たな体験をさせて、
海馬に「違う感情」として記憶させなおす・・・。
で、この「記憶」には、「今生」だけでなく、
「胎児期」や「過去世」の記憶も含まれるのです。
以前、こんな例がありました。
講座中に、絨毯の上に座っている生徒さんに
「膝をくずしてね」と言うと、
右座りはできるけど、左座りはできない」と。
しかも子供の頃からずっと。
面白いので、リーディングしてみると、
赤ちゃんが出てきて、
「お母さんのお腹の中にいます」と。
彼女は双子だったのだそう。
で、右は向けるけど、
左側にはもうひとり赤ちゃんがいるわけです。
「左は向けない」という体験をして、
その記憶が大脳皮質に残っている・・・
これを潜在意識下で書き換えると、、
なんと5分後には左座りができちゃった!(笑)
本日の目黒川。桜の花びらで埋め尽くされています。
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