(つづき)
2020年1月11日の講座中に起きた出来事です。
生徒Bさんに、
「過去世の解放はたくさんやってきたので、今後はインナーチャイルドの癒やしに重きを置くといいかも」と話すと、
「夜寝るときはいつもパペットを抱いて寝ているけど、仕事で疲れてすぐ眠ってしまうので、話しかけたりする時間はとれない」と。
う~ん、そうかあ・・・・
私はパペットを右手にはめてBさんに向け、
「それでも、やっぱり話し続けるしかないよね~」と言ったのです。
その瞬間・・・・・
パペットが「意思」を持って動き出し、Bさんに、「はい、目を閉じて!」と。
驚く私をよそに、パペットは勝手に話し続けます・・・・。
「氷の柱をイメージして?
いろんな過去の感情が氷の柱に図形や数字で残されているから、それを見て?
そして、それをキャンドルの火で溶かして?
溶けていくのを確認してね、見届けて」と。
辻麻里子さんの本、『6と7の架け橋』の中に出てくる「氷の柱」。
その柱に刻まれた線や図形は、「凍りついた記憶」です。
過去の出来事に伴って生じた負の感情が閉じ込められているのです。
「凍りついた記憶」は光へ昇華させることにより、溶かすことができるそうです。
パペットが急にその話を持ち出したので、私は呆然・・・。
そうか、今までは「過去の記憶」を、あえて象徴や過去世として3次元的に取り出し、書き換えていたのですが、
パペットは5次元の図形のままで溶かして、と言ったのです。
3次元に起きた出来事に関わる「感情」「記憶」は、5次元的には数字や図形という形で残されているそうです。
なぜ数字や図形なのかというと、「悲しい」「嬉しい」などの感情は、人によって「概念」が違うけれども、数字や記号ならば誰が見ても同じ概念だから。
つまり、それらは多次元における共通言語だから、ということらしいのです。
長く保存させるために「冷凍(=5次元)」した食品をわざわざ「解凍(=3次元)」して使うのではなく、冷凍のまま使って、という感じでしょうか。
まさに目から鱗でした・・・・。
過去世の解法に関しては、いくらでも手助けができるのです。
でも、インナーチャイルドを癒やすこと、視点を変えて言うなら、自分を認めること、自分を愛することは自身でしかできません。
どんなに周囲の人やセラピストが、
「あなたすごい人だよ」と認めても、
「あなたが大好きだよ」と言っても、
本人が
「私は自分が好きじゃない」と言い続ける限り、氷の柱を溶かすことはできないのです。
ユウさんのタロットでも、
「氷の柱は自分で溶かすしかないのです。
インナーチャイルドを癒す壁は、その人自身が気付きを得て自分自身で癒す必要があり、人によって癒しにかかる時間は違います。
インナーチャイルドの癒しは、日々自分で行う必要があります。
これは簡単に出来る事ですが、それを人がやらないのは現状の変化を嫌う為です。
肯定系での解放も有効です。これはハッピーノ-トと同じような働きです。
「私は自分が大好き、これを阻害するものは何?」で解放して下さい」
と言っていました。
「自分を認め、自分を愛すること」こそが6から7へ行くための要件なのです。
ですから、氷の柱に刻まれた数字や図形を溶かすことが必須なのですが、わざわざ3次元的に取り出さなくても、そのままの状態でできるのだとしたら、なんて簡単
しかも・・・
(つづく)
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