(つづき)

そこにはある人生が映し出され、置き去りにされた悲しみなどの感情が渦巻いている。
映像が変わり、今度は、その人を置き去りにした相手の映像になった。
そして、なぜ、その人を置き去りにしたかという事情が、そこには映し出されている。
ひとつの現象も、立場を変えていろいろな角度から観察することによって、見えてくることがある」
角度を変えて見る、
つまり「視点を変える」「見方を変える」
これがポイントのような気がします。
私の講座でも、以前は、
①過去世を視て、②書き換える
の2ステップでしたが、
今は、
①過去世を視て、
②中間世(魂の世界)に戻って、なぜ①のシナリオを体験しようと思ったのかを見て、
③(②を踏まえて)書き換える
の3ステップで行っています。
人生を修行ではなく、単に「体験」のためだと捉えるなら、「なぜ自分がそのシナリオを体験しようと思ったのか」が鍵となります。
「そうだったのか!」と気づいた瞬間、自らが光を放ち、過去の凍りついた感情は溶けてゆきます。
そして、愛も深まるように思います。
10年前、ヒプノセラピーの勉強を始めた頃に躓いたのは、結局ここが問題だったのだと思います。
過去世を視ても、なんら変わらない。
いくつ見ようとも。
ああ、自分にはこういう過去世があったのかと思うだけ。
もう一歩進み、「上」から
「過去世を書き換えればよい」「これからはこの手法が必要な時代になる」と言われ、確かに書き換えることで過去の感情が消え、楽にはなりました、。
しかし、その手法を教えていく中で再び躓き、「人生のしくみ」や「宇宙のしくみ」「魂のしくみ」などを知ることこそが大事だと思い始めたのです。
たとえば、こんな具合です。
①悲惨な戦いの過去世を経験した魂に
②あの世で、「なぜ、このような体験をしようと思ったの?」と聞くと、「愛を学ぶため」と答え、
③それを踏まえて書き換えると、戦いで命を落としたのち、今度は人々に光を与える役目を担い、煌めきながら転生していく。
単に「戦い」は悲惨だった、悲しかった、
ハイ、では書き換えてその悲しみを消しましょう、
だけでは魂の成長がないのです。
「視点」が変わっていないからです。
戦争は確かに悲惨なものだった、
でも、それを体験した自分は、人は愛し合いながら生きることこそが尊いのだとわかった、
だから、次は人々に光を与える仕事をしよう・・・・
「戦い」に対する「視点」が変わります。
「何を学んだのか」が大切ですから、それは宝として残し、その学びのために味わった「感情」はもう光へと転換させて、消去します。
こうして魂は成長していくように思います。
ついでに言うなら、
以上の原理により、
過去世での悲しい出来事を「なかったことにしてしまう」のはNGです。
単純に「戦いはなかった」「戦いを体験しなかった」に書き換えるのはよろしくない・・・。
学びたかった体験そのものを消去してしまうことになるからです。
自分が何を学びたくて
その体験を選択したのか。
魂が求めているのは、その気づきではないでしょうか。
さて、Yokoさんの糸掛け曼荼羅について、
曼荼羅の中になんらかの「図」をいてれみてはどうだろう?
そうすれば「氷の柱」に対応できるのでは?
いろんな数字や図形に対応させて、光の道へ進む手助けになるのでは? という話になりました。
ユウさん:曼荼羅の周囲に三角形ができるとしたら、真ん中に六芒星かな? 六芒星も△(三角)だから、呼応をする、共鳴するよね?
Yoko:細胞も△(三角)でできてるって。
「素粒子は三角から始まっている」って、ネットで読んだ。
△(三角)同士は共振共鳴しやすい、おおもとが三角形からできているからって。
そのとき、あるヴィジョンが視えました。
私::空が全部三角形のパズルになっていて、
上下に振動しているのが見える。
曼陀羅の中を六芒星にするのは、バランスを取るため?
六芒星は△(三角)が2つだから、出口と入口、つまり、3次元と5次元をつなげる間でバランスを取る?
ここで、Yokoさんのガイドが、
「ほかの人にもいろいろ聞いたほうがいい」と言ってきたので、曼荼羅についての話はここで一区切りとなりました。
そして、この数週間前に私が「晴明神社」へ行ったときの話になったのですが・・・。
実は、これもまた「宇宙時計」と関係していたことが後になってわかるのです。
(つづく)

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