(つづき)
ある有名な霊能者の方の本を読んだとき。
気の合う人とだけ付き合っていても、人間は成長できない。
気の合わない人と付き合うことで、成長できる。
らしきことを書いてあったのです。
落とし穴というのはこういうことです。
精神世界に興味を持ったとき、
自分は普通の人なので、
「目に見えない世界」のことはわからない。
なので、
「その世界が見える」人の言うことを信じてしまう。
その言葉を信じる
⇒気の合わない人と付き合うことは人間的成長につながると「思い込む」
⇒発振される
⇒気の合わない人が現れる
⇒波長が合わないから苦しい
⇒我慢する
⇒ストレスが溜まる
宇宙は淡々とこのサイクルを現実化するのですが、
つらくても、苦しくても、ストレスが溜まっても、「人生は修行なんだから仕方がないと思っている」わけです。
で、修行と思う⇒発振⇒共振⇒現実化・・・
エンドレス、エンドレス・・・・笑
このサイクルを突破したときの経緯を書いた記事がありました。
奇しくも、生徒さんが同じことを言ったのです。
精神世界の落とし穴は、
「見えない世界」から情報を取ってきた人が、
「自分なりの解釈」をして、
「自分なりの言葉」で伝えることです。
高次元の情報を3次元の言葉に置き換えるので、その人のフィルターがかかり、100%正確には伝えられないのです。
さらに、それを聞いた自分も
自分なりの解釈をしてしまいます。
もしかしたら、
「嫌いな人と付き合うことは人間を成長させますよ」と言っているだけかもしれないのに、
「そうか。だから、嫌いな人とも付き合わなければいけないんだ」と勝手に思い込んでしまうとか。
あの「伝言ゲーム」と同じです。
伝えていくうちに、語彙や内容が変わっていってしまいます。
子供の頃、テレビで伝言ゲームをやる番組を観ていて、いつも不思議に思っていました。
一字一句、正確に伝えていけばいいのに、なぜ人は内容を自分の言葉に置き換えてしまうのだろう?って。笑
たとえ同じ情報をキャッチしても、それを伝える人によって「言葉の選択」が変わります。
精神科医の越智啓子先生は、輪廻転生する人間のしくみを「体験しているだけ」と表現されていました。
「何度も生まれてきて、たくさんの体験をしているだけ。だから、起きることはすべてブラボー!」と。笑
「修行のために何度も生まれ変わる」だと重苦しいけれど、
な~んだ、ただただいろんなことを体験しているだけなのか。
起きることはすべてそれでいいんだ、ブラボー!
と思えたことは、私の人生を本当に楽にしました。
「修行」をやめたからです。
努力の先に成功があるとか、
歯を食いしばって頑張ろうとか、
な~んにも思っていません。
あ~、私、そういう難しいのは、無理無理~!って、神様にも言っています。
講座も、私の能力では、誰でも受け入れるのは無理だから、「粒揃いだけでお願いしますね~!」って。
優しくて、
愛があって、
魂レベルが高くて、
人の悪口も噂話もしなくて、
楽しい人!
って。
なので、いつも粒揃いの生徒さんが集まります。



そう「思う」ことにしています。
口にもしますが。
思う⇒発振⇒共振⇒いい人がくる!
これこそが「引き寄せの法則」であり、「思考が現実化」する原理です。
誰かの言葉を鵜呑みにして、「そっか!」と思った瞬間からその周波数を自分が発振していることを心に留めておいてくださいね~

本当は誰かの情報を聞いたときに、
「そうなの?」って、
自身の潜在意識(=目に見えない世界)に確認する作業が望ましいと思います。
だって、すべての答えは自分の中にありますから。
そして、情報を取りに行く場所は、誰が行っても、同じ場所なのです。
図書館へ行けば読みたい本があるのですが、図書館へ行く道を知らないので、代わりに道を知っている人に行ってもらっているのです。
でも、100%自分が望んでいた本を持ってきてくれるとは限りません。「(その人が)こういうのがいいかなと思った」本を選び、手渡してくれます。
令和の時代は、誰もが望めば「道」を教えてもらえるようです。
潜在意識を上手に活用して、自分で答えを受け取り、人生を楽しく自分らしく生きていきましょう!



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