昨日Bizコンパスに寄稿したカールの記事が早々にランキング1位を獲得しました!
お読みいただきましたみなさま、どうもありがとうございました!m(_ _)m
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突然の東日本での販売休止の発表を受け、全国的にカールが入手し難い状況が続いています。
8月の生産分をもって、東日本では店頭にカールがお目見えすることはなくなるわけですが、再び全国で販売される日はくるのでしょうか?
我が家の買い置き3大スナック菓子に堂々入っていたカールが気軽に手に入らなくなることは、古くからのカールファンの私にとっては非常に悲しいことなので、100円のカールを1000円で売る方法など考えて、再び全国区となることを願いました。(笑)
Bizコンパスで是非ともお読みくださいませ!
『東日本で販売終了「カール」を全国区に戻す鍵とは?』
■2017年度も低調な売り上げが続く大塚家具
6月に入り、大塚家具の2017年5月の月次売り上げが公表されました。
出典:大塚家具 月次情報 http://www.idc-otsuka.jp/company/ir/getsuji.html
5月の前年同月比の売り上げは90.3%と、前年が53.8%と大きな落ち込みだったにもかかわらず、その低調な前年の売り上げを上回ることができないという不満の残る結果となりました。
今期はここまで前年同期比で平均90%程度の売り上げ水準で推移しており、このままのペースで6月を終えるとすると、半期決算では売上高200億円程度に留まり、営業損失は20億円に達することが予想されます。
大塚家具の今半期の予想が売上高240億円で営業利益が5億円のマイナスですから、6月に前年同月比170%といった大幅な売り上げアップを果たさなければ、8月の半期決算の報告の際には2017年度決算の下方修正は避けられない事態に陥るでしょう。
このように相変わらず業績が上向く気配の感じられない大塚家具ですが、今回は2017年第1四半期の決算書をもとに、財務面から分析を行っていくことにしましょう。
■バランスシートから浮き彫りとなる大塚家具の危険度は?
まず、チェックしていきたいのはキャッシュです。企業はキャッシュが底を突いた段階で“ジ・エンド(倒産)”ですから、十分な水準のキャッシュを確保しておく必要があります。
大塚家具の2017年3月31日時点のキャッシュ残高は25億円です。
昨年度末の残高が38億円なので、ここ3ヶ月で13億円も減少していることがわかります。
この25億円というキャッシュ残高は、売上高の1ヶ月分にも満たないということを踏まえれば、赤字が毎月続く現状ではやや心許ない水準といえるでしょう。
続いては借入金を見ていきましょう。
銀行からの借入金があると、返済期限に一括返済が求められた時に相応のキャッシュが準備できなければ、いくら企業は黒字を計上していても“サドンデス(突然死)”となります。
特に大塚家具は赤字企業なので、借入残高とその水準には注意を払う必要があります。
ただ、2017年3月31日現在では、借入残高もなく、銀行からの融資枠も30億円に設定されているということなので、資金調達面では今のところ危機的状況にはないといえるでしょう。
■損益計算書から大塚家具の現状を分析する
それでは、次に損益計算書から大塚家具の現状をチェックしていきましょう。
大塚家具の2017年第1四半期の売上高は102億円となり、前年同期比8.2%の減少となりました。
売上原価は売上高の減少に伴い、2億円ほど少なくなっていますが、原価率は48.38%と前年同期比2ポイント以上高くなっているのが気になります。
また、販管費もリストラを行って経費削減に努めた結果、前年同期比5億円以上少なくなっていますが、売上高比で見てみると1ポイント程度高くなっています。
経常利益は16億円の赤字に沈み、保有株式の売却で8億円の特別利益を計上した結果、税引前当期利益は8億円の赤字に留まりました。
バランスシートの投資有価証券を見ると、簿価にして15億円程度の株式を売却して利益を捻出していますが、いまだに40億円弱の投資有価証券が計上されています。
日経平均株価が2万円前後と高い水準で推移する昨今、恐らく相当の含み益がある株式を保有していることも十分に考えられますので、いざという時はこの投資有価証券を売却して、一時凌ぎに充てることもできるでしょう。
以上、大塚家具の月次セールスリポートや第1四半期の決算短信を分析すれば、相変わらず業績的には非常に厳しい状況が続いていますが、資金繰り的にはまだ余裕があるため、首が回らなくなる前に次々と手を打って業績の回復に努める必要があることがわかります。
■大塚家具が復活する鍵となるのは?
現状の大塚家具には様々な問題が山積していますが、まずは“骨肉の争い”で悪化したブランドイメージを回復すること、そしてターゲット顧客をしっかりと定めてマーケティング戦略を組み立てることが求められます。
最近のメディアをチェックすると、大塚家具自体の露出度が極端に減り、イメージが悪化した状態で多くの消費者の記憶の隅に追いやられていることが考えられます。
このような状況では、店舗に集客して売り上げアップを図ることは難しいと言わざるを得ません。
そこで、ターゲット顧客を明確にしたうえで効果的にアプローチして売り上げにつなげていく必要があるのです。
費用対効果を考えるなら、ネットから顧客を店舗に来店させる流れが重要となってくるでしょう。
そこで、大塚家具には800名を超えるスリープアドバイザーやインテリアアドバイザーが在籍しているという独自資源をフル活用して、ネット上で専門家による情報を提供したり、お悩み相談を受け付けたりして、ネット、もしくは店舗経由で売り上げを上げるという『オムニチャネル』の実現が復活の鍵を握るのではないでしょうか。
一旦、傷ついたブランドイメージを回復するのは並大抵の努力では難しいですが、真摯に顧客と向き合い、顧客のニーズに徹底的に応えるという姿勢を示すなら、マクドナルドが数々の不祥事で危機的状況に陥ったところからV字回復を成し遂げたように、大塚家具も復活を果たすことは決して不可能なことではありません。
今後の大塚家具の奮起に期待したいと思います。
タカノフーズが販売する「すごい納豆 S-903」の出荷数量が、わずか3カ月で1500万食を超えたそうです。
http://www.sankei.com/life/news/170614/lif1706140019-n1.html
3パック入りで税込み213円と高価な納豆の部類に入ると思いますが、なぜこのような爆発的なヒットを記録したのでしょうか?
その理由は、『インフルエンザ予防効果や花粉症の症状を緩和する効果のある納豆菌』にあります。
つまり、「すごい納豆 S-903」を食べれば、インフルエンザを予防したり、花粉症の症状を緩和できたりする可能性があるということです。
通常、納豆は“おいしさ”という個人の感性に訴えかける商品ですが、切り口を『機能性』に切り替えることによって、爆発的に売れたということになります。
競争のない“ブルーオーシャン”を切り開くための一つの方法として、『感性志向と機能志向を切り替える』がありますが、まさにおいしさという感性志向を追求するのではなく、インフルエンザの予防や花粉症の症状の緩和という機能志向を追求することによって、「すごい納豆 S-903」は想像をはるかに超える売り上げを記録することになったのです。
あなたの会社の製品も、感性志向であれば機能志向へ、そして機能志向であれば感性志向へと切り口を変えてみてはいかがでしょうか?
そうすれば、予想もしないヒットにつながることもあるでしょう。
画像出典:タカノフーズホームページ
マクドナルドが、6月14日から、ハンバーガーメニューに100円を追加すると主な具材が倍になる『夜マック』を愛知、岐阜、三重の3県で開始したというニュースが流れました。
東海地方はボリュームの多いハンバーガーを夕食で利用する人が多いので、取り敢えず実験として3県の全278店で毎日午後5時から閉店まで『夜マック』のサービスを提供するそうです。
その結果をモニターしてから、効果が認められれば全国展開を視野に入れているのでしょう。
『夜マック』では、定番のハンバーガー16種類すべてを対象に、100円プラスすれば肉などの量が2倍になるとのこと。
イメージ的にはとてもお得に感じますので、来店客数や客単価の向上に貢献するのではないでしょうか。私も東京で実施されていれば、少なくとも一度は利用したと思います。
この『夜マック』が全国展開されるかどうかで、マーケティング戦略の成否がわかりますね。
大手回転寿司チェーンで唯一苦戦するかっぱ寿司が打開策として、試験的に20店舗で食べ放題を実施するというニュースが昨日報道されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170612-00000042-zdn_mkt-ind
お寿司の他に、サイドメニューやデザートなど80種以上が70分間食べ放題で、価格は男性1580円(税別)、女性1380円(税別)だそうです。
お寿司の食べ放題とは魅力的に聞こえますが、回転寿司で1580円、1380円の価格設定は微妙ですね。
男性であれば16皿以上、女性であれば14皿以上食べなければ、通常の1皿ごとの会計の方がお得な計算になります。
私自身、回転寿司で16皿も食べた記憶はないので、一瞬お寿司食べ放題のニュースにワクワクしましたが、冷静に考えたらあまりお得なオファーではなく、もし近くのかっぱ寿司で食べ放題を行ったとしても利用することはないなと思いました。
マルハニチロの調査によれば、回転寿司で15皿以上食べる男女は11.8%に過ぎません。(平均は男性10.8皿、女性7.8皿)
出典:マルハニチロ『回転寿司に関する消費者実態調査2017』
このような統計を見越しての価格設定だと思いますが、果たしてどれほどの顧客が食べ放題に魅力に感じてかっぱ寿司を選択するのか?
実験の行方が気になりますね。
大塚家具の5月の月次セールスリポートが発表になりました。
5月は前年同月比90.3%に終わりました。
今期は平均すると前年同月比90%であり、第2四半期が終了する今月で8.4%の売上増を達成する計画はかなり達成が困難になったと思われます。
果たして、今月ウルトラCがあるのでしょうか?
来月の発表を期待して待ちたいと思います。
出典:大塚家具月次セールスリポート
http://www.idc-otsuka.jp/company/ir/getsuji.html
マクドナルドの2017年5月のセールスリポートが公表されました。
5月は全店ベースで前年同月比9.7%の増加に留まりました。
これまで5か月連続で2桁の伸びでしたが、ちょっと一服したようです。
『裏メニュー』のキャンペーンを展開しましたが、思ったほどは顧客を取り込めなかったという印象です。
ただ引き続き好調は維持していますので、来月の発表に期待したいと思います。
出典:マクドナルド月次セールスリポート
http://www.mcd-holdings.co.jp/financial/monthly/
昨日掲載した吉野家と出前館の戦略的提携の記事がMAG2NEWSに取り上げられました!
お時間ございましたらお読みくださいませ。
『吉野家が牛丼戦争で一人負け、出前サービスで活路を開けるのか?』