タカノフーズが販売する「すごい納豆 S-903」の出荷数量が、わずか3カ月で1500万食を超えたそうです。

http://www.sankei.com/life/news/170614/lif1706140019-n1.html

 

3パック入りで税込み213円と高価な納豆の部類に入ると思いますが、なぜこのような爆発的なヒットを記録したのでしょうか?

 

その理由は、『インフルエンザ予防効果や花粉症の症状を緩和する効果のある納豆菌』にあります。

 

つまり、「すごい納豆 S-903」を食べれば、インフルエンザを予防したり、花粉症の症状を緩和できたりする可能性があるということです。

 

通常、納豆は“おいしさ”という個人の感性に訴えかける商品ですが、切り口を『機能性』に切り替えることによって、爆発的に売れたということになります。

 

競争のない“ブルーオーシャン”を切り開くための一つの方法として、『感性志向と機能志向を切り替える』がありますが、まさにおいしさという感性志向を追求するのではなく、インフルエンザの予防や花粉症の症状の緩和という機能志向を追求することによって、「すごい納豆 S-903」は想像をはるかに超える売り上げを記録することになったのです。

 

あなたの会社の製品も、感性志向であれば機能志向へ、そして機能志向であれば感性志向へと切り口を変えてみてはいかがでしょうか?

 

そうすれば、予想もしないヒットにつながることもあるでしょう。

 

画像出典:タカノフーズホームページ