こんにちは、こが まゆ です。
学校に行かない。
親にとっては、子どもが学校に行かなくなった時がスタート地点だと思いがちですが、
子どもにとっては、それ以前から、
「自分って変なのかな?」
「なんで出来ないのかな?」
「なんとかしなくちゃ、頑張らなくちゃ」
と、一人で悩み葛藤しています。
親が気づかない、見えていない部分で、子どもの葛藤はすでに始まっているので、
親と子どもでは、不登校のスタート地点がズレていることになります。
学校に行かない理由を聞こうとしても、はっきり答えなかったり、ウザいとか言われたり…
心配しているこっちの気も知らないで!と腹立たしくなることもありますね。
なぜ、そういうすれ違いが起きるのかというと、
すごろくに例えてみるとイメージしやすいかもしれません。
子どもから「学校に行きたくない」と言われた時を親のコマの1マス目とするなら、
その時点で、子どものコマは3〜5マスくらい進んでいるでしょう。
親と子では感じていること、見ているものがすでに違うのです。
ですので、
子どもが理由を話してくれないことで、なんだかソワソワ、ザワザワ、モヤモヤして落ち着かない、不安でたまらない。
子どものことをどうにかしてあげたくもなったり、理由を聞きたくなるかもしれませんが、
子どもへのまなざしが不安な時は、尋問や詰問になりやすいので、焦らないほうが賢明です。
まずは、お母さん自身の気持ちを落ち着かせる方向に意識を注ぐといいかなと思います。
感情は必ず、なにかの理由があって起こっています。
感情に、流されるままになるのではなく、
感情を、無理に抑えようとするのではなく、
「自分の中でなにが不安なんだろうか?」
「自分はどうしたいんだろうか?」
どんなことが気になってそれをどう思っているのか知っていく方が、話せる親子になっていきますよ。
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