こんにちは、こがまゆ です。
子どもが新しいことにチャレンジするとき、通過儀礼のように陥るパターンがわが家にはあります。
この前もそれがありました。
頑張っても資格取れないかもしれん。
(学校通って卒業するだけでは、その資格は取れないらしい)
受けたって受からないかもしれん。
そうなったらお金がムダになる。
ムダにするくらいなら最初から受けない方がいいんじゃないか。
などなど…
不安をたくさんぶつけてきたんです。
これこれ。
このパターン。
頑張りたい、こうなりたい、という理想が、
いつのまにか、
頑張らなきゃ、結果ださなきゃ、という思いに変化して、出来なかったら意味ないじゃん…と、不安でキャパオーバーになるみたいです。
あふれ出てくる不安を、自分の身体から出したくなる。
そして、ただただ受けとめて欲しくなる。
「大丈夫」が欲しくなるのです。
だんだんと吐き出す時間は短くなったけどね。
うんうん。
不安だよねー。
そうなったらそうなった時で。
資格取りたいよねー。
大丈夫、大丈夫。
と、言い続けました。
そうしたら、
「お母さんのその楽観的な考えがイヤだ!」
と八つ当たりのように言ってきます。
○○だったら、という不安をぶつけてきても、
「そうかそうか」
「そうだよね〜」と、
私の心が反応しなくなってきているんですよね。
気持ちを出しまくって、出し切ったら、ようやく落ち着きを取り戻し、
「まぁ、やるだけやってみるよ」という感じになりました。
見えない未来は、ワクワクもあるけど不安や怖さもある。
むしろ、不安や怖さの方が多いかもしれないね。
それを、素直に出せる子どもがすごいなーと私は思うんです。
以前の私なら、
やってみなきゃわからないでしょ。
今からそんなこと言ったって仕方なくない?
やれるように努力したらいいじゃん。
と、叱咤激励的なことを言っていましたが、
そういうことじゃなかったんだなーと、わかってからは言わなくなりました。
私がその言葉を聞くと不安になってたから、どうにかしたくてアレコレ言っていただけ。
ただただ、わたしの心の器を貸して受けとめてあげるだけでいい。
子どもが乗り越える課題を、私が解決してあげなくてもいい。
メンタルブロックを解消して、自分がそう思えるようになって、境界線を引けるようになったのです。
子どもと心の境界線が引けると、
子どもの不安な気持ちも動揺せずに深刻にならずに受け止めてあげられるようになります。
お母さんからの「大丈夫」は、子どもにとっての安心材料がたくさん詰まっているんです。
子どもは安心し、気持ちが安定してきます。