私の勤める病院の夜勤は、
病棟毎に看護士一人とケア二人があたる。
夜勤勤務には随分慣れたが、
昨日の夜勤はドキドキハラハラだった。
夜勤だけではないが、相性や、仕事の習熟度など、
メンバーによって「アタリ」と感じる時と「ハズレ」と感じる時がある。
(経験の浅い私は、他の人達にとってはハズレかも)
昨日のケアの相方は、この病院にはまだ2年だが、
若い頃から福祉の仕事に情熱を持ち、
各種の資格を持って、責任者としての経験もある
Tさんなのは勿論「アタリ」。
しかし、看護士は通称「ブラック」という、
癖のある嫌われ者で、当然ながら「ハズレ」と言える。
そのブラックとTさんが、勤務の序盤、 険悪なムードに。
「忘年会の会場、もう少し近い場所だったら良かったのにね。」
という、Tさんの何気ない一言に
ブラックさんが異常に反応、
「そんなに言うならあなたが幹事すればいいじゃない!!」
と、いきなり怒り出したのだ。
言い争いはどんどん加熱し、いろんな話題に発展し、
果ては、あの温和なTさんが、声を荒げて切れてしまった。
私は心の中でTさんの言われる事に賛同していたが、
まさかここで私がTさんに味方した発言をしたら
ブラックの怒りは頂点に達するだろう。
ただオロオロと二人の言い争いを見守る事しか出来なかった。
「この話はもう辞めよう!!オシマイ。」とTさんは話を切り上げ、
表面上は収まったが、
食事中も二人は目をあわす事もなかった。
その後、先に仮眠をとった私は、
1時からブラックさんとナースセンターで二人となる。
普通なら看護士さんはこの時間から仮眠を取るはずなのに、
その後1時間半、延々とブラックさんの口からこぼれる愚痴、
Tさんに対する悪口を聞かされることとなり、辟易してしまった。
なるべく逆鱗に触れないよう注意して、
さりげなくTさんをかばうのだが、
ブラックの「ねえ、そう思わない!?」と言う言葉に、
内心では違うと思いながら、
「まぁ、そうですねぇ・・・」と迎合するしかない自分自身が
ちょっと悲しかった・・・