職場で、健康診断の為、時間の空いた時に

採血をしてもらった時のこと。


「私、点滴で血管潰れてるんで難しいと思いますよ。

大抵は諦めて、手首の方から、

細い針で取ってもらってます。」

と言うと、その場にいた看護士さん三名が

後ずさった。

そして主任さんが言った。

「そりゃあ、ゴットハンドのKさんに登場願わないと。」


その声を聞いて「私に任せなさい。」

と、やってきたゴットハンドKさん、本当に一発で採血に成功。

流石はゴッドハンド、と感激していると、

「ところで、血管潰れてる、って一体なんで?何の病気したの?」

と看護士さん達も興味津々に聞いてきた。

「若い頃、潰瘍性大腸炎で入院してたもんで。」

と言うと、

「潰瘍性大腸炎!?」と声を揃えた。

「(看護士の)さっちゃんの息子さんと同じ病気じゃない!?」

「こんな大変な仕事、よく出来るね!!大丈夫?」


そう、これは難治性の病気で、

私も当時、お医者には

「一生治らない。薬を飲み続けないといけない。」

と言われ、ショックをうけたものだ。


病弱な私は、一生守ってもらわないと・・・

そう思っていた結婚当初。

それが反対に「守る立場」になろうとは、

想像していなかったぜ。

だが考えてみたらここ10年以上薬など飲んでおらず、

自分としては「治った」という感覚でいる私。

ま、元気に働ける、ってことに感謝しなくちゃ。

現在、我が家で唯一の働き手である私が、

もし再発しちゃったら、う~ん、アウツだもんなぁ。



ところで、今年働き出した「さっちゃん」の息子さんは、

10歳の頃に発病。

何度も入退院を繰り返し、今もちょうど入院している、と言う。

「どうやって治ったの?」と聞かれたが、

う~ん、イメージ呼吸法もかなり効果があったように思えるが、

もしかしたら、子供を産む度、

図太くなっていったのかも。