♪なんだか怖い「 糸巻きの歌」
♪「 糸巻きの歌」
原曲;デンマーク民謡「靴屋のポルカ」日本語作詞;香山美子 1983年
YouTube→https://youtu.be/UXpksCFox4c
糸巻き巻き 糸巻き巻き 引いて引いて トントントン
糸巻き巻き 糸巻き巻き 引いて引いて トントントン
出来た 出来た 小人さんの お靴
きれいに 手を洗って きれいに 手を拭いて
きれいな パンツ穿いて きれいな 帽子かぶって
小人さんのお家に 行きましょう
種蒔き蒔き 種蒔き蒔き 踏んで踏んで トントントン
種蒔き蒔き 種蒔き蒔き 踏んで踏んで トントントン
出来た 出来た 小人さんの 麦畑
急いで 粉をこねて 急いで パンを焼いて
急いで 篭を編んで 急いで 篭に入れて
小人さんの お家に 行きましょう
穴掘り堀り 穴掘り掘り 乗せて乗せて トントントン
穴掘り堀り 穴掘り掘り 乗せて乗せて トントントン
出来た 出来た 小人さんの 落とし穴
そおっと 熊がやってきて そおっと 穴をのぞいて
そおっと 足を乗せて そおっと 逃げていったら
小人さんの お家に 行きましょう
火を炊き炊き 火を炊き炊き 吹いて吹いて トントントン
火を炊き炊き 火を炊き炊き 吹いて吹いて トントントン
出来た 出来た 小人さんの スープ
赤い蝋燭 揺れて 赤い蝋燭 燃えて
赤い蝋燭 溶けて 赤い蝋燭 消えて
小人さんの お家は 夢の国
■タイでは体の中にクワンという生霊が宿るとされ、ちゃんと体内に留まっていれば無病息災であるが、 体から遊離してしまうと病弱になり遂には死に至ると信じられている。
そのためタイ人はクワンを如何に体内に留めておくかにかに腐心するが、
誕生後や成人(11歳)、得度(出家)、徴兵、結婚その他仏教祭日などの節目には、お寺に参詣してタンブン(功徳)する際、
クワンが逃げないように左手に白い糸を巻いて呪縛するタム・クワンの儀式を行うことは、タイ在住者なら大半の人はご存知であろう。
画像は結婚式での花婿花嫁のタム・クワンであるが、糸巻き量が異常に多いのは僧侶のみならず結婚式参列者全員が行うのでこんなグルグル巻きになったのである。
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このグルグル巻きの糸を見て思い出したのが♪いとまきまき いとまきまき まいてまいて とんとんとん・・・の童謡糸巻きの歌(正確には歌詞を含めてすべてかな文字の「いとまきのうた」)で、何か関係ないかと調べてみた。
するとこの歌はデンマーク民謡「靴屋のポルカ」というフォークダンス歌謡が原曲で、勿論タイの生霊クワンとは何の関係も無かったが・・・、
かな文字を漢字入り文字に直してみると上記のような意外な歌詞が出現した。・・・で本日は“なんだか怖い「糸巻きの歌」”として作文してみっかとなった次第である。
一番は♪糸巻き巻き 糸巻き巻き 引いて引いて トントントン・・・と糸を巻いたのは小人さんの靴を作るためだったようです。
で出来た靴を持って♪きれいに手を洗って きれいに手を拭いて きれいなパンツを履いて きれいな帽子をかぶって・・・小人さんの家に届けに行くようですが、・・・きれいなパンツを穿いていくというのはちょっと変ですねえ、
二番は♪種撒き撒き 種撒き撒き 踏んで踏んで トントントン・・・種を蒔いて麦を育て♪急いで粉こねて 急いでパン焼いて 急いでカゴを編んで 急いでカゴに入れて・・・今度は小人さんの家にパンを届けに行くようですが、一年間があっという間・光陰矢の如しっていうのでしょうか。
三番は♪穴掘り掘り 穴掘り掘り のせてのせて トントントン・・・今度は一転『小人さんの落とし穴』を作ったって何ンで???だが、熊がやってきて穴を覗き足を乗せて落とし穴を発見して逃走したようですが、・・・小人さんはどうなったのでしょう?.
そして4番♪火を炊き炊き 火を炊き炊き 吹いて吹いてトントントン・・・火を炊いて何を作ってるかと思ったら小人さんのスープとは吃驚仰天!!!・・・小人さんを料理してパンと一緒に食べようって訳なんでしょうか?。
さらに♪赤い蝋燭揺れて 赤い蝋燭燃えて 赤い蝋燭溶けて 赤い蝋燭消えて 小人さんのお家は夢の国・・・とはなんだか美味しい小人さんのスープを皆で食べているような妖気が漂っていますねえ、でも本当は夢だったのかなあ。
それにしてもなんだか怖~い夢でしたねえ。
ちゃんちゃん