Newcrestのお話に今回からタイトルをつけます。
これまでのお話
年が変わった明け方。
新築の家に住人が引っ越してきました。
虎「ここだ」
カオス「屋台なんだね」
「黄泉より出でし混沌（カオス）」と「灼きの虎」（本名：ニシダケシゲキチ＆トラキチ）の兄弟です。
家出してストレンジャービルの謎を解決したり、店を開いたりしていましたが、屋台経営に挑みます。
高校を中退したカオスですが、データを移ったのを機会に、学校に通ってもらうことにしました。
カオス「学校行くの面倒くさいなー。
ソフィアさんに会えるからいいけど」
虎はさっそくミキサーを使用。
虎「くっくっく。いい道具じゃねぇか」
宿題を終えたカオスはアップグレード。
カオス「このピザ窯、セレブ女優が火事を起こした！ってニュースサイトに載ってたやつじゃん。
アップグレードしとかないと」
※ニュースサイトの画像
パッター液と生地を使ってお菓子作成。
虎「上物ができた」
虎「フォンダンショコラも最高の出来よ。
一口食ったが最後、やめられなくなる」
と、そこへ。
サラサ「最近引っ越してくる人多いなぁ。
ごめんくださーい」
やって来たのはサラサ・タイガ・ローゼル・アネモネ。
イチゴケーキでおもてなし。
サラサ「あたし、配信やってるんですよ。
チャンネル登録お願いします」
虎「もちろん拝見しやす」
サラサ「いい人っぽいよ」
ローゼル「このケーキ、とても繊細な味がする」
アネモネ「あの見た目で、イチゴケーキ……」
アネモネ「実は私も、近所で屋台経営してて」
虎「アネモネ姐さんですね。お噂はかねがね。
こちらから伺わず、失礼しやした。
先達としていろいろご教示いただきたく」
「美食家」同士、話が合う二人。
アネモネ「野菜と果物は、ヘンフォードまで買いに行って植えたんですよ」
虎「ヘンフォードのブツは上物でさぁね。探し回るより、あそこの姐さんたちに頼んだほうが早い」
なんだかんだ話が盛り上がって、歓迎終了。
兄弟はヘンフォードまで野菜と果物を仕入れに出かけました。
カオス「すみません。イチゴとリンゴをひとつずつください。チョコベリーもお願いします」
アグネス「最近のティーンにしては、言葉遣いが丁寧ですね。褒めてあげますよ」
こう見えてカオス、マナーは最高水準です。
温室に植えます。
早朝から動き回って、体力が減って来たので
早めにお休み。
明日はカオス登校、虎は屋台の開業です。
次回に続く。
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