2024年5月31日 J1第17節
サガン鳥栖 vs FC東京
0−1
〜あまりにも緩い前半と、しっかり前プレした後半
東京はCB含めてビルドアップするチームに変貌。
そこに対して、ヒアンと横山がゆるーいプレスを連動せずに掛けていく。
連動してないので、ボランチを使われ放題。
その後始末に走らせられる菊地と富樫。
そうなると彼らは前にプレスにいくよりも、雑プレのこぼれを回収すべく下がる。
下がると前プレがハマらないので、俵積田や仲川に良いタイミングでロングパスが出てくる。
スピード勝負では分が悪すぎる山崎、上夷らは苦しんだ。
ルヴァンと打って変わってプレスの強度が段違いの東京に苦しむ鳥栖。
鳥栖は、ルヴァンと打って変わって、プレスの強度が弱い(前半は)状態。
こんな感じで、しっかりと「理由のあるロングパス」を通されてCKやカウンターを受ける。
そのCKからのゴールはスーパーなシュートだった。
しかし、ラッキーゴールで負けたわけではない。
解説動画はこちら!
後半は、プレスの位置を揃えてきた。
ヒアンのプレスに対して、横山と富樫が一列あげてきた。
そこに菊地が連動し、手塚が前に行く。
この形で前から奪える形を作る。
さらに横山がサイドで1対1となる形を作る。
しかしここで横山が得意なプレーができなかった後のプレーが雑すぎた。
雑パスの回収に走らせられる河原。
それでも後半の鳥栖は可能性は見せた。
そこを補填すべく、中村を入れてきた東京。
本職SBはやっぱり強い。
そして、ヒアン、ヴィニ、河田と並べた最終盤も、
エンリケと木本はヘディングの守備が本当にうまい。
しっかりとポジションに入って、跳ね返してきた。
鳥栖の攻撃陣 vs 東京のCB は 完全に東京のCBに軍配が上がった。
そりゃそうだ。
この布陣で出場できない木村が、鳥栖では推しも押されぬCBレギュラー候補なのだ。
その事実が悲しくも彼我の差を表している。
それでも「刺せそう」な気配は見せた。
こういう試合を続けるしかない。
鳥栖は、必死に戦った(後半は)
勝った負けたは後からついてくる。
しかし、それでも勝ち点を積み上げねば怖いのが残留争い。
さぁ次はダービー。
もう何を言っても勝ち点3が必要。
しっかり引いてくる相手との試合は久しぶり。
こんな時に中原選手や楢原選手や堺屋選手が見たいのだが、果たして。
そして鳥栖は北島のセンスは見ものだ。
しっかり戦えるし、プロのスピードにも付いて行っている。
プレスを平然と目の前に見ながら落ち着いたトラップや、前を見るプレー。
またしても鳥栖にSBの逸材が現れた。
そんな希望を少し持たせながら今日のレビューとしたい。
それにしても、中々勝てないものだ。。。苦しいね。
がんばろう。