スクラップ・アンド・ビルド読んで
第153回芥川賞は、お笑い芸人である又吉直樹「火花」と
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」が受賞しました。
200万部を突破した又吉直樹「火花」よりも直感的ですが
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」に興味しんしん。
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羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」14万部突破
要介護老人と無職の孫との息詰まる攻防戦、閉塞感の先へ
「早う迎えにきてほしか」。87歳、要介護ながらもまだまだ
健康体の祖父と同居する無職の孫。変化する二人の
距離感をユーモラスに描く、新しい家族小説の誕生!
~讀賣新聞朝刊の文芸春秋社広告より抜粋~
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29歳の若者作家の今を描く力量が感じられる作品です。
非常に読みやすい小説でもう終わりなのと云う感じです。
職場で文芸春秋9月号を読もうと
とある港にある今の職場は色々ある中の一つで特殊です。
一日拘束16時間で常駐者四人と云う小さな村社会です。
休憩が一時間単位で三回ありますが食事が主な内容です。
食事が終わると自由時間でテレビを見て過ごします。
そんな八月のある日、文芸春秋九月号を読んでいました。
小生以外の三人には芥川賞に拒否反応がありました。
受賞作スクラッブ・アンド・ビルドを読む人間は何物ぞ。
小生は変人扱いで居た堪れない時が流れていました。
文芸春秋九月号は即刻愛車へ直行退場となりました。
文芸春秋九月号100万部と云う実績は何処へ行った。
又吉直樹「火花」は何と240万部も発行されているのだ。
羽田圭介「スクラッブ・アンド・ビルド」も14万部だぞ。
日本の文化レベルはこの程度だったのかと愕然とした。
茨城の文化レベルはこの程度だったのかと慄然とした。