砧時代の円谷プロの周囲には知る人ぞ知る業界人御用達のたくさん美味しいお店がありましたが、その中でも私が一番愛していたのが「パナシェ」という洋食屋さんでした。仕事の合間や、遅くなった時や、一人でも、打ち合わせでも、よく行きました。
場所は、こちらです google map↓
砧時代の円谷プロの周囲には知る人ぞ知る業界人御用達のたくさん美味しいお店がありましたが、その中でも私が一番愛していたのが「パナシェ」という洋食屋さんでした。仕事の合間や、遅くなった時や、一人でも、打ち合わせでも、よく行きました。
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ULTRASEVEN Xは私が作った円谷プロでのウルトラシリーズの最後の作品です。だからウルトラマンマックスと並んで私のウルトラの最終形で今でも大好きな作品です。そのULTRASEVEN Xが今年で放送15周年。モノマガジンさんからの依頼でエージェントジンこと与座重理久さんと対談いたしました。エリクは今は台湾で活躍中ですから、zoom対談です。台湾と日本の距離はあっても我々は一緒にセブンXを作ったある意味で同士ですから、あっという間に当時の空気に戻って、というのはとても楽しいということですが、充実した時間となりました。こうやって15年経っても変わらず話せるのはとても嬉しい。あの作品を作ってよかったなと思います。セブンXには海外のファンも多くて感謝しています。よろしければ、ご覧ください。
この対談は11月2日発売のモノマガジン(史上最大の特集!55周年「ウルトラセブン」)に掲載されます。
御茶ノ水のリットーミュージックさんのRITTOR BASEでトークイベントをやります!
当日は限定10名ですが、配信もあります。
お楽しみに!!
突然ですが、
川崎桜本の名店エドヤさんです。
3年ほど前に知ってから、ず〜っと大好きでした。
ここはすごいのです。
何を買っても美味しい!
惣菜パンもおでんもお弁当もかき氷も。
そして味わい深い風情。
素敵なご主人と奥様。
ここは70年前に先代が創業されたそうです。
川崎の桜本という場所も素敵なところです。
ここは人情の街です。
来るたびに楽しい気持ちになります。
初めて川崎に来たのは15年くらい前の「ULTRASEVEN X」の撮影の時。
それ以来、気に入って来ています。
川崎は『ウルトラセブン』の実相寺昭雄監督作品には繰り返し出て来ますよね。
『狙われた街』とか特に川崎工業地帯のお話です。
実相寺昭雄監督はデビュー作『おかあさん』でも川崎の工場の煙突をわざわざ美術がシルエットで作ったり。
重要でした。
それに川崎には書庫もありましたしね。
お好きだったのでしょう。
そんな川崎でも、現在ではお店や雰囲気は随分変わっているようですが、このエドヤさんはその中でも私の1番のお気に入りでした。
過去形で書くのは、このお店は8月末に閉店してしまったのです。
悲しい、、、
あまりにも、悲しい。
コロナが始まってからはあまり行けませんでしたが、
最終日には片道2時間の距離をクルマでぶっ飛ばして行ってきました。
御主人と奥様とたっぷりお話しして。
お店の前のベンチでおでんを食べて。
かき氷も食べて。
今時、店先でおでんをいただけるお店なんてね。
素敵です。
このお店のものは全て手作りでした。
手作りにこだわってらっしゃったし、防腐剤も使っていなかった。
健康にも最高なのです。
ポテトサラダが美味しいと聞いたので食べたかったということをお話ししたら、良いジャガイモが手に入らなくなったので作らなくなっていたということをお聞きしました。
すごいですね。
感動しました。
職人の世界。
プロフェッショナルな世界。
我々の特撮に対する姿勢と同じ。
納得のいかないものは商品としてお出ししない。
今は何でもコスト削減で、材料も安ければ安いほど良いという時代。
納得のいかない作品でも、どんどん世に出て行く時代。
そんな時代に、このお店は貴重でした。
コストではなくて良心が重要でした。
食べてみればわかりますが、何でも美味しいのです。
私が特に好きだったのは、ここのお惣菜パンでした。
最近はコッペパンがブームで、洒落たパン、名店のパンがたくさんありますが、個人的な印象ですけれど、ここ以上のパンはない。
レベルが違いますね。
ここのパンは原宿とか表参道でレトロな店構で高級パンとして売れば、きっと人気が出たと思いますし、もっと有名にもなったでしょう。
そんな最高のポテンシャルでしたが、
川崎の桜本で地元のお客さんを楽しませながら、
静かに営業されていました。
私はこの店に通うウキウキした気持ちが何か考えていましたが、
最終日に気づきました。
これは子供の頃に駄菓子屋さんに行く感覚でした。
駄菓子は子供にとって最高のご馳走です。
そして、駄菓子屋さんはワンダーランド。
楽しいものがいっぱい。
お店の人とお話しして、お菓子を食べて幸せになる。
エドヤさんはそんなお店でした。
クルマを店の前に停めて、惣菜パンがまだ残っているかなと思いながら、お店に入って行く。
お店の中を散策しながら、
あの素敵な惣菜パンがガラスの棚に載っていると宝物を見つけたような気持ちになったものです。
私の子供の頃の夢は、じつはパン屋さんでした。
小さい頃からパンが好きだったのです。
それもアンパン、ジャムパン、チョコートパン、コロッケパン、卵パン、ハムパン、etc。
つまり昔ながらの可愛らしい調理パンです。
パンには夢があります。
菓子パンの歌も大好きでした、
だから通っているうちに、だからここは子供の頃の感覚を思い出させる大人の駄菓子屋、大人のワンダーランドなのだと気づいたのです。
素晴らしいお店でした。
いつまでも通いたかったです。
でも、そんなお店が川崎の桜本にあって、
そして、
たくさんの人々を幸せにしていたということを、
ここに書いておきたいと思いました。
私はとても幸せになりました。
ありがとうございました。
「特撮黄金時代 円谷英二を継ぐもの」がモノマガ編集部が選ぶ今一番レアでディープな特撮トピックをご紹介するという新連載「特撮ばんざい!」でとりあげられました。
私のインタビューも載っております。
今年も京都フィルムメイカーズラボの募集が始まっています。
これは京都の撮影所(東映・松竹)で時代劇映画作りを体験するワークショップです。
私も、2014年に受講した卒業生です。
子供の頃、修学旅行で太秦映画村を見て以来の憧れであったその京都の撮影所で実際に映画作りが学べる。
そんな幸せなことはありません。
しかも教えてくださるのは本物の映画人。
私も東京で特撮ならばかなり知っていると思いますが京都で時代劇といえば全くの初心者。
勉強になりました。
それに、時代劇と特撮は共通点も多いのです。
例えば、飯島敏宏監督はウルトラマンのスペシウム光線は居合抜きのイメージだと仰っていましたが、アクションにおける様式美などもそうですし、時代劇の影響は特撮には大きいです。
そんなこともあって、というか、そんなことがなくても私は時代劇が大好きなので、ワークショップではたくさん学ばさせていただきました。
このワークショップを通じて知り合った方々には今でもお世話になっていますし大切です。
私は京都の方々が大好きです。
行くといつも幸せです。
そして、再び例えば、私の『特撮黄金時代 円谷英二を継ぐもの』も、この京都フィルムメイカーズラボの主催側のプロデューサーである京都文化博物館の森脇清隆さんとの会話から生まれました。
森脇さんはサイレント映画から時代劇から映画全般にお詳しい博覧強記の方ですが、特撮やアニメにも造詣が深い方で、いつも楽しくお話をお聞かせいただいているのですが、その中からあの本の着想を与えてきただきました。
京都フィルムメイカーズラボから始まったことは、こんなところにも影響を与えていたります。
ありがとうございます。
すごい経験です。
そして、今年も京都フィルムメイカーズラボです。
きっと今年も世界中から面白い映画人が集まってくることでしょう。
楽しみです!