さて、今年も秋の東京開催を締めくくるにふさわしいレース、ウェルカムSの時期がやってまいりました。芝中距離路線のエース候補が東京芝2000mに集います。これを見ずして来年の芝中距離路線は語れませんよ❗️
と意気込んでみたら、今年はレース名が変わっているんですね。JRAウルトラプレミアム対象ということで、『アーモンドアイカップ』になっています。ジャパンカップでの不滅のレコードタイムを刻んだアーモンドアイですからね。これは当然の命名でしょう。
そんなアーモンドアイCですが、今年もモーリス産駒が1頭出走します。今年出走するのはこの馬です。
エスコバル せん6
父:モーリス 母:スマッシュハート(母父:キングカメハメハ)
美浦:堀厩舎
モーリスも所属した堀厩舎所属です。昨年のウェルカムSにも出走し11着、今回はそれ以来1年ぶりの出走になります。
…これはなかなかの臨戦過程ですね。ここまで書きながら既にテンションが下がっています😑何か見込みはあるのか。マジックマン・モレイラに乗ってもらって一変するといいのですが。
例年になく心細いモーリス勢ですが、このレースはハイレベルなエース候補や3勝クラスの主的な存在が多く出走しています。紹介していきましょう。
オクタヴィアヌス 牡4
父:ドゥラメンテ 母:クイーンズアドヴァイス(母父:Orpen)
美浦:木村厩舎
ここまで6戦して3勝、2着2回、3着1回。つまり馬券内を外したことがありません。遅れてきた大器感がありますよね。前走は東京で2勝クラスを快勝しています。最内から抜け出してあっという間に差を拡げての勝利でした。ドゥラメンテ産駒らしい瞬発力の持ち主で、このクラスでも力上位なように思えます。
ガイアメンテ 牡3
父:ドゥラメンテ 母:ミュージカルロマンス(母父:Concorde's Tune)
栗東:須貝厩舎
2歳夏に札幌でデビュー戦を快勝し、札幌2歳Sで人気しましたが6着。なかなか勝ち切れませんでしたが、ここに来て2連勝。ただ、ここまで挙げた3勝はいずれも稍重~不良馬場でのもの。重馬場巧者という可能性もありますね。とはいえ前走は不良馬場なのに上り33.7は凄いと思います。
コスモブッドレア 牡3
父:ゴールドシップ 母:コスモバタフライ(母父:ソングオブウインド)
美浦:小野厩舎
こちらも夏~秋に連勝してきた3歳馬です。1月にも京成杯3着、スプリングS4着と実績を挙げています。今思えば、京成杯の上位2頭がいずれもG1馬になりましたから、この馬も相当高い地力があるということですね。ただ、東京よりは中山向きだろうな、とは思います。
ナイトインロンドン 牡4
父:グレーターロンドン 母:ムーンハウリング(母父:メジロマックイーン)
美浦:大竹厩舎
3歳馬を迎え撃つ古馬も紹介します。3歳夏~秋に3連勝を挙げて菊花賞路線で穴人気した馬です。3走前に新潟・日本海Sで菊花賞で2着だったヘデントールの2着に食い込んでいますね。後ろから競馬をする馬なので、展開が味方すれば、というところです。
その他にも皐月賞13着以来、1年半ぶり出走のタッチウッドなども出走してきます。
何で毎年ウェルカムSアーモンドアイCを取り上げるのかと言うと、やはり3年前のジャックドールの勝ちっぷりが強烈に印象に残っているからですね。この馬はG1馬になる、と確信した一戦でした。
https://ameblo.jp/maurice12/entry-12712906952.html
あれ以来、毎年モーリス勢が出走していますが勝てていません。相手は強いですが、エスコバルにいいところを見せてもらいたいですね🐴