モーリス産駒中距離路線の代表決定戦のような趣だったウェルカムステークス(東京芝2000)。モーリス3騎以外にもメンバーが揃っており、楽な戦いにはなるまいと思ってました。


レースは好スタートからジャックドールがハナを主張、アルビージャは後方から。ノースブリッジは出遅れて最後方。


ジャックドールは淡々としたペースでレースを引っ張り、直鎖に入って後続を更に引き離す。最後は3馬身半引き離しての圧勝。勝ち時計は1:58.4。


レースのラップタイムはこちら↓

12.7 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 12.2 - 12.3 - 11.9 - 11.0 - 11.3 - 12.0


一瞬のキレではなくスピードの持続力、つまり上がり3Fではなく4Fで勝負するモーリス産駒の得意パターン。しかも逃げたジャックドールが上がり最速をマーク、そりゃ圧勝する。


ともあれ、モーリス産駒に中距離路線のエースが誕生しました。レース内容から判断するに、オープンで頭打ちになるような馬ではなく、G1を目指す資格が十分あるように思えます。来年の大阪杯、宝塚記念、天皇賞秋が楽しみです。



アルビージャは体調がイマイチだったようです。手塚厩舎が泣きのコメントの時は素直に受け取った方が良いですね。


ノースブリッジはスタート練習頑張れ。最後方から2位の上がりタイムて差して来ても無意味。


今年もあと1ヶ月。ピクシーナイトの香港スプリントや2歳G1など楽しみが沢山あります。期待しましょう🐴