豪州競馬は2歳戦を非常に重要視します。各国にも2歳馬のG1はありますが、豪州のゴールデンスリッパーほど重要視されている2歳G1はないでしょう。総賞金が500万$(約5億円)という、2歳戦としては破格の高額賞金レースです。
そんな豪州ですから、2歳馬の使い出しも非常に早いです。10月頭には最初の重賞レースであるジムクラックS(牡馬セン馬)、ブリーダーズプレート(牝馬)が行われます。8月から新年度なので、日本でいうと2歳の3月にもう重賞が行われるということです。そして、その2重賞を目指す2歳馬が出走するトライアルが21日ケンジントン競馬場で開催され、そこにHitotsu産駒が2頭出走してきました。
1頭目はUnmei、Hitotsu×Evening Star(母父:Rubick)という血統の2歳牝馬です。2レース目の牝馬限定トライアル(6頭立て、850m)に出走してきました。少しモサっとしたスタートから3番手を追走し、直線ではジリジリ伸びるも後続に抜かれ、約5馬身差の5着での入線となりました。トライアルでの走りを見たのですが、さすがにスプリンターではないな、という印象を持ちました。1400m以上の長い距離ならもっと普通に走れるのかなと思います。
もう1頭はChasing Archar。Hitotsu×Commonwealth(母父:Foxwedge)という血統の2歳牡馬です。こちらは3レース目の牡馬セン馬のトライアル(7頭立て、850m)に出走しました。メンバー中1番の好スタートを決めましたが、内の馬にハナを譲って外目3番手での追走になりました。コーナーで外に膨らんでしまったので直線入り口では4番手、そこから追い出して残り200mからエンジンが掛かり差を詰めますが、約1.5馬身差の3着で入線しました。こちらもスプリンターという感じではないですが、スタートが上手いですし、直線でエンジンが掛かってからの伸びは非常に良いですね。直線が長いコースが得意そうです。
レース映像はこちら↓から見ることが出来ます。
といったことで、Hitotsu産駒がトライアルデビューを果たしました。Hitotsuがデビューして、そしてG1を勝って、ケガで引退して。そうしているうちにもう産駒がデビューですか。競馬をやっていると、時の流れの速さを痛感しますね![]()
そして今回出走した2頭は3着、5着という結果でした。10月頭の重賞には間に合わないかもしれませんが、無理をすることはないでしょう。親父のモーリスは初年度産駒2頭(Maurice's Medad、I Love Lucy)を重賞に送り込みましたが、残念ながら勝負になりませんでした。
