あだ名無し夫のK-Project(競馬読み物ブログ) -3ページ目

東海菊花賞(土古)&道営記念(門別)

東海菊花賞

◎アムロ
○シルバーウインド
▲スマートブレード


道営記念

◎コパノカチドキ
○クラキンコ
▲マキノスパーク

重賞回顧第26回マイルチャンピオンシップ~優勝馬:カンパニー~ 続き

休み明けの毎日王冠。
4番人気で出走すると、年度代表馬ウオッカを豪快に差し切り優勝。
ここまでは「GⅡ大将」なのだから普通である。

続く天皇賞(秋)。
前哨戦でウオッカに勝ったものの、5番人気とさらに人気を落としていた。
「この馬はGⅠには届かない。」
多くのファンがそう思っていたに違いない。

しかし、結果は違った。
中団からレースを進めると、上がり最速32.9秒の脚を繰り出して優勝!
8歳馬である。旧年齢ならば9歳馬だ。
8歳でGⅠを勝つなんて・・・。
そんな驚きの声がたくさん聞こえてきた。

そして引退レースとなったマイルチャンピオンシップ。
今度こそ真の実力を認められ1番人気に支持された。
レースも中団から鋭く伸びて完勝。
見事に有終の美を飾ったのである。

普通ならば、8歳といえばもう衰えてダメだと思われているだろう。
カンパニーはそんな常識を覆し、競走馬に年齢など関係ないことを示した名馬だった。


2009年11月22日(日)
京都11R
第26回マイルチャンピオンシップ(G1)
京都・芝1600メートル


1着2枠 4番カンパニー(57・横山典弘) 1分33秒2
2着7枠13番マイネルファルケ(57・和田竜二) 1 1/4
3着7枠15番サプレザ(55・O.ペリエ) クビ
4着5枠 9番キャプテントゥーレ(57・川田将雅) ハナ
5着4枠 7番アブソリュート(57・田中勝春) 3/4

重賞回顧第26回マイルチャンピオンシップ~優勝馬:カンパニー~

競走馬に年齢なんて関係ない。
それを証明したのがカンパニーだった。

素質は若い頃から示していた。
中距離重賞戦線を賑わす常連だった。
だが、GⅠになるとどうしてもあと一歩が届かない。

6歳時に天皇賞(秋)3着、マイルCS4着。
7歳時は春に中山記念、マイラーズCとGⅡを連勝。
しかし、秋は天皇賞、マイルCSともに4着。
8歳時も安田記念、宝塚記念4着。
どうしてもタイトルに届かない。

「GⅡ大将」
それがカンパニーの評価だった。
しかし秋に異変が起こる・・・。


(この続きはこのブログでご覧ください。20時頃に更新予定です。)

重賞回顧2007年第32回エリザベス女王杯~優勝馬:ダイワスカーレット~ 続き

なんと、レース当日ウオッカが跛行により出走を取り消してしまったのだ。
これにより、当然ながら人気はダイワスカーレットに一極集中することになった。
最終的に単勝1.9倍にまで支持された。

ウオッカが出走しない以上、
ダイワスカーレットにとっては負けられない1戦。
いや、
「強い勝ち方をしなければウオッカに対して失礼だ」
そんなレースとなった。

レースは好スタートを決めたダイワスカーレットがハナへ。
マイペースで逃げ、直線を向いても脚色は鈍らない。
早めに動いてきたフサイチパンドラを完封。着差以上の強さだった。

世代交代。
ダイワスカーレットは現3歳が最強世代だと証明した。
そしてそれはライバルであるウオッカの強さも証明したことに他ならない。


2007年11月11日(日)
京都11R
第32回エリザベス女王杯(G1)
京都・芝2200メートル


1着5枠 7番ダイワスカーレット(54・安藤勝己) 2分11秒9
2着7枠12番フサイチパンドラ(56・C.ルメール) 3/4
3着3枠 4番スイープトウショウ(56・池添謙一) 1 1/4
4着8枠13番ディアデラノビア(56・武豊) 1 3/4
5着4枠 6番アドマイヤキッス(56・岩田康誠) クビ

重賞回顧2007年第32回エリザベス女王杯~優勝馬:ダイワスカーレット~

この年のダービーの圧勝し、「世代の頂点」に立った牝馬ウオッカ。
64年ぶりの牝馬のダービー馬、
世代最強を証明した彼女にも「天敵」がいた。
同世代の牝馬ダイワスカーレットである。

初対決となったチューリップ賞こそ、
ウオッカが先着したものの、
桜花賞・秋華賞の「2冠」はダイワスカーレットに軍配が上がる。

ウオッカ陣営としては今度こそ
「打倒ダイワスカーレット!」
という意気込みだったに違いない。
しかしレース当日、予期せぬハプニングが起こった。



(この続きはこのブログでご覧ください。20時頃に更新予定です。)