重賞回顧2009年第34回エリザベス女王杯~優勝馬:クィーンスプマンテ~ 続き
「これ、このまま逃げ切ったりして・・・。」
一瞬そんなことが頭に浮かんだ。
すぐに、「まさか。そんなことあるわけないか。」と思い直す。
2頭が「大逃げ」を打ったまま3コーナーへ差し掛かる。
普通ならばこの辺りで後続が差を詰めてくるはず。
しかし、2頭を追う者の姿は無かった。
レースはそのまま4コーナーへ坂を下っていく。
後続は20馬身後ろ。
場内がざわつき始めた。
「本当に前の2頭が捕まるのか?」
そんな予感が観戦していたファンの脳裏によぎった。
直線を向いても、2頭の脚色は変わらない。
2頭が、直線残り半分にさしかかろうという時、
ようやく後続が直線に向いてくる。
ブエナビスタが「豪脚」を発揮する。
だが、時既に遅し。
「後ろが届くはずが無かったのだ」
ブエナビスタの「豪脚」を持ってしても3着までだった。
優勝はクィーンスプマンテ。
クィーンスプマンテの上がり3Fは36.8秒、
2着テイエムプリキュアは36.9秒。
3着のブエナビスタは32.9秒だった。
残り600mで4秒も速い上がりを繰り出しても届かなかったのだ。
「大逃げ」の怖さ
そして、「競馬は何が起こるか分からない」
ということを、改めて思い知らされたレースだった。
2009年11月15日(日)
京都11R
第34回エリザベス女王杯(G1)
京都・芝2200メートル
1着4枠 7番クィーンスプマンテ(56・田中博康) 2分13秒6
2着6枠11番テイエムプリキュア(56・熊沢重文) 1 1/2
3着8枠16番ブエナビスタ(54・安藤勝己) クビ
4着5枠10番シャラナヤ(54・C.ルメール) 3 1/2
5着1枠 2番メイショウベルーガ(56・池添謙一) 1/2
一瞬そんなことが頭に浮かんだ。
すぐに、「まさか。そんなことあるわけないか。」と思い直す。
2頭が「大逃げ」を打ったまま3コーナーへ差し掛かる。
普通ならばこの辺りで後続が差を詰めてくるはず。
しかし、2頭を追う者の姿は無かった。
レースはそのまま4コーナーへ坂を下っていく。
後続は20馬身後ろ。
場内がざわつき始めた。
「本当に前の2頭が捕まるのか?」
そんな予感が観戦していたファンの脳裏によぎった。
直線を向いても、2頭の脚色は変わらない。
2頭が、直線残り半分にさしかかろうという時、
ようやく後続が直線に向いてくる。
ブエナビスタが「豪脚」を発揮する。
だが、時既に遅し。
「後ろが届くはずが無かったのだ」
ブエナビスタの「豪脚」を持ってしても3着までだった。
優勝はクィーンスプマンテ。
クィーンスプマンテの上がり3Fは36.8秒、
2着テイエムプリキュアは36.9秒。
3着のブエナビスタは32.9秒だった。
残り600mで4秒も速い上がりを繰り出しても届かなかったのだ。
「大逃げ」の怖さ
そして、「競馬は何が起こるか分からない」
ということを、改めて思い知らされたレースだった。
2009年11月15日(日)
京都11R
第34回エリザベス女王杯(G1)
京都・芝2200メートル
1着4枠 7番クィーンスプマンテ(56・田中博康) 2分13秒6
2着6枠11番テイエムプリキュア(56・熊沢重文) 1 1/2
3着8枠16番ブエナビスタ(54・安藤勝己) クビ
4着5枠10番シャラナヤ(54・C.ルメール) 3 1/2
5着1枠 2番メイショウベルーガ(56・池添謙一) 1/2
重賞回顧2009年第34回エリザベス女王杯~優勝馬:クィーンスプマンテ~
「競馬は何が起こるか分からない」
圧倒的人気の馬が惨敗することもあれば、
シンガリ人気の馬が快勝することもある。
競馬は時折「予測不可能」のことが起こる。
このレースも改めてそれを思い知らされたレースだった。
人気は圧倒的な「豪脚」で「牝馬2冠」を
制したブエナビスタに集まった。
最後方から他馬を「ごぼう抜き」にしてきた
圧倒的な瞬発力の持ち主である。
このレースでも,
ブエナビスタの「豪脚」が炸裂する
と多くのファンは予想していた。
レースはクィーンスプマンテと、
テイエムプリキュアの2頭が「大逃げ」を打つ。
京都大賞典と同じ展開だ。
京都大賞典では2頭とも、
直線に向いたところで一杯になり、後続に飲み込まれた。
いちかばちかの「大逃げ」。
今回もバテて失速するだろうと誰もが思ったはずである。
しかし、私は別のことを考えていた。
(この続きはこのブログでご覧ください。20時頃に更新予定です。)
圧倒的人気の馬が惨敗することもあれば、
シンガリ人気の馬が快勝することもある。
競馬は時折「予測不可能」のことが起こる。
このレースも改めてそれを思い知らされたレースだった。
人気は圧倒的な「豪脚」で「牝馬2冠」を
制したブエナビスタに集まった。
最後方から他馬を「ごぼう抜き」にしてきた
圧倒的な瞬発力の持ち主である。
このレースでも,
ブエナビスタの「豪脚」が炸裂する
と多くのファンは予想していた。
レースはクィーンスプマンテと、
テイエムプリキュアの2頭が「大逃げ」を打つ。
京都大賞典と同じ展開だ。
京都大賞典では2頭とも、
直線に向いたところで一杯になり、後続に飲み込まれた。
いちかばちかの「大逃げ」。
今回もバテて失速するだろうと誰もが思ったはずである。
しかし、私は別のことを考えていた。
(この続きはこのブログでご覧ください。20時頃に更新予定です。)