あだ名無し夫のK-Project(競馬読み物ブログ) -4ページ目
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北海道2歳優駿 (門別)

◎オーブルチェフ
○ステルミナート
▲シーキングブレーヴ
△ゴールドメダル
△イッシンドウタイ

11/9 ロジータ記念(川崎)

◎クラーベセクレタ
○リアライズノユメ
▲ナターレ

重賞回顧2009年第34回エリザベス女王杯~優勝馬:クィーンスプマンテ~ 続き

「これ、このまま逃げ切ったりして・・・。」
一瞬そんなことが頭に浮かんだ。
すぐに、「まさか。そんなことあるわけないか。」と思い直す。

2頭が「大逃げ」を打ったまま3コーナーへ差し掛かる。
普通ならばこの辺りで後続が差を詰めてくるはず。
しかし、2頭を追う者の姿は無かった。

レースはそのまま4コーナーへ坂を下っていく。
後続は20馬身後ろ。

場内がざわつき始めた。
「本当に前の2頭が捕まるのか?」
そんな予感が観戦していたファンの脳裏によぎった。

直線を向いても、2頭の脚色は変わらない。
2頭が、直線残り半分にさしかかろうという時、
ようやく後続が直線に向いてくる。
ブエナビスタが「豪脚」を発揮する。
だが、時既に遅し。
「後ろが届くはずが無かったのだ」
ブエナビスタの「豪脚」を持ってしても3着までだった。
優勝はクィーンスプマンテ。

クィーンスプマンテの上がり3Fは36.8秒、
2着テイエムプリキュアは36.9秒。
3着のブエナビスタは32.9秒だった。
残り600mで4秒も速い上がりを繰り出しても届かなかったのだ。

「大逃げ」の怖さ
そして、「競馬は何が起こるか分からない」
ということを、改めて思い知らされたレースだった。



2009年11月15日(日)
京都11R
第34回エリザベス女王杯(G1)
京都・芝2200メートル


1着4枠 7番クィーンスプマンテ(56・田中博康) 2分13秒6
2着6枠11番テイエムプリキュア(56・熊沢重文) 1 1/2
3着8枠16番ブエナビスタ(54・安藤勝己) クビ
4着5枠10番シャラナヤ(54・C.ルメール) 3 1/2
5着1枠 2番メイショウベルーガ(56・池添謙一) 1/2  

重賞回顧2009年第34回エリザベス女王杯~優勝馬:クィーンスプマンテ~

「競馬は何が起こるか分からない」
圧倒的人気の馬が惨敗することもあれば、
シンガリ人気の馬が快勝することもある。
競馬は時折「予測不可能」のことが起こる。
このレースも改めてそれを思い知らされたレースだった。

人気は圧倒的な「豪脚」で「牝馬2冠」を
制したブエナビスタに集まった。
最後方から他馬を「ごぼう抜き」にしてきた
圧倒的な瞬発力の持ち主である。
このレースでも,
ブエナビスタの「豪脚」が炸裂する
と多くのファンは予想していた。

レースはクィーンスプマンテと、
テイエムプリキュアの2頭が「大逃げ」を打つ。
京都大賞典と同じ展開だ。 
京都大賞典では2頭とも、
直線に向いたところで一杯になり、後続に飲み込まれた。

いちかばちかの「大逃げ」。
今回もバテて失速するだろうと誰もが思ったはずである。
しかし、私は別のことを考えていた。


(この続きはこのブログでご覧ください。20時頃に更新予定です。)
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