重賞回顧2007年第32回エリザベス女王杯~優勝馬:ダイワスカーレット~ 続き | あだ名無し夫のK-Project(競馬読み物ブログ)

重賞回顧2007年第32回エリザベス女王杯~優勝馬:ダイワスカーレット~ 続き

なんと、レース当日ウオッカが跛行により出走を取り消してしまったのだ。
これにより、当然ながら人気はダイワスカーレットに一極集中することになった。
最終的に単勝1.9倍にまで支持された。

ウオッカが出走しない以上、
ダイワスカーレットにとっては負けられない1戦。
いや、
「強い勝ち方をしなければウオッカに対して失礼だ」
そんなレースとなった。

レースは好スタートを決めたダイワスカーレットがハナへ。
マイペースで逃げ、直線を向いても脚色は鈍らない。
早めに動いてきたフサイチパンドラを完封。着差以上の強さだった。

世代交代。
ダイワスカーレットは現3歳が最強世代だと証明した。
そしてそれはライバルであるウオッカの強さも証明したことに他ならない。


2007年11月11日(日)
京都11R
第32回エリザベス女王杯(G1)
京都・芝2200メートル


1着5枠 7番ダイワスカーレット(54・安藤勝己) 2分11秒9
2着7枠12番フサイチパンドラ(56・C.ルメール) 3/4
3着3枠 4番スイープトウショウ(56・池添謙一) 1 1/4
4着8枠13番ディアデラノビア(56・武豊) 1 3/4
5着4枠 6番アドマイヤキッス(56・岩田康誠) クビ