重賞回顧第26回マイルチャンピオンシップ~優勝馬:カンパニー~ 続き | あだ名無し夫のK-Project(競馬読み物ブログ)

重賞回顧第26回マイルチャンピオンシップ~優勝馬:カンパニー~ 続き

休み明けの毎日王冠。
4番人気で出走すると、年度代表馬ウオッカを豪快に差し切り優勝。
ここまでは「GⅡ大将」なのだから普通である。

続く天皇賞(秋)。
前哨戦でウオッカに勝ったものの、5番人気とさらに人気を落としていた。
「この馬はGⅠには届かない。」
多くのファンがそう思っていたに違いない。

しかし、結果は違った。
中団からレースを進めると、上がり最速32.9秒の脚を繰り出して優勝!
8歳馬である。旧年齢ならば9歳馬だ。
8歳でGⅠを勝つなんて・・・。
そんな驚きの声がたくさん聞こえてきた。

そして引退レースとなったマイルチャンピオンシップ。
今度こそ真の実力を認められ1番人気に支持された。
レースも中団から鋭く伸びて完勝。
見事に有終の美を飾ったのである。

普通ならば、8歳といえばもう衰えてダメだと思われているだろう。
カンパニーはそんな常識を覆し、競走馬に年齢など関係ないことを示した名馬だった。


2009年11月22日(日)
京都11R
第26回マイルチャンピオンシップ(G1)
京都・芝1600メートル


1着2枠 4番カンパニー(57・横山典弘) 1分33秒2
2着7枠13番マイネルファルケ(57・和田竜二) 1 1/4
3着7枠15番サプレザ(55・O.ペリエ) クビ
4着5枠 9番キャプテントゥーレ(57・川田将雅) ハナ
5着4枠 7番アブソリュート(57・田中勝春) 3/4