いや～、
来るべき２月下旬。迎える分譲マンションの契約決済を前に、いろいろ準備の日々です。心落ち着かず、仕事は手に付かず
（冗談ですよ）いやはや、早く過ぎ去って欲しいなんて思ったりするわけで、さ～て、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
（落語の枕みたいな入り方だ事）
そんな中、別にぶっちゃけるとか言うわけでもなんでもなんだけどさ、コロナになっちゃいましてね。（あ、これは本当に）初のコロナ。５日ほど寝込んでおりまして。ただでさえ、早く２月下旬を！って気が焦っているのに、５日間はほとんど寝たきりで時間がなかなか経過してくれない。しかもしんどい。
コロナ嫌だね。
ま、それでもこれから自分自身だけでなく大事な売買契約を何件か控えている状況だったので、契約の日や決済の日に体調不良で立会出来ない！なんて事になんなくて取り合えず良かったと思うようにしています。いずれもいろんな立場の関係者が一堂に介すわけで、一人の都合で日程を変えたり取りやめにするなんてわけにはいかない。特に仲介の不動産会社の立場でそんな事通常許されないよ。
だから、体調管理はとても大事。
なので、コロナにかかった事に便乗して、生涯何度目かの禁酒（ずっとじゃなくってある一定期間ね）を始めたりして万全な状態でこれからの時期（また繁忙期だしね）を迎え撃つ所存です。皆さんは如何様な新年をお迎えで？
（相変らず落語の枕言葉のようだ）
ここ最近は、引越しにかんする話題でブログ書いたりして、引越しに向けての気の焦りを少し抑えようと自分なりに工夫をしております。だって、今の部屋に住んで２０年と７ヶ月も経過していたんだ。それ位振りの引越しって事になるんだもん。引っ越した日に生まれた子が成人しちゃってんだよ？当時２０歳だった成人は四十路に突入し、４０歳だった中年は還暦を迎えるっつ～んだからね、な～ご隠居さんよ～
（いつまで落語調が続くってんだい！？）
前回書いた引越しの思い出ブログ
そう、そう、
部屋の片づけをしてたら過去の賃貸借契約書が出てきて、それを見たらいつから契約してっていう引っ越しの時期って～のが正しく分かるから面白いなって話で２０年という時間に驚き、なんだか自分ってスゲ～な
って、ちょっとなんだか分かんないけど自分を褒めてやりたくなっちゃったりして。２０年ってそれぐらい長い時間だ。２０歳が４０歳になる時間だもんね。（あんたもしつこいね～
）
ま、そんで今の所に引越しをしたのが２０年と７ヶ月前。その２０年と７ヶ月前の６月に引越しをした前の部屋は当時新築の物件だったんです。あの建物は築何年になっただろうか？懐かしいな～（正解は築後２０年です
）ま～しっかし、今考えて、あの頃は本当無計画で若かったよな～って思うのは何と言ってもコレ！
その新築物件には１ヶ月しか住んでない。って事。
２０歳で松山市にやってきて、賃貸マンションを借りて６年ちょっとが経過。転職して不動産業界に入って少し経ち「賃貸の不動産で仕事をする以上、賃貸物件からの引越しも経験しておこう」と思い立ち、気に入った当時の新築コーポの１階の部屋を選んだよな～。
当時はね、今だから言えるけど、物件の名前に結構拘っていて、同じような名前の建物に引っ越すんじゃなくって「〇〇ハイツ」「〇〇ヴィラ」「〇〇マンション」といった具合にカテゴリーが違う部屋を転々としてみたい変な願望があって、仕事の為でもあり興味本位もあり、また気分転換ってのも引っ越す理由になってた。失恋した時期でもあったしね。なにかリセットして色々変えたいってのが強かったな。
そして１ＤＫの最新設備の新築に入居！
それまでの部屋に不満は無かったんだけど、やっぱ新しい所は良いなと思った。生まれて初めて、心から「綺麗だ」と思える部屋だし建物だった。（新築だからね）洗面台は独立して付いているし洗濯機置き場は室内にある。部屋は真四角の８帖でウォークインクローゼットもある。ソファー置けんじゃん。この部屋ソファー置けんじゃん！ってテンション上がったな。ＴＶモニターホンもあった。なんだか早く通話ボタン押したい。これで会話したい。
通話ボタン押したさに
宅配ＰＩＺＺＡ頼んだりもしたっけかな。
しかしＰＩＺＺＡは来なかった
・・・・・（？）
昔はよく「３０分以内で！」なんてＣＭやってたんだけど全然その時間を超えても来ない。おかしいな、なんか間違えたかな・・・。
ちょっとイライラしながら部屋で待っていると、近くの道路で男の人が電話しているのが聞えてくる。
「たしかこの辺りなんすけど無いんですよ」
もしやと思って、玄関ドア開けて外に出てみる。少し先の道路でＰＩＺＺＡの配達員さんが地図片手に電話している。そうだよ、当時はみんな地図片手に場所探すんだ。ゼンリンとかのね。新築物件って当然ながら地図に載って無いわけ。ちゃんと新築だから地図に乗ってません！とか、昔〇〇アパートってのがあった場所です！とか、多分地図では駐車場のはずとか添えてあげないと最初はＰＩＺＺＡとか届かないの。勉強になったな～。次からはちゃんとくるけど。（笑）
電話していたお兄さんとこに走り寄って「ここですよ～」って声かけて来てもらってＰＩＺＺＡ受け取ってお金払って。もちろんあの頃は現金オンリーです。置き配とか、クレジットやＱＲコード決済なんかありゃしない。そう考えたら今の世の中は超絶便利になっちゃったね。
「ＰＩＺＺＡ～やっと来た～」
部屋に入って、早く箱を広げようと部屋に入ろうとした所で、例の四角いモニターの付いた機械のアイツが視界に飛び込んできた。
ワシ使うんやなかったんか～い
ほ、ほんまや！
懐かしい思い出や。
新築物件はＰＩＺＺＡが届かない。
一時期、半分冗談としてよく喋ってたな～。
その新築物件、実は２軒隣りにコンビニがあって、僕がその部屋を選んだ理由が、実は「コンビニが隣り」だったというのは誰にも行ってない引越しの理由だった。田舎の出身の僕にとって「コンビニ」に歩いていける、ましてや「隣がコンビニ」なんてどれだけ憧れていた事か想像付くだろうか？
さっきリンクを貼ったブログの記事の中で触れてるんだけど、松山市にやってきて最初にしたかった夢が「吉野家で牛丼を食べる、なんならお新香を付けて」っていう男である。
隣がコンビニ！以上の最高の条件など他にあろうか？
（反語法）
って事です。
もう、最終回に投手が大谷で、打者マイク＝トラウト。
こんなシチュエーションです。これ以上ない。
出来すぎ！
ドラマ！
否、マンガ！
マンガの世界。
隣がコンビニ。
「ちょっと小腹空いたけん、コンビニで弁当買って帰ろうや」
これ、ある時に松山から通ってた友達から聞いた言葉。そいつん家に泊まりで遊びに行ってて夜中にふいにそいつの口から出た言葉。高校３年間の僕の流行語大賞です。後世まで語り継がれるはず。こんな綺麗な言葉を今まで聞いた事が無かった。
え？夜中に買い物すんの？
久万高原町（旧柳谷村）では、１７時にきっちりすべてのお店が閉まります。正確に言うと１６時半に閉まります。散髪屋だけ１８時。１６時半越えたら自販機でジュース買うか、ものすごく怪しいラーメンの自販機でカップラーメン買うかしか出来ない。（カップラーメンの自販機はお湯も出るっていう奴だったけど、いつのお湯をいつまで使ってるか不明なのとお箸がないのがネック）だから、１７時を過ぎて買い物をするだなんてどんな魔法が掛けられているんだ！って話なんです。
それが、
況（いわん）や夜中に弁当をや！です。
そんなだから、松山市に来て６年。
僕もコンビニに歩いていける場所に引越して、そして日々の生活をする日がついに来たんだ！ってもの凄く感慨深い気分だったな～。初めての給料で何かを買う。って事よりも歩いてコンビニの方が上やったな～。
そして、覚えている。
引越して最初にコンビニに行った時の事を。
（倒置法）
そんな大袈裟な～って思うでしょ？全然大袈裟でもなんでもない。もう鮮明に覚えているもん、あの日のコンビニの光景を。
（物凄い記憶力！？あるいは執着力！？）
お店入ったら閉店セールやってはった。
もうね、リアル「なんでやねん！」状態ですよ。
ワシ、引越して来たばっかりやっちゅ～のに！
まだなんにもご愛顧出来てないのに。
君がいるからここに引っ越してきたっちゅ～ねん！
もう君とはやってられんわ！
（落語やのうて今度は漫才か？）
って事で、引越してすぐだけど
もう引越す決意をしました！！
って、さすがにそれは嘘ですけど、それぐらいショックを受けたのは相当強烈に覚えていますね。たしかあれは２０年と７ヶ月前の事だ！（しつこいね～）
ま、だから周辺環境も大事だよ～、でも、いつまでもあると思うな、お気に入りの飲食店とコンビニ！って、これもあの当時よく口にしてたっけな～、生きた教訓っつ～かただの心の叫びやった気もするけどね。
あ、で、結局、湿気とカビが酷くて引越したんだった。
（何じゃそりゃ！）
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