9月に入りました。後述するところと重なりますが、私にとって今年の夏は6月29日(土)横浜F・マリノス対東京ヴェルディ戦の現地観戦から事実上スタートしたようなもので、そこから首都圏のJリーグの試合や、乃木坂46の無券参戦を兼ねた大阪遠征・名古屋遠征にも出かけました。結構盛りだくさんだった今年の夏も、いよいよ残りわずかとなりました(私の中では、今年の夏は9月14日(土)国立競技場でのJリーグ観戦まで続いているようなものである)。

 

 さて、今年は2月に開幕してから、(初訪問順に)町田→FC東京→横浜FC→浦和→川崎→東京V→横浜FM→柏→千葉→鹿島→湘南の順に関東のJ1と1都3県のJ2のホームゲームを観に行っていますが、8月17日(土)は鹿島アントラーズのホームゲームを観に行くべく、鹿島アントラーズ対浦和レッズ戦を観にカシマサッカースタジアムに行ってきました。

 

 鹿島アントラーズの試合は、2021年にFC東京の対戦相手として観に行って以来です。一方浦和レッズは、既に4月7日(日)のホーム鳥栖戦と5月3日(金)のアウェイ川崎戦を観に行っており、今季3回目です。

 

 東京方面からカシマスタジアムへは電車でも行けなくはないですが、東京駅から高速バスで行くのが一般的です。

 普段からも通勤等で需要があり、高速バスとしては珍しく高頻度運行が行われている路線ですが、東京駅のバス乗り場は11時台から長蛇の列ができていました。

 

 京葉道路、東関東自動車道を通り、潮来を経由します。

 

 鹿島セントラルホテル、鹿島アントラーズクラブハウス、鹿嶋市役所を経由していきます。

 

 カシマスタジアムで試合のある日は、試合開始6時間前から2時間前までの便がスタジアムまで直通します(通常は鹿島神宮駅が終点)。ですが今回は終点の2つ手前である鹿島神宮バス停で下車しました。

 

 もちろん、その理由は鹿島神宮に参拝するためです。

 鹿島神宮は武甕槌大神を祀る鹿島神社の総本社であり、香取神宮・息栖神社と並び東国三社のひとつであります。また鹿島アントラーズの選手たちが毎年開幕前に必勝祈願に訪れます。

 

 鹿島サポーターも参拝に訪れていましたが、浦和サポーターの参拝が多かったと記憶しています。

 

 境内には鹿が祀られています。

 

 鹿島神宮参拝を済ませ、鹿島神宮駅に移動します。

 

 道中には、鹿島アントラーズの成績が刻まれた石碑が建立されていました。

 

 また電柱の広告看板にもアントラーズのエンブレムが描かれていました。

 

 

 

 

 鹿島神宮駅からはJR鹿島線で鹿島サッカースタジアム駅に移動します。

 

 鹿島サッカースタジアム駅はJR東日本と鹿島臨海鉄道の境界駅(ここから水戸方面が大洗鹿島線)で、試合のある日に限り旅客扱いを行っています。ですが試合のない日も貨物駅として機能しており、当駅から神栖方面に鹿島臨海鉄道の貨物線が伸びています。

 

 駅舎は歩道橋に面しており、歩道橋を下るとカシマサッカースタジアムに着きます。

 

 カシマスタジアムは1993年のJリーグ開幕に合わせて建設され(何ならスタジアムを建設することが、鹿島がJリーグに算入するための条件だった)、最初は1万5000人規模のスタジアムでした。2002年の日韓ワールドカップに合わせて増築工事が行われ、現在は4万人規模の巨大スタジアムになっています。

 

 試合前には鹿島サポーターが、選手の乗ったバスを出迎えるべくスタジアム前にスタンバイしていました。カシマスタジアムでは、「メルカリロード」と呼ばれるスタジアム前の道路を通ってバスが乗り入れます。

 

 旗を振り、チャントを歌って選手たちを迎え入れます。

 

 私もサポーターたちに雑じって、近くでバスを見ることができました。

 

 スタンドに入ります。今回はメインスタンド2層目の前方です。本来ならこのエリアは自由席ですが、この試合では指定席として運用されていました。

 

 浦和レッズのスタメン発表。鹿島のゴール裏からブーイングが聞こえてきました。浦和は前の試合で西川周作選手がレッドカードで退場になったため、この試合では牲川歩見選手が先発GKを務めます。

 

 ホーム・鹿島アントラーズのスタメン発表です。完全移籍加入したばかりの田川亨介選手(2019年から2021年までFC東京に所属)が初のメンバー入りです。

 

 鹿島のスタメン発表終了後、鹿島のゴール裏からは「鹿島一心」と書かれたビッグフラッグが登場しました。両角の席からは幟旗が次々と立てられました。

 

 その後もビッグフラッグが次々と登場。中には、右下にスポンサー名が書かれているビッグフラッグもあります。

 

 途中からは浦和サポーターもチャントを歌い始め、応援合戦の様相を呈しました。

 

 そして選手入場の際には、鹿島大明神と香取大明神のビッグフラッグが登場しました。1層目ゴール裏をすべて覆い隠す大きさです。

 

 前半キックオフ。

 

 0対0で後半に突入します。

 

 

 浦和が先制したかと思われましたが、オフサイドと判定されました。

 

 

 田川選手がここで登場。

 

 しかし牲川選手の好セーブに阻まれます。

 

 

 この試合には33,295人が来場しました。コロナ後のカシマスタジアムでのホームゲームでは最多入場者数となりました。

 

 試合終了。0対0のスコアレスドローでした。しかしスコアレスドローだったとはいえ、どちらが勝ってもおかしくない試合だと感じました。また好セーブ連発の牲川選手は、もはやJ1初出場とは思えませんでした。これから先も、牲川選手のJ1での活躍を観てみたいと思いました。

 

 

 コンコースにあるスタグルの売店は、試合終了後も行列ができていました。他のスタジアムだと試合終了を待たずして閉店作業を行っている場合が多いため、なかなか観られる光景ではありません。

 

 帰りは東京駅行きの直行バスでスタジアムを出ましたが、本来なら20時40分発のところスタジアム駐車場内での渋滞により50分遅れで発車しました。そのため東京駅に到着したのは23時半頃となり、更に自宅に着いたのは終電の1本前でした。

 関東圏内でサッカー観戦をする際は極力日帰りできるように予定を組んでおり、今回もカシマスタジアムで18時キックオフの試合だと日付が変わる手前ぐらいに家に帰れるだろうという算段で予定を組みました(7月の千葉県内でのJリーグ観戦も同様)。駐車場での50分待ちは想定外でしたが、それでもスタジアムへのアクセスについては行ってみないとわからないことも多いですから、今年ナイトゲームを観戦したクラブ(鹿島・千葉・柏・横浜FM)については来年はデーゲームを観に行けるように計画する予定です。一方デーゲームを観戦したクラブのうち、浦和・東京V・川崎・横浜FCについては、来年はナイトゲームを観に行きたいと考えています。

 

 次回以降のサッカー観戦は以下の予定です。

  • 9月14日(土)FC東京 vs 名古屋グランパス(国立競技場)
  • 9月28日(土)清水エスパルス vs 横浜FC(国立競技場)
  • 10月19日(土)湘南ベルマーレ vs サンフレッチェ広島(レモンガススタジアム平塚)
  • 11月2日(土)ルヴァンカップ決勝または11月23日(土)天皇杯決勝(国立競技場)
  • 11月9日(土)FC町田ゼルビア vs FC東京(国立競技場)
  • 11月10日(日)浦和レッズ vs サンフレッチェ広島(埼玉スタジアム)
  • 11月30日(土)ジュビロ磐田 vs FC東京(ヤマハスタジアム)
  • 12月8日(日)FC東京 vs セレッソ大阪(味の素スタジアム)
 9月は国立競技場で開催される2試合を観戦します。10月は現時点で1試合だけですが、この湘南ベルマーレの試合を観戦することで、目標に掲げていた「2024シーズンの関東J1クラブ+1都3県J2クラブ現地観戦」を達成できます。11月はカップ戦決勝を観に行くほか、FC東京のアウェイゲームを2試合観戦。また11月9・10日の週末は国立→埼スタと2日連続観戦です。11月30日は、はじめてFC東京の関東以外のアウェイ遠征を敢行します。そして最終節は、もちろんFC東京のホーム最終戦で締めくくる予定です。友達の方と観に行く予定の試合もありますが、まずは残り8試合を無事に締めくくれるようにしていきたいと思います。
 
以上

 夏は早いもので、気づけば8月の中盤です。

 さて6月29日のJ1第21節から、Jリーグの試合を4週連続で観戦するというチャレンジに取り組み、横浜F・マリノス対東京ヴェルディ戦(6月29日/日産スタジアム)、柏レイソル対FC東京戦(7月6日/三協F柏)、FC東京対アルビレックス新潟戦(7月13日/国立競技場)、ジェフユナイテッド千葉対ロアッソ熊本戦(7月14日/フクアリ)を観戦してきました。その最終週ですが、7月20日・21日に乃木坂46真夏の全国ツアーが京セラドーム大阪で開催されました。その無券参戦を兼ねて、20日(土)と21日(日)は大阪遠征に行ってきました。

 実は、7月20日は関西エリアで以下のイベントが開催されていました。

  • 京セラドーム:乃木坂46真夏の全国ツアー
  • 舞洲:Osaka Gigantic Music Festival 2024(日向坂46も出演)
  • ヨドコウ桜スタジアム:セレッソ大阪対アルビレックス新潟
  • パナソニックスタジアム吹田:ガンバ大阪対湘南ベルマーレ
  • 花園ラグビー場:FC大阪対大宮アルディージャ
  • 甲子園球場:阪神対広島
  • ノエビアスタジアム神戸:ヴィッセル神戸対名古屋グランパス
  • ほっともっとフィールド神戸:オリックス対楽天
 いずれも数千~数万人規模の集客が見込まれるイベントです。故に混雑等が心配されていましたが、私としては大阪無券参戦を敢行しつつも野球観戦やサッカー観戦も楽しめるという点でむしろポジティブに捉えていました。その中で、ノエスタやほっともっとフィールドは一旦神戸市内まで移動しなければならずキャンセル。甲子園は京セラドームから電車一本で行けますが、イベント終了後の混雑状況を考慮し却下。最終的に、同じ大阪市内で開催されるセレッソ大阪の試合を観に行くことに決定しました。
 
 金曜の夜に、八王子から夜行バスに乗り大阪に移動しました。東京~大阪間は新幹線や飛行機でも移動できますが、現地での行動時間を確保するために高速バスでの移動を選択しました。
 
 20日の午前中は市内の名所を巡っていましたが、通天閣の展望台では新潟や湘南のサポーターを、道頓堀では大宮のサポーターを見かけました。
 
 道頓堀は高校の修学旅行で行きましたが、通天閣は初めて行きました。
 
 道頓堀にはセレッソ大阪の横断幕が掲出されていました。
 
 御堂筋です。非常に広いです。
 
 もちろん、乃木坂46のライブ会場である京セラドームにも行きました。
 
 そして、ライブ会場に行ったからには4期生推し集合写真企画も開催しました。
 今年の乃木坂46真夏の全国ツアーは、神宮球場でのライブが平日(9月2日(月)~4日(水))に回された一方、この大阪公演と名古屋公演(8月24日(土)・25日(日))が週末開催であります。それに合わせて4期生推し集合写真も初の大阪開催を敢行しました。これにより、私としても集合写真企画の週末開催の日程を増やせる一方、特に関西や中京エリアにお住まいでなかなか首都圏に来れない方にとっても参加できる機会が増えるというメリットがあります。私も、特に後者による参加者が増えるだろうと見込んで宣伝を強化してきました。
 もちろん、普段から首都圏でのライブに行かれている方ともお会いし、この集合写真にも、地元にお住まいの方にも普段から首都圏でお会いしている方にも多く参加していただきました。
 
 集合写真企画を開催した後は、いよいよスタジアムに向かいます。まずは長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅から、心斎橋駅で御堂筋線に乗り換えて長居駅まで向かいます。
 
 長居駅からスタジアムまで歩いて行きます。長居駅の構内にはセレッソ大阪の装飾がなされています。
 
 数分ほど歩いて、ヨドコウ桜スタジアムに着きました。
 ヨドコウ桜スタジアムは長居公園の中にある球技専用スタジアムで、大規模改修工事を経て2021年のシーズン途中からセレッソ大阪のホームゲームを全て同地で開催しています。
 
 なおヨドコウ桜スタジアムの向かい側にはヤンマースタジアム長居があり、こちらは陸上競技場としても使用されています。サッカーではパナソニックスタジアム(吹田市・G大阪の本拠地)が完成するまで大阪における国際試合の会場としても頻繁に使用され、2002年の日韓ワールドカップの会場としても使用されました(そのW杯では、同地で開催された日本対チュニジア戦にて、当時C大阪所属の森島寛晃選手がゴールを決めている。このゴールは自国開催のW杯で、所属クラブの本拠地でゴールを決めるという大記録であった)。
 
 スタジアムには、C大阪のマスコットキャラクター「ロビー」のモニュメントが設置されています。
 
 メインスタンド近くには、JR阪和線の高架線路があります。
 
 スタンドに入ります。今回はメインスタンド2層目からの観戦です。
 
 スタメン発表前には、セレッソサポーターによる『Power and the Glory』の斉唱が行われます。FC東京の『You’ll Never Walk Alone』と同じように、帯状のLED看板に歌詞が表示されています。
 
 審判団・スタメンの発表です。
 審判団の顔写真が表示されるのはC大阪の試合ぐらいです。
 
 アルビレックス新潟のスタメン発表中には、先ほどのLED看板に新潟のエンブレムが表示されていました。このような演出を行うのもセレッソ大阪ぐらいです。
 
 C大阪のスタメン発表前の煽り映像の最中に、フェアプレーフラッグや大阪・堺両市の市旗が登場しました。C大阪はヨドコウ桜スタジアムのある大阪市と、その南側に接する堺市がホームタウンです。
 
 C大阪の指揮を執るのは小菊昭雄監督です。小菊監督はプロ選手経験がなく、ユースチームのコーチやスカウト、トップチームのコーチを務めた後に2021年夏から監督に就任しました。
 
 今回はクラブ設立30周年記念試合ということで、試合前の演出も結構盛大に行われています。
 まず、初期のユニフォームを着た人によるリフティングのパフォーマンスが行われました。
 
 更に歌によるパフォーマンスも行われ、早くも熱狂的な雰囲気です。
 
 選手入場。C大阪の30周年アンバサダーを務めるローランドさん・大久保嘉人さん(2001~2006年・2021年にC大阪に所属)・片寄涼太さん(八尾市出身)が登場しました。
 
 C大阪のゴール裏には、このようなビッグフラッグが掲出されました。
 
 GKのキム ジンヒョン選手のJ1通算400試合出場達成の表彰が行われました。キム ジンヒョン選手は2009年にプロ入りして以来、C大阪一筋で16年間活躍しています。
 
 また、鬼武健二初代社長(C大阪の前身にあたるヤンマーディーゼルサッカー部の選手・監督を務め、後にJリーグチェアマンも歴任)によるキックインセレモニーが行われました。
 
 前半キックオフ。
 
 前半36分、新潟の長倉幹樹選手が相手から球を奪い枠内へドリブル、更に松田詠太郎選手にパスし先制点を奪います。松田選手はこれがJ1初ゴールです。
 
 C大阪も反撃に挑みますが、0対1でハーフタイムに入ります。
 
 ハーフタイムにはローランドさん・大久保さん・片寄さんが場内を一周。
 
 C大阪は上門知樹選手の代わりに柴山昌也選手を入れ後半に挑みます。
 
 しかし後半2分、新潟の小野裕二選手に追加点を奪われます。
 
 後半34分、C大阪の平野佑一選手が相手選手を倒してしまい、イエローカードが提示されます。
 
 フリーキック(FK)の準備を進めていると...。
 
 電光掲示板に「退場確認中」のVARの表示が出ました。平野選手のプレーが「決定的な得点機会の阻止」(DOGSO)に当たると判断されたためです。
 このDOGSOは以下の4要件をもって判断されます(参考資料→https://www.jleague.jp/a-to-z/dogso/
  1. 反則のあった場所からゴールまでの距離(概ね、距離が25メートル以内であればDOGSOになる可能性が高い)
  2. プレー全体が相手ゴールに向かっているかどうか(ポストプレーなどはDOGSOにならないが、プレーの方向が相手ゴールに向いていれば身体の向きは関係ない)
  3. 守備側競技者の位置と数(守備側競技者が少ないと判断されればDOGSOになる)
  4. ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性があるかどうか(トラップミスやパスミスなどは決定機とならない可能性があるのでDOGSOにならない)
 そして主審がオンフィールドレビュー(ピッチ脇のモニターから当該プレーの映像を確認する)に向かうと、場内にも当該のプレーの映像が映し出されました。
 
 最終的に、主審はレッドカードを提示し、平野選手は退場となりました。
 
 この試合には18,468人が来場しました。
 
 後半アディショナルタイムは10分あります。10人対11人で2点差とはいえ、10分あればどうなるかわかりません。
 
 後半50分、ルーカス フェルナンデス選手のゴールでC大阪が1点差に詰めます。
 
 しかしC大阪は1点を返すのみにとどまり、1対2で新潟が勝利しました。新潟が3試合ぶりに勝利を果たした一方、C大阪はクラブ設立30周年記念試合であり、キム ジンヒョン選手のJ1通算400試合出場達成試合でもあったこの一戦で痛恨の敗戦を喫しました。
 
 試合後の場内一周では、セレッソサポーターからブーイングも聞こえましたが、チャントを歌い選手たちを鼓舞していました。最近は、負け試合でもブーイングで終わらずにチャントやチームコールで選手たちを鼓舞するパターンが増えてきているように感じます(ただし試合結果による)。
 
 今回は大阪遠征を兼ねてセレッソ大阪のホームゲームを観戦しましたが、私自身大阪に行く機会が少ない(年1回あるかどうか)ので、結構いい機会になりました。今後も旅行などで別の道府県に行く機会があり、その際に日時が合えばその地域のJリーグやプロ野球の試合を観に行きたいと考えています。
 
 試合がナイトゲームで、翌日も京セラドームに無券参戦する予定だったため、夜は谷町四丁目のホテルで一泊しました。そこにもライブを終えた乃木坂46や日向坂46のファンが多くいました。
 
 さて翌・7月21日(日)は、朝は地下鉄で淀屋橋の大阪市役所に行ってきました。
 これは、大阪市役所の入口前に2025大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」のモニュメントが設置されているためです。その後、母へのお土産としてミャクミャクのぬいぐるみを購入しました。
 
 その後は京セラドームに再び向かいます。
 
 もちろん4期生推し集合写真も開催しました。今回は別の集合写真企画で集まっている方にも呼び掛けたため、飛び入り参加の方も多くいらっしゃり大盛況でした。非常に人気だったようで、私としても大阪で集合写真を開催できたことに対して大きなやりがいを感じました。来年以降も、大阪や名古屋でのライブに合わせて4期生推し集合写真を開催したいと考えています。
 
 集合写真が終わった後は長堀鶴見緑地線・御堂筋線・北大阪急行線・大阪モノレールを乗り継ぎ伊丹空港まで移動し、飛行機で帰京しました。大阪遠征に行った時点で有給休暇をまだ取得できなかった(2月入社なので8月に付与)ため日曜日のうちに帰京しなければならない状況でしたが、その一方で飛行機を早く予約した結果1万円強でチケットを購入することができました。
 なお、翌・22日(月)は東海道新幹線が保線車両の脱線事故により運転を見合わせたため、特に日曜日もライブを観に行き月曜日に東海道新幹線で帰る予定の方にとっては別ルートでの移動を余儀なくされました。それを考えると、日曜日のうちに帰京できてよかったと考えています。
 
 さて、明日は鹿島アントラーズ対浦和レッズの試合を観に、茨城県のカシマサッカースタジアムに行ってきます。また翌週は乃木坂46の無券参戦で名古屋に行く予定です。来月も神宮球場への無券参戦やJリーグ観戦(2試合)を予定しており、年末までイベントが盛りだくさんです。
 
以上

 7月も中盤です。13日から15日までは3連休となり、私はこの3連休にJリーグの試合を2試合も観に行ってきました。土曜の夜に国立競技場に行き、日曜の夜はフクダ電子アリーナに行くというややハードなスケジュールですが、3連休だからこそできることでもあります。今回はその2試合の観戦記をまとめてお届けします。

 

<第1章 松木玖生の集大成 J1第23節 FC東京vs新潟>

 今季、FC東京は国立競技場でホームゲームを4試合開催しますが、その3試合目となるアルビレックス新潟戦を観に7月13日(土)は国立競技場に行ってきました。実は昨年も、味の素スタジアムで開催された同カードを観に行っており、2年続けてFC東京対新潟戦を観に行くことになりました。

 本来なら19時キックオフのナイトゲームであっても14~15時頃には家を出ることが多いですが、この日はアリオ橋本で13時からFM FUJI『タイムちゃん』の公開生放送イベントが開催されたため、それを観に行った後に国立競技場に行くというスケジュールを組みました。しかし、そのアリオ橋本にいる間に、FC東京からこのようなお知らせが出されました。

 以前から松木選手は海外への移籍が有力視されていましたが、ついにこの時が来てしまいました。

 一方のFC東京にとっては、リーグ戦で初の連敗を喫し、更に天皇杯でもジェフユナイテッド千葉に敗れたため、公式戦では3連敗中でした。国立開催であることもそうでしたが、それ以上に松木選手やパリ五輪U-23日本代表の野澤大志ブランドン選手・荒木遼太郎選手のためにも、この一戦は絶対に勝たなければならないと考えていました。

 

 イベントが16時に終わり、余韻冷めやらぬまま1時間で国立競技場に移動し、17時20分頃に着きました。

 

 既に、会場周辺は両チームのファン・サポーターでごった返していました。どの売店も行列は当たり前です。

 

 国立開催の試合では、このようなフォトスポットが設けられることが恒例になっています。

 

 買い物を済ませ、18時35分頃に入場しました。

 この試合はバックスタンド側で観戦します。

 

 スタメン発表前に、ゲストの木村カエラさんによる『Butterfly』の演奏がありました。

 

 FC東京サポーターは青赤のペンライトで、新潟サポーターもオレンジのペンライトで盛り上げます。

 演奏後は東京のゴール裏から「カエラ・トーキョー!」コールが起こりました。

 

 スタメン発表です。

 

 国立開催のホームゲームでは試合開始前に花火が打ち上げられることが恒例となっています。以前は屋根から打ち上げられていましたが、今回はピッチレベルから打ち上げられました。また、今回は青と赤の炎による演出も追加されました。

 

 松木玖生選手の名前が読み上げられると、サポーターから盛大な拍手が起こりました。

 

 選手入場。

 

 FC東京からパリ五輪U-23日本代表に選出された野澤大志ブランドン選手・荒木遼太郎選手に花束が贈呈されます。

 

 前半キックオフ。

 

 前半6分、遠藤渓太選手が先制点を奪います。

 

 前半終了。1対0で折り返します。

 

 後半16分、松木玖生選手が途中交代で出場します。ひときわ大きい拍手が鳴り響きました。

 

 電光掲示板に「MF 7 松木玖生」と表示されるのもこの試合がラストです。

 

 野澤零温選手が2点目を奪います。野澤選手はFC東京の生え抜きでありながら、近年はJ3のチームへの育成型期限付き移籍も経験しましたが、FC東京の選手としてJ1初ゴールを決めました。

 

 この試合の入場者数は57,885人です。FC東京のクラブ史上最多動員数であり、また今季Jリーグ公式戦、及び国立競技場で開催されたJ1リーグ戦における最多入場者数となりました。

 

 試合終盤には松木選手のチャントが歌われました。

 

 試合終了。2対0でFC東京が勝利し、公式戦では4試合ぶりの勝利を果たしました。併せて国立開催の試合では8試合無敗としています(2020年ルヴァンカップ決勝・2022年と2023年のJ1リーグ2試合・今年4月開催の浦和戦・鹿島戦・新潟戦)。

 

 試合終了後、ゴール裏で松木選手から最後の挨拶がありました。

 私はゴール裏以外の場所(バックスタンド等)で観ている場合でもチャントを歌うことが多いですが、松木選手のチャントなどを歌ったときは涙が出そうになりました。2022年のプロ入りから、FC東京の松木選手を観てきた私にとって、非常に感慨深いものがありました。

 

<第2章 J1では味わえない雰囲気 J2第24節 千葉vs熊本>

 さて、翌7月14日(日)もナイトゲームを観に行きます。J2リーグのジェフユナイテッド千葉対ロアッソ熊本戦です。両チームとも初観戦で、加えてフクダ電子アリーナへも初訪問でした。

 

 都営新宿線で本八幡駅まで移動し、そこからJR線に乗り換えスタジアム最寄り駅の蘇我駅に向かいます。

 

 津田沼駅で快速を待っている際に、東京方面行ホームにE217系が入線してきました。E217系はE235系への置き換えが進んでおり、残るは僅か数本です。

 

 蘇我駅に着きました。

 

 駅構内はジェフユナイテッド千葉の装飾が多く、発車メロディーまでもチームの応援歌が使用されています。

 

 西口からスタジアムまで歩いて行きます。西口もジェフ仕様です。

 

 色褪せて見えにくいですが、蘇我駅周辺は千葉都心・幕張新都心に次ぐ「蘇我副都心」として位置づけられており、駅周辺にはフクダ電子アリーナのある千葉市蘇我スポーツ公園や、大型商業施設、更には工場などが立地しています。

 

 途中歩道橋を必ず通りますが、スタジアムまではほぼ一直線のルートです。

 

 スタジアムに着きました。16時過ぎに着きましたが、J1の試合並みに多くのサポーターでごった返していました。

 

 フクダ電子アリーナは2005年秋から、ジェフユナイテッド千葉のJリーグの試合やレディースの試合で使用されています。

 

 またスタジアムの外には、イビチャ オシム元監督の銅像がありました。オシム元監督は2003年から2006年まで千葉の監督を務め、優勝争いや2005年のナビスコカップ初優勝に導きました。2022年に逝去され、その翌年にフクアリに建立されました。

 

 スタグルですが、「喜作」のソーセージ盛りを食べてみます。

 4種類のソーセージが皿いっぱいに盛り付けられるもので、Jリーグのスタグルで圧倒的な人気を誇り、以前FC東京のホームゲームに出店した際には長蛇の列ができるほどでした。

 

 ジェフユナイテッド千葉のスポンサーです。もともと古河電工のサッカー部として発足し、1991年以降はJR東日本との共同運営になった経緯から、古河グループの企業とJR東日本の子会社が多く名を連ねています。また場内の自動販売機も、JR東日本の駅にあるものと同じ「acure」が設置されています。

 

 スタンドに入ります。ホームコーナー自由席から観戦します。

 

 ジェフユナイテッド千葉はWEリーグに参加する女子チーム(ジェフ千葉レディース)を保有しています。試合前にはレディースの選手が登場し、監督による挨拶もありました。

 

 両チームのスタメンと審判団です。

 

 選手入場前に、千葉市の神谷俊一市長からの挨拶がありました。

 

 フェアプレーフラッグの入場です。コロナ禍の数年間を除いて、ディビジョン関係なくどの試合にもフェアプレーフラッグが登場していますが、このような演出をもってフェアプレーフラッグが登場するのは恐らくここだけだと思います。

 

 また場内が暗転すると、千葉のサポーターは黄色や緑のペンライトを、熊本のサポーターも赤のペンライトを点灯させていました。

 

 選手入場。

 

 先日亡くなった、福田浩平元社長を偲び、黙祷が捧げられました。

 

 ジェフユナイテッド千葉では、キックオフ前に「円陣ダッシュ」を行うのが恒例です。

 

 前半キックオフ。

 

 前半から両チームとも飛ばしていきますが、スコアレスで後半に入ります。

 

 後半10分、熊本の石川大地選手に先制点を決められます。

 

 後半の飲水タイムが明けてから、「WIN BY ALL!」コールが千葉のゴール裏から飛びました。

 

 しかし、後半29分に神代慶人選手に追加点を奪われました。

 

 この試合には12,135人が来場しました。3連休の2日目ということで熊本サポーターも多く駆けつけていました。一方、千葉サポーターを中心に浴衣姿の観客も多くいました。

 

 試合終了。0対2で熊本が勝利しました。

 

 試合終了後の両チームのゴール裏です。熊本はラインダンスを踊り勝利の喜びを分かち合っていました。一方、千葉は試合終了直後こそブーイングが飛びましたが、選手がゴール裏に訪れるとチームを鼓舞するべくチャントを歌い始めました。

 お互い、J1昇格という大きな目標を胸に戦っています。両チームの早期J1昇格を心から願うばかりです。

 

 これで、6月29日からの4週連続Jリーグ5試合観戦のうち4試合が終了しました。次回はいよいよそのラスト、7月20日(土)セレッソ大阪対アルビレックス新潟戦を観にヨドコウ桜スタジアムに行ってきます。

 

以上

 前回のブログでもお話ししている通り、6月29日から4週続けてJリーグを5試合観戦する予定を組んでいます。7月6日(土)はその2試合目として、FC東京が柏レイソルと対戦するアウェイゲームを観に三協フロンテア柏スタジアムに行ってきました。私がFC東京のアウェイゲームを観に行くのは2023年の最終節(対湘南)以来で、併せて三協F柏への訪問は初めてでした。

 

 まずは上野駅から、スタジアムの最寄り駅である柏駅まで常磐線で移動します。

 上野駅から乗れるのは常磐線の快速で、日暮里・三河島・南千住・北千住に停車すると、千葉県の松戸まで止まりません。千葉県内に入ってからも柏・我孫子・天王台・取手の順に停車していき、列車によっては取手駅から先も土浦・水戸・勝田方面まで直通します。

 

 金町駅を通過すると、江戸川を渡り千葉県に入ります。

 

 柏駅に着きました。都内にいる時点ではあまり雨が降っていませんでしたが、柏駅に着いてしばらくして雨が降ってきました。

 

 駅前のペデストリアンデッキにも、このような装飾がなされています。

 

 また駅からスタジアムまでの通り道には「レイソル自販機」が設置されており、この自販機の売り上げの一部は柏レイソルの強化資金に充てられます。

 

 さて本来ならデーゲーム時の昼食やナイトゲーム時の夕食は、ホーム・アウェイ関係なくスタジアムグルメで調達することが多いですが、柏レイソルはビジター側のスタジアムグルメが充実していないという情報を前から聞いていました(ビジター側のキッチンカーが2店舗しかない)。そこで柏駅近くの中華料理店「珍来」で夕食をとります。

 実は珍来も柏レイソルのスポンサーであり、柏レイソルのユニフォームを着た店員さんもいました。

 

 夕食をとった後はスタジアムに向かいます。住宅街の中を歩いて行きます。

 住宅街の至る所には柏レイソルのフラッグが掲げられています。

 

 大雨に降られながらも、試合会場の三協フロンテア柏スタジアムに着きましたが、まだ場内には入れません。

 三協フロンテア柏スタジアムはホーム側とビジター側のサポーターが入場口の時点で完全に隔離されているため、この試合においてFC東京を応援する人は少し先の「ビジターゲート」まで行かなければなりません。

 

 入場したのはいいものの、雷雨によりスタンドが封鎖されていました。

 

 雨が収まり、スタンドに入ります。

 今回はビジター指定席で観戦します。メインスタンドの隣です。

 

 柏レイソルのマスコットキャラクター「レイくん」です。スタンドの柵越しに握手をしました。

 

 選手のウォーミングアップが始まります。

 三協フロンテア柏スタジアムはサッカー専用スタジアムで、ピッチとスタンドの距離が非常に近いため、歓声が選手たちに届きやすいのが特徴です。

 

 続いて両チームのスタメン発表です。

 

 続いて柏レイソルのスタメンです。本来、柏は井原正巳監督が指揮を執っていますが、この試合に関しては井原監督が体調不良により欠場、代わって栗澤僚一ヘッドコーチが指揮を執りました。

 栗澤ヘッドコーチの初采配の対戦相手は、奇しくも古巣のFC東京。FC東京サポーターからも拍手が起こりました。

 

 ナイトゲームということもあり、選手入場前にはスタンドの照明を消した上で柏サポーターが黄色のライトを光らせる演出が行われました。

 暗くて見えにくいですが、一部のFC東京サポーターは青と赤のライトで「応戦」していました。いかにも東京サポーターらしい行動です。

 

 選手入場。

 

 雷雨の影響により、予定より30分遅れで19時33分に試合開始しました。

 

 前半2分、ディエゴ オリヴェイラ選手のゴールで早くもFC東京が先制します。FC東京サポーターは早くも大盛り上がり。

 

 しかしその後、柏に2点を奪われます。

 

 2対1で後半に入ります。

 

 お互い必死に攻撃します。

 

 後半41分、岡哲平選手のプロ初ゴールでFC東京が同点に追いつきます。

 

 VARによるチェックが入りましたが、ゴールが認められました(ただしこのような画面が表示されない場合でも、ゴール後は必ずVARが確認を行っている)。

 

 しかし後半49分、戸嶋祥郎選手のゴールで柏が再び逆転。

 

 試合終了。3対2で柏レイソルが勝利し、FC東京は試合開始2分で先制点を奪ったのにもかかわらず逆転負けを喫しました。

 

 試合終了後、場内には柏レイソルの勝利を称える歌が流れました。

 

 一方、試合終了後のFC東京のゴール裏です。サポーターからは東京コールが起こりました。

 現在FC東京は公式戦で3連敗を喫しており、瀬戸際に立たせられています。しかし7月13日(土)にはアルビレックス新潟とのホームゲームが国立競技場で開催されます。これを足がかりに再び上位を目指していくしかありません。

 

以上

 いよいよ夏が始まりました。今年の夏は、関東のJクラブでまだ本拠地に訪問していなかった柏・千葉・横浜FMと、FC東京の国立競技場での試合、更には大阪遠征に合わせてC大阪の試合を観に行く予定を組んだため、6月29日からの4週間でJリーグの試合を5試合も観戦することになりました。更に8・9月にも続けてJリーグ観戦の予定を組んでいます。

  • 6月29日 J1第21節 横浜F・マリノス vs 東京ヴェルディ(日産スタジアム)
  • 7月6日 J1第22節 柏レイソル vs FC東京(三協フロンテア柏スタジアム)
  • 7月13日 J1第23節 FC東京 vs アルビレックス新潟(国立競技場)
  • 7月14日 J2第24節 ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本(フクダ電子アリーナ)
  • 7月20日 J1第24節 セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟(ヨドコウ桜スタジアム)
  • 8月17日 J1第27節 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ(カシマサッカースタジアム)
  • 9月14日 J1第30節 FC東京 vs 名古屋グランパス(国立競技場)
 本稿では、その「開幕戦」にあたる横浜F・マリノス対東京ヴェルディ戦の模様をお伝えしていきます。
 
 このカードは、Jリーグ開幕前の日本サッカーリーグ(JSL)、そして1993年のJリーグ開幕初期を語る上で欠かせないカードです。
 JSL時代、後にマリノスになる日産自動車サッカー部と、後にヴェルディになる読売クラブの対戦は、両チームにプロ選手や日本代表選手が多く在籍していることから「黄金カード」と呼ばれるようになりました。そして1993年5月15日、ヴェルディ川崎対横浜マリノスの一戦でJリーグは開幕しました。後に1995年のチャンピオンシップや2005年のスーパーカップでも、この両チームが対戦しました。その後はヴェルディがJ2に降格したこともあり、2008年を最後にJ1での対戦は途絶えていましたが、今年はヴェルディが16年ぶりにJ1に復帰。今年2月の開幕戦は国立競技場でヴェルディとF・マリノスが対戦しており、F・マリノスが逆転勝利を収めました。
 この試合は、F・マリノスはヴェルディ相手にシーズンダブルを狙うチャンスであった一方、ヴェルディにとっては開幕戦のリベンジを果たす機会でありました。
 
 試合会場の日産スタジアムに移動します。日産スタジアムへは新横浜駅から行くのが一般的です。新横浜駅は新幹線・横浜線・地下鉄ブルーラインが通りますが、昨年に相鉄・東急新横浜線が開業したため、相鉄線・東急線方面からのアクセスが非常に便利になりました。
 
 地下鉄や相鉄線・東急線からは10番出口を使うと便利です。10番出口を出てまっすぐ進むと鳥山大橋が見えますが、そこを渡って左折していきます。
 
 しばらく進むと交差点がありますが、そこを左に曲がると新横浜公園に入ります。
 
 新横浜公園の入口には、このような電光掲示板が設置されています。
 
 遊歩道を進んでいくと、日産スタジアムに着きます。
 
 日産スタジアムは1998年から、Jリーグやサッカー日本代表戦などで使用されており、陸上競技やラグビーの試合も開催されています。また2002年のFIFA日韓ワールドカップ、日本で過去6度開催されたクラブワールドカップ、2019年のラグビーワールドカップ、2021年の東京五輪サッカー競技は、いずれも当地で決勝が開催されており、Jリーグでも当地で開催された2019年J1最終節で最多入場者数を記録しています。
 
 スタジアムの入口前には日韓W杯決勝の記念碑や、東京五輪のパネルが設置されています。
 
 F・マリノスの試合もスタジアムグルメが非常に充実しています。この試合では40台ものキッチンカーが場外に出店していました。左は牛すじ煮込みと魯肉飯、右はチョコミントかき氷です。値段はどの店もやや高いですが、スタジアムグルメが充実していればデーゲームの昼食やナイトゲームの夕食で困ることはありません。
 
 スタンドに入ります。今回は1層目のメインスタンドです。
 入場したときには、両クラブのユースの選手による試合が行われていました。
 
 スタメン発表。まずはアウェイの東京ヴェルディです。
 
 続いて審判団の発表です。第4の審判員が「フォースオフィシャル」表記になっているのが気になります。
 
 ホームの横浜F・マリノスのスタメン発表前に、今夏よりF・マリノスに復帰する西村拓真選手が登場しました。
 
 続いて、この試合限定の煽り映像が上映されました。
 開幕戦の映像も出てきました。Jリーグのすべてはこのカードから始まったという内容です。
 
 そして2024シーズン用の煽り映像です。選手の映像や、横浜市内の名所の映像が次々と登場し、最後にキャプテンの喜田拓也選手の「行くぞ!」に合わせてその場にいるサポーターたちが「オー!」と叫んでいました。
 
 
 スタメン発表の後は、F・マリノスのサポーターによる『民衆の歌』の斉唱です。
 
 選手入場。
 
 エドゥアルド選手の通算200試合出場達成の表彰が行われました。
 
 前半12分、ヴェルディの山見大登選手が先制ゴールを決めます。
 
 前半22分、ヴェルディに追加点。
 
 前半35分には、F・マリノスの選手が脳震盪により交代するアクシデントがありました。
 
 前半50分、宮市亮選手のゴールでF・マリノスが1点を返します。
 
 後半も一進一退の攻防が続きます。
 
 この試合には26134人が来場しました。
 
 試合終了。1対2で東京ヴェルディが勝ちました。2月の開幕戦ではF・マリノスが1対2で逆転勝利したため、今回はヴェルディが開幕戦のリベンジを果たす格好となりました。
 
 試合終了後、F・マリノスのゴール裏からはブーイングが飛びました。F・マリノスは、開幕序盤は好調だったものの、ACL決勝をピークに低迷しており、現在は12位です。私からチーム状況について述べるのは控えますが、秋から再びACLが始まるため、修正できるのは今がチャンスだとも考えています。
 
 試合後に、メインスタンド前の「YOKOHAMA」オブジェを撮影しました。設置場所がすぐにわからなかったこともありますが、明るい時間帯に撮影したかったです。
 
 Jリーグ開幕からの31年間で、両チームとも雰囲気は大きく変わりました。それでも、この2チームの対戦だからこそ感じられるプライドを生で観られたのが大きな収穫です。好きなチームは違いますが、Jリーグファンとして、サッカーファンとして、観に行けて本当に良かったです。
 
 次回はFC東京の柏へのアウェイ遠征の模様をお届けします。お楽しみに。
以上