夏は早いもので、気づけば8月の中盤です。
さて6月29日のJ1第21節から、Jリーグの試合を4週連続で観戦するというチャレンジに取り組み、横浜F・マリノス対東京ヴェルディ戦(6月29日/日産スタジアム)、柏レイソル対FC東京戦(7月6日/三協F柏)、FC東京対アルビレックス新潟戦(7月13日/国立競技場)、ジェフユナイテッド千葉対ロアッソ熊本戦(7月14日/フクアリ)を観戦してきました。その最終週ですが、7月20日・21日に乃木坂46真夏の全国ツアーが京セラドーム大阪で開催されました。その無券参戦を兼ねて、20日(土)と21日(日)は大阪遠征に行ってきました。
実は、7月20日は関西エリアで以下のイベントが開催されていました。
- 京セラドーム:乃木坂46真夏の全国ツアー
- 舞洲:Osaka Gigantic Music Festival 2024(日向坂46も出演)
- ヨドコウ桜スタジアム:セレッソ大阪対アルビレックス新潟
- パナソニックスタジアム吹田:ガンバ大阪対湘南ベルマーレ
- 花園ラグビー場:FC大阪対大宮アルディージャ
- 甲子園球場:阪神対広島
- ノエビアスタジアム神戸:ヴィッセル神戸対名古屋グランパス
- ほっともっとフィールド神戸:オリックス対楽天
いずれも数千~数万人規模の集客が見込まれるイベントです。故に混雑等が心配されていましたが、私としては大阪無券参戦を敢行しつつも野球観戦やサッカー観戦も楽しめるという点でむしろポジティブに捉えていました。その中で、ノエスタやほっともっとフィールドは一旦神戸市内まで移動しなければならずキャンセル。甲子園は京セラドームから電車一本で行けますが、イベント終了後の混雑状況を考慮し却下。最終的に、同じ大阪市内で開催されるセレッソ大阪の試合を観に行くことに決定しました。
金曜の夜に、八王子から夜行バスに乗り大阪に移動しました。東京~大阪間は新幹線や飛行機でも移動できますが、現地での行動時間を確保するために高速バスでの移動を選択しました。
20日の午前中は市内の名所を巡っていましたが、通天閣の展望台では新潟や湘南のサポーターを、道頓堀では大宮のサポーターを見かけました。
道頓堀は高校の修学旅行で行きましたが、通天閣は初めて行きました。
道頓堀にはセレッソ大阪の横断幕が掲出されていました。
御堂筋です。非常に広いです。
もちろん、乃木坂46のライブ会場である京セラドームにも行きました。
そして、ライブ会場に行ったからには4期生推し集合写真企画も開催しました。
今年の乃木坂46真夏の全国ツアーは、神宮球場でのライブが平日(9月2日(月)~4日(水))に回された一方、この大阪公演と名古屋公演(8月24日(土)・25日(日))が週末開催であります。それに合わせて4期生推し集合写真も初の大阪開催を敢行しました。これにより、私としても集合写真企画の週末開催の日程を増やせる一方、特に関西や中京エリアにお住まいでなかなか首都圏に来れない方にとっても参加できる機会が増えるというメリットがあります。私も、特に後者による参加者が増えるだろうと見込んで宣伝を強化してきました。
もちろん、普段から首都圏でのライブに行かれている方ともお会いし、この集合写真にも、地元にお住まいの方にも普段から首都圏でお会いしている方にも多く参加していただきました。
集合写真企画を開催した後は、いよいよスタジアムに向かいます。まずは長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅から、心斎橋駅で御堂筋線に乗り換えて長居駅まで向かいます。
長居駅からスタジアムまで歩いて行きます。長居駅の構内にはセレッソ大阪の装飾がなされています。
数分ほど歩いて、ヨドコウ桜スタジアムに着きました。
ヨドコウ桜スタジアムは長居公園の中にある球技専用スタジアムで、大規模改修工事を経て2021年のシーズン途中からセレッソ大阪のホームゲームを全て同地で開催しています。
なおヨドコウ桜スタジアムの向かい側にはヤンマースタジアム長居があり、こちらは陸上競技場としても使用されています。サッカーではパナソニックスタジアム(吹田市・G大阪の本拠地)が完成するまで大阪における国際試合の会場としても頻繁に使用され、2002年の日韓ワールドカップの会場としても使用されました(そのW杯では、同地で開催された日本対チュニジア戦にて、当時C大阪所属の森島寛晃選手がゴールを決めている。このゴールは自国開催のW杯で、所属クラブの本拠地でゴールを決めるという大記録であった)。
スタジアムには、C大阪のマスコットキャラクター「ロビー」のモニュメントが設置されています。
メインスタンド近くには、JR阪和線の高架線路があります。
スタンドに入ります。今回はメインスタンド2層目からの観戦です。
スタメン発表前には、セレッソサポーターによる『Power and the Glory』の斉唱が行われます。FC東京の『You’ll Never Walk Alone』と同じように、帯状のLED看板に歌詞が表示されています。
審判団・スタメンの発表です。
審判団の顔写真が表示されるのはC大阪の試合ぐらいです。
アルビレックス新潟のスタメン発表中には、先ほどのLED看板に新潟のエンブレムが表示されていました。このような演出を行うのもセレッソ大阪ぐらいです。
C大阪のスタメン発表前の煽り映像の最中に、フェアプレーフラッグや大阪・堺両市の市旗が登場しました。C大阪はヨドコウ桜スタジアムのある大阪市と、その南側に接する堺市がホームタウンです。
C大阪の指揮を執るのは小菊昭雄監督です。小菊監督はプロ選手経験がなく、ユースチームのコーチやスカウト、トップチームのコーチを務めた後に2021年夏から監督に就任しました。
今回はクラブ設立30周年記念試合ということで、試合前の演出も結構盛大に行われています。
まず、初期のユニフォームを着た人によるリフティングのパフォーマンスが行われました。
更に歌によるパフォーマンスも行われ、早くも熱狂的な雰囲気です。
選手入場。C大阪の30周年アンバサダーを務めるローランドさん・大久保嘉人さん(2001~2006年・2021年にC大阪に所属)・片寄涼太さん(八尾市出身)が登場しました。
C大阪のゴール裏には、このようなビッグフラッグが掲出されました。
GKのキム ジンヒョン選手のJ1通算400試合出場達成の表彰が行われました。キム ジンヒョン選手は2009年にプロ入りして以来、C大阪一筋で16年間活躍しています。
また、鬼武健二初代社長(C大阪の前身にあたるヤンマーディーゼルサッカー部の選手・監督を務め、後にJリーグチェアマンも歴任)によるキックインセレモニーが行われました。
前半キックオフ。
前半36分、新潟の長倉幹樹選手が相手から球を奪い枠内へドリブル、更に松田詠太郎選手にパスし先制点を奪います。松田選手はこれがJ1初ゴールです。
C大阪も反撃に挑みますが、0対1でハーフタイムに入ります。
ハーフタイムにはローランドさん・大久保さん・片寄さんが場内を一周。
C大阪は上門知樹選手の代わりに柴山昌也選手を入れ後半に挑みます。
しかし後半2分、新潟の小野裕二選手に追加点を奪われます。
後半34分、C大阪の平野佑一選手が相手選手を倒してしまい、イエローカードが提示されます。
フリーキック(FK)の準備を進めていると...。
電光掲示板に「退場確認中」のVARの表示が出ました。平野選手のプレーが「決定的な得点機会の阻止」(DOGSO)に当たると判断されたためです。
このDOGSOは以下の4要件をもって判断されます(参考資料→https://www.jleague.jp/a-to-z/dogso/)
- 反則のあった場所からゴールまでの距離(概ね、距離が25メートル以内であればDOGSOになる可能性が高い)
- プレー全体が相手ゴールに向かっているかどうか(ポストプレーなどはDOGSOにならないが、プレーの方向が相手ゴールに向いていれば身体の向きは関係ない)
-
守備側競技者の位置と数(守備側競技者が少ないと判断されればDOGSOになる)
- ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性があるかどうか(トラップミスやパスミスなどは決定機とならない可能性があるのでDOGSOにならない)
そして主審がオンフィールドレビュー(ピッチ脇のモニターから当該プレーの映像を確認する)に向かうと、場内にも当該のプレーの映像が映し出されました。
最終的に、主審はレッドカードを提示し、平野選手は退場となりました。
この試合には18,468人が来場しました。
後半アディショナルタイムは10分あります。10人対11人で2点差とはいえ、10分あればどうなるかわかりません。
後半50分、ルーカス フェルナンデス選手のゴールでC大阪が1点差に詰めます。
しかしC大阪は1点を返すのみにとどまり、1対2で新潟が勝利しました。新潟が3試合ぶりに勝利を果たした一方、C大阪はクラブ設立30周年記念試合であり、キム ジンヒョン選手のJ1通算400試合出場達成試合でもあったこの一戦で痛恨の敗戦を喫しました。
試合後の場内一周では、セレッソサポーターからブーイングも聞こえましたが、チャントを歌い選手たちを鼓舞していました。最近は、負け試合でもブーイングで終わらずにチャントやチームコールで選手たちを鼓舞するパターンが増えてきているように感じます(ただし試合結果による)。
今回は大阪遠征を兼ねてセレッソ大阪のホームゲームを観戦しましたが、私自身大阪に行く機会が少ない(年1回あるかどうか)ので、結構いい機会になりました。今後も旅行などで別の道府県に行く機会があり、その際に日時が合えばその地域のJリーグやプロ野球の試合を観に行きたいと考えています。
試合がナイトゲームで、翌日も京セラドームに無券参戦する予定だったため、夜は谷町四丁目のホテルで一泊しました。そこにもライブを終えた乃木坂46や日向坂46のファンが多くいました。
さて翌・7月21日(日)は、朝は地下鉄で淀屋橋の大阪市役所に行ってきました。
これは、大阪市役所の入口前に2025大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」のモニュメントが設置されているためです。その後、母へのお土産としてミャクミャクのぬいぐるみを購入しました。
その後は京セラドームに再び向かいます。
もちろん4期生推し集合写真も開催しました。今回は別の集合写真企画で集まっている方にも呼び掛けたため、飛び入り参加の方も多くいらっしゃり大盛況でした。非常に人気だったようで、私としても大阪で集合写真を開催できたことに対して大きなやりがいを感じました。来年以降も、大阪や名古屋でのライブに合わせて4期生推し集合写真を開催したいと考えています。
集合写真が終わった後は長堀鶴見緑地線・御堂筋線・北大阪急行線・大阪モノレールを乗り継ぎ伊丹空港まで移動し、飛行機で帰京しました。大阪遠征に行った時点で有給休暇をまだ取得できなかった(2月入社なので8月に付与)ため日曜日のうちに帰京しなければならない状況でしたが、その一方で飛行機を早く予約した結果1万円強でチケットを購入することができました。
なお、翌・22日(月)は東海道新幹線が保線車両の脱線事故により運転を見合わせたため、特に日曜日もライブを観に行き月曜日に東海道新幹線で帰る予定の方にとっては別ルートでの移動を余儀なくされました。それを考えると、日曜日のうちに帰京できてよかったと考えています。
さて、明日は鹿島アントラーズ対浦和レッズの試合を観に、茨城県のカシマサッカースタジアムに行ってきます。また翌週は乃木坂46の無券参戦で名古屋に行く予定です。来月も神宮球場への無券参戦やJリーグ観戦(2試合)を予定しており、年末までイベントが盛りだくさんです。
以上