新年度が始まり2週間が経ちました。最初の週は入社式や入学式があったり、テレビ番組も新番組が始まったり、と新年度ならではの慌ただしさも感じました。その一方で東京はようやく桜が満開。気温が低かったこともあり、例年よりもやや遅い開花となりました。しかしその直後に強い風雨が東京を襲い、桜はすぐに散ってしまいました。

 私は4月最初の週末である6・7日において、2日間続けてイベントに出かける予定を組み、6日(土)は日向坂46の無券参戦で横浜に行ってきました(この時の模様は後日別のブログで紹介予定)。では7日(日)はというと、これから紹介する浦和レッズ対サガン鳥栖のJ1リーグの試合を観に、埼玉スタジアム2002に行ってきました。

 実は今シーズン、鹿島以外の関東のJ1クラブに加えてJ2の千葉と横浜FCのホームゲームを1回は観に行くという目標を立てています(国立開催は含めない)。ここまでの達成状況と、今後の訪問予定は以下の通りです。

  • 浦和レッズ(埼スタ):4月7日 鳥栖戦(本稿で紹介)
  • 柏レイソル(三協F柏):7月6日 FC東京戦(FC東京のアウェイで狙う予定)
  • ジェフユナイテッド千葉(フクアリ):7月14日 熊本戦で訪問予定
  • FC東京(味スタ):3月2日 広島戦で訪問済み(その後も4・5・10月に行く予定)
  • 東京ヴェルディ(味スタ):5月6日 磐田戦で訪問予定
  • FC町田ゼルビア(Gスタ):2月24日 G大阪戦で訪問済み
  • 川崎フロンターレ(等々力):5月3日 浦和戦で訪問予定
  • 横浜F・マリノス(日産):9月末 FC東京戦(FC東京のアウェイで狙う予定)
  • 横浜FC(ニッパツ):3月20日 群馬戦で訪問済み
  • 湘南ベルマーレ(レモンS):未定(10月19日(土)広島戦が有力?)
 結構壮大なスケジュールです。
 
 本題に入ります。まず、埼スタへは埼玉高速鉄道の終点である浦和美園駅から遊歩道を歩いて行くルートが一般的です。
 都心方面から南北線→埼玉高速鉄道線で現地入りするルートにしました。最初に乗った電車が赤羽岩淵止まりだったため、赤羽岩淵駅で乗り換えましたが、乗り換えた浦和美園行きの電車には既に両チームのサポーターが乗っていました。浦和サポーターが多かった印象です。
 浦和美園駅に着きました。浦和美園駅は埼スタの最寄り駅ということもあり、駅内のいたるところに浦和レッズのロゴマークが掲げられています。
 また埼玉高速鉄道は各駅にステーションカラーを定めていますが、このうち浦和美園駅には赤色が設定されています。
 
 改札などには、「ようこそ 埼玉スタジアム2002へ」の横断幕が掲げられています。
 遊歩道を1キロほど歩いて行きます。駅からスタジアムへは遠いですが、遊歩道が車両基地の横に沿って整備されており、ほぼ直線的なルートなのでわかりやすいです。
 フェンスには、浦和レッズの歴代のコレオグラフィーの写真が飾られています。3枚目は昨年5月のACL決勝のもので、これはDAZNの中継で観たこともあり記憶に新しいです。
 ちなみにこのフェンスの後ろに車両基地があります。
 
 埼スタに着きました。埼玉スタジアム2002に公園の中にあり、園内には他にもサッカーコートが設けられている他、手前の広場は集中豪雨等発生時の調節池も兼ねています。
 
 入口には「Welcome to REDS WONDERLAND」の横断幕が掲げられています。
 
 埼玉スタジアム2002は日韓ワールドカップの会場として、2001年に完成しました。収容人数は63,700人と国内のサッカー専用スタジアムでは最大級であり、浦和レッズのホームゲーム(一部を除く)に加え日本代表戦や高校サッカーも開催されています。また2021年の東京オリンピックでもサッカー競技で使われたほか、国立競技場の改築工事中は天皇杯やルヴァンカップ、高校サッカーの決勝でも使われました。
 
 今回はメインスタンドのアッパースタンドを選びました。ピッチからは結構高いですが、ゆとりをもって観られた印象です。
<おことわり:この先、特にプレー中の写真は手すりがぶつかって見えにくい場合があります>
 
 試合前の電光掲示板には、地元の団体や警察などからのお知らせが表示されることが少なくありません。FC東京の試合や国立競技場での試合では東京都や警視庁などからのお知らせが表示されますが、今回は浦和の試合ということでさいたま市などからのお知らせが表示されていました。
 
 14時を過ぎて、北ゴール裏は浦和サポーターが次第に集まってきました。
 
 ウォーミングアップが始まると、北ゴール裏から浦和レッズコールが聞こえてきました。
 
 浦和サポーターは非常に熱狂的であり、試合中は常に大きな声援でチームを鼓舞します。この熱狂度は世界的にも有名であり、FCバルセロナやリヴァプールなどと並び世界で熱狂的なサポーター5戦にも選ばれたことがあります。また国内外問わずビジターゲームにも多くのサポーターが駆け付け、この熱狂度はビジターゲームでも大いに感じられますが、埼スタでのホームゲームとなるとやはり圧倒的です。
 
 北ゴール裏に加えて南ゴール裏にも多くの浦和サポーターが陣取ります。南ゴール裏は、北ゴール裏と同様に大旗を振って応援するサポーターもいますが、一方で家族連れが多く集まるのも特徴です。
 
 一方、サガン鳥栖のサポーターです。木村誠二選手がU-23日本代表に選ばれたため、それを祝う横断幕が出されました。
 
 ちなみにウォーミングアップで、鳥栖のGKが赤い上着を着て登場したため、浦和サポーターから一時拍手が巻き起こる珍事がありました。
 
 電光掲示板にこの映像が流れ、BGMが流れると間もなくスタメン発表です。
 まずは審判団の発表です。AVAR(アシスタント・ビデオアシスタントレフェリー)の山下良美さんは、Jリーグでは初の女性審判員です(ちなみに山下主審が初めてJ1の試合を担当した、2022年のFC東京対京都戦は私も現地観戦した)。またVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の御厨貴文さんは、かつてJリーガーとして甲府・群馬・富山の3チームに所属していました。
 
 続いてサガン鳥栖のスタメン発表です。GKの朴一圭選手は2019年の横浜F・マリノスでも守護神として活躍し、同年の横浜FMの優勝に貢献しました。また木村誠二選手はFC東京から期限付き移籍中であり、富樫敬真選手もかつてFC東京に所属していました。
 
 そしてスタメン発表が終わると、ビジター席からサガン鳥栖コールが聞こえてきました。
 
 いよいよ浦和レッズのスタメン発表です。これまではBGMの変更が少なかったですが、2022年を皮切りに毎年BGMが変わっています。
 
 選手入場。この試合は「SPORTS FOR PEACE! DAY」として開催されたため、浦和の選手たちは「SPORTS FOR PEACE!」のTシャツを着用しています。
 前半5分、浦和が早くもCKから先制点を奪います。
 
 浦和の選手がゴールを決めると、ロケットが発射される広告が電光掲示板に表示されます。
 
 白熱した戦いが続く中、浦和の1点リードで折り返します。
 鳥栖サポーターも、浦和に負けじと声援を送ります。
 
 後半開始前、両チームの選手が円陣を組みます。
 
 後半キックオフ。
 
 後半8分、浦和・松尾佑介が追加点。
 
 後半38分、大久保智明が3点目を奪います。
 
 この試合の入場者数は28576人でした。1層目は結構埋まっていましたが、2層目はメインスタンド・バックスタンド共に空席が目立っていた印象です。
 
 試合終了。3対0で浦和レッズが勝利しました。
 
 電光掲示板には「Nice Shut Out!」と浦和の完封を称える文化シヤッターの広告が表示されました。
 
 試合後、浦和の選手たちが場内を一周します。
 
 そして選手たちが引き上げた後に、サポーターたちが立ち上がって、応援歌『We are Diamonds』を歌い始めました。この曲はJリーグ開幕の頃から存在しますが、槙野智章選手の発案で2012年からは勝利時にサポーターにより歌われるようになりました。
 
 試合後は浦和美園駅から埼玉高速鉄道で東川口駅まで移動し、東川口駅から武蔵野線に乗り換えました。車内は非常に混みあっており、東川口駅の武蔵野線ホームも非常に混雑していました。特に東川口駅から武蔵野線で帰る方は、余裕があれば東川口駅まで徒歩で歩いて行ってもいいかもしれません(ただし2.5kmほど歩く)。
 
 過去に高校サッカーを観に埼スタに行ったことはありましたが、埼スタでJリーグの試合を観るのは初めてだったので、非常にいい経験となりました。次に行くときは、FC東京戦でビジター側から観てみたいと思いますし、FC東京戦以外でもG大阪戦や横浜FM戦など、ライバルチームとのカードを観に行きたいと考えています。
 
 多忙につき、観戦から2週間が経ってようやく投稿することができました。とはいいながら、次の日曜日はFC東京対FC町田ゼルビア戦を観に味の素スタジアムに行ってきますし、5月もJ1を3試合、プロ野球を1試合観に行く予定で考えています。
 
以上

 3月29日(金)、2024シーズンのプロ野球ペナントレースが開幕しました。この日の東京は、午前中こそ大雨・強風に見舞われたものの、午後からは晴れたため、全会場とも予定通り開幕戦が開催されました。今季の開幕カードは以下の通りです。

<セ・リーグ>

  • 読売ジャイアンツ vs 阪神タイガース(東京ドーム)
  • 東京ヤクルトスワローズ vs 中日ドラゴンズ(神宮球場)
  • 横浜DeNAベイスターズ vs 広島東洋カープ(横浜スタジアム)
<パ・リーグ>
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス vs 埼玉西武ライオンズ
  • 千葉ロッテマリーンズ vs 北海道日本ハムファイターズ(ZOZOマリンスタジアム)
  • オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス(京セラドーム大阪)
 ご覧の通り、今季はセ・リーグ全球団に加えてロッテと日本ハムが首都圏で開幕を迎えました。開幕1戦目はセ・リーグはホームチームが勝利し、一方パ・リーグはビジターチームが勝利する展開になりました。

 そしてその翌日、3月30日(土)は、東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズの開幕2戦目を観に神宮球場に行ってきました。中日は最近なかなかAクラスに入れない状況が続いていますが、その一方で中日が東京で開幕を迎えることに対しては東京在住の中日ファンとしてポジティブに捉えていました。開幕戦はナイトゲームと言えども金曜開催なので断念し、その翌日の土曜日のデーゲームを狙いました。

 

 神宮球場は国立競技場の近くにあります。私は都営大江戸線の国立競技場駅から向かいました。

 最初は駅の表示を見落としていたたため、千駄ケ谷駅や東京体育館に近いA2出口から出ました。写真は東京体育館です。

 

 国立競技場の外を半周ほど歩き、横断歩道を渡ると神宮球場に着きます。

 開幕して最初の週末だったため、試合開始前からプロ野球ファンで溢れかえっていました。

 正面入口の前にはフジテレビの中継車が止まっていました。これは、ヤクルトのホームゲームの中継をすべてフジテレビが担当しているためです(但し、近年のヤクルトのホームゲームはフジテレビONEでの中継がメイン。BSフジや地上波フジテレビでの中継は開幕直後のホームゲームやクライマックスシリーズ、日本シリーズなどごく稀)。

 

 14時開始なので、試合開始前に昼食を済ませておきます。

 左の唐揚げ「じんカラ」と右のレモンサワー「じんレモ」は神宮球場限定メニューです。昨年のJ1最終節を皮切りに(FUJIFILM SUPER CUPは対象外でしたが)スポーツ観戦の際は何かしら酒を一杯飲むことが通例ですが、今回は「じんレモ」にしてみました。アルコールではありますが、甘くて飲みやすいのが特徴です。そして「じんカラ」も、存在自体は知っていましたが、なかなか食べる機会がなかったので、今回食べてみました。ヤクルトファンの皆さんも、ビジターチームのファンの皆さんも、神宮球場で野球観戦をされる際は是非食べてみてください。

 

 スタンドに入ります。中日戦の時は外野席を選ぶことが通例で、攻撃中は立って応援することが殆どです。

 

 両チームのスタメンと審判団です。私がプロ野球の試合を観に行く時は、秋村さんが審判を務めることが多い印象です(その秋村さんは審判1年目で早くも一軍の試合を担当しており、9年目で日本シリーズを担当している凄い方)。

 

 試合開始前には、審判団と両チームの監督によるメンバー表交換が行われます。

 監督は、ヤクルトは高津臣吾監督、中日は立浪和義監督です。現役時代、高津監督は通算313セーブを、立浪監督は2480安打を記録しており、名球会や野球殿堂にも名を連ねています。しかし立浪監督は高卒でプロ入りしてから引退まで中日一筋でプレーし、コーチ経験がない中で監督に就任している一方、高津監督は大卒でヤクルトに入団してからMLBや韓国、台湾のリーグでもプレー経験があり、最後は独立リーグで引退、その後はヤクルトの投手コーチや二軍監督を務めた後に一軍監督に就任しており、対照的です。

 

 14時にプレーボール。

 

 3回表、中日が先制点を奪います。

 

 4回裏の3アウト目をもって、涌井秀章投手が2000奪三振を達成しました。

 遠目で見えにくいですが、涌井投手にはつば九郎から花束が贈られました。

 涌井投手は2005年にプロ入りし、西武→ロッテ→楽天とパ・リーグ球団を渡り歩いた後に昨年から中日に加入しました。

 翌日新聞を読んでみると、プロ初奪三振は2005年3月29日だったとのことで、プロ入りからほぼ19年かけての2000奪三振達成です。非常におめでたい大記録です。

 

 7回表、中日のラッキー7です。『燃えよドラゴンズ』に合わせて、選手名の入ったタオルをファンが掲げています。

 

 7回裏、ヤクルトのラッキー7です。『東京音頭』に合わせて、ファンはビニール傘を振っています。

 

 8回裏、ヤクルトに同点に追いつかれます。

 

 同点に追いついた時の、一塁側の外野席です。ヤクルトファンは、得点時にも傘を振って盛り上がるのが特徴です。

 

 同点のまま9回裏が終わり、延長戦に。

 この時点で、試合開始から既に3時間20分以上が経過しています。

 左右の写真を比較していただけるとわかりますが、延長戦に入ったため9回までのスコアが消え、10回から12回までのスコアが新たに表示されています。

 

 延長戦を戦っている両チームです。辺りは暗くなっています。

 14時開始のデーゲームですが、本来ならナイトゲームが始まるぐらいの時間まで戦っていることになります。

 

 お互いにチャンスを作りますが、点を奪えず。

 中日の勝ちが無くなった後の12回裏、村上宗隆選手がセンター方向へ長打を放ちました。このままスタンドに入りそうな雰囲気も感じました。

 

 試合終了。結局8回からスコアは動かず、4時間43分に及ぶ長い戦いはドローで終わりました。

 試合終了時点での他球場の結果速報ですが、この日は全試合デーゲームだったため、神宮球場での試合終了時点で他球場もすべて終了していました。

 

 試合開始時点では日が高かったものの、試合が終わったときはもう夜になっていました。

 過去にも二軍の試合で、観に行った試合が延長戦にもつれ込むことはありましたが、一軍の試合で現地観戦した試合が延長戦に突入することはこれが初めてでした。とはいえこれがまだデーゲームで良かったとも思っています(延長戦だと終電に響くため)。

 帰りも国立競技場駅を使って帰りましたが、JRの千駄ケ谷駅や信濃町駅よりは空いていたと思います。混雑を避けたい方は、大江戸線を利用するのをおすすめしたいと思います(JRが乗り入れる駅のうち、新宿・代々木・大門・両国・上野御徒町・飯田橋へは大江戸線で行ける他、他線に乗り換えれば目黒や板橋方面、五反田や本八幡などへも都営地下鉄のみで行ける)。

 

 さて、明くる31日(日)もプロ野球観戦です。この日は読売ジャイアンツ二軍対オイシックス新潟アルビレックスBC戦を観にジャイアンツ球場に行ってきました。実は今年から、プロ野球のファームリーグに2チームが加わっており、このうち巨人が所属するイースタンリーグには新潟が加入しました(ウエスタンリーグにはくふうはやてベンチャーズ静岡が加入)。

<おことわり:オイシックス新潟アルビレックスBCは、私がブログやSNS等で表記する際は「新潟」表記としています>

 2日連続での野球観戦は初の事態でしたが、実はジャイアンツ球場での新潟のビジターゲームがこの週末のみだったため、この日を狙って観に行きました。

 ジャイアンツ球場は京王相模原線の京王よみうりランド駅が最寄りです。小田急線にも読売ランド前駅はありますが、駅からのアクセス面では京王よみうりランド駅が圧倒的に優位です。

 京王よみうりランド駅は相対式ホームの駅にしては結構広いですが、これは上下線にもう一本ずつ線路を増やし、2面4線にする計画があったことによるものです。かつては京王よみうりランド駅が相模原線の終点だった時期もあります。

 

 よみうりランドへは、後述する遊歩道でも行けますが、まずはスカイシャトルに1往復乗車します。春休み中の週末ということで、結構混雑していました。

 乗客が多かったため、この写真を撮るのに一苦労。

 

 ふもとを出発してすぐにジャイアンツ球場が見えます。

 実はこれに乗るまで、ジャイアンツ球場と遊園地の位置関係を理解できておらず、後に引き返す羽目となりました(但し、よみうりランドからもジャイアンツ球場に行くことはできます)。

 

 下りのスカイシャトルの車窓です。京王よみうりランド駅の手前で急降下します。

 

 気を取り直して、徒歩でジャイアンツ球場に向かいます。

 徒歩の場合、300段近くあるこの階段を登っていく必要がありますが、この遊歩道は「巨人への道」と命名されています。

 長嶋茂雄終身名誉監督の揮毫による、この看板が頂上に建立されています。

 

 この試合は内野席から観ます。二軍の試合はチケットが安く、内野自由席は1200円でした。屋根の真下の席も結構安かったと記憶しています。

 奥にはよみうりランドのアトラクション(ジェットコースター?)が見えると思いますが、試合中にも遊園地からの歓声が結構聞こえてきます。

 

 巨人のマスコットキャラクター「ジャビット」です。実は背番号「333」のジャビットと「555」のジャビットがおり、この日に会ったのは背番号「555」のジャビットです。握手も交わしました。

 

 昼食です。両サイドのおにぎりは、この日出店していた「結亭」のおにぎりです(魚沼産コシヒカリを使用)。

 

 

 試合開始前には、このようにファウルラインを引く光景を見ることができます。

 

 両チームのスタメンと審判団です。二軍の試合は審判が3人制で、若手の審判が担当することが多いです。

 

 試合開始前のメンバー表交換です。監督は、新潟は橋上秀樹監督、巨人二軍は桑田真澄監督です。巨人ファンの中には、桑田二軍監督目当てで観に来ている人も少なからずいました。

 

 巨人の攻撃中です。

 

 試合中のスタンドです。二軍の試合は、一軍の試合に比べてコアなファンが多く集まる印象です。

 

 試合は4回裏、巨人が2点先制します。

 

 しかし5回表、新潟が2点を返し同点に追いつきます。

 

 ところが、このかき氷を買いに行っている間に巨人が追加点。

 

 更に4点を加え、5日裏は6得点を奪うビッグイニングとなりました。

 

 新潟のピッチャーです。よく見ると、ユニフォームの広告が多いかと思います。新潟の他にも、BCリーグの球団はサッカー並みにユニフォームのスポンサー広告が多いです。

 

 一方、巨人のベンチです。試合中はベンチからの掛け声が結構聞こえてきました。

 

 8回は両チームとも1点ずつ追加。

 

 試合終了。9対3で巨人が勝ちました。

 

 試合終了後、巨人の選手たちが整列して、スタンドにいるファンに向かってお辞儀をしていました。

 一方、写真は撮っていませんが、新潟は試合終了後にベンチでミーティングを開いていました。

 

 2日連続の野球観戦でしたが、両日とも非常に気温が高く、また日差しが強かったため、結構日焼けしました(2日間ともドーム球場ではなかったため結構日焼けした)。今後は気温もそうですが、日差しの強い中外出する機会が多くなるため、日焼け対策に注力していきたいと思います。

 

 さて次の野球観戦は、5月11日(土)西武対楽天戦を観に西武ドームに行きます(なお、この翌日は山下美月卒業コンサートの無券参戦に行くため、2日連続でイベント会場に出動予定)。また次の週末は、6日はひな誕祭の無券参戦で早朝から横浜に行き、7日は浦和レッズ対サガン鳥栖のJ1リーグの試合を観に埼玉スタジアムに行く予定です。最近は週末と祝日しかほぼ休みがないため、仕事が休みの日もイベントでほぼ日程が埋まります。ですが、これも頑張って働く上でのモチベーションと捉えています。体調を崩さないように気をつけて、日々頑張りたいと思います。

以上

 突然ですが、Twitterを使う方々は、昨年の後半ぐらいからこのような投稿(ツイート)を見たことがある方が多いのではないかと思います。

 

 

 

 このような無意味なコピペや絵文字だけのリプライを送るユーザー(内容により、ネガティブな内容に対してそれを祝福するようなリプライを送るユーザーもいる)は、俗に「インプレゾンビ」と呼ばれています。

 ちなみに、これらの「インプレゾンビ」のリプライは、ライブドアニュースのこの投稿に対するリプライです。

 

 

 この現象は、Twitterでの収益化の条件の一つに「過去3か月間に500万回以上閲覧されること」が定められており、それが原因となっています。言わば「インプ狙い(閲覧回数稼ぎ)」のための投稿です。

 先日、読売新聞でインプレゾンビに関するこのような記事が掲載されました。

 

 この記事は、実際に記者がパキスタンの「インプレゾンビ」に会いに行き、どのような生活を送っているのか、なぜ無意味なツイートを繰り返しているのか、ということを質問する内容です。ここで紹介されている「インプレゾンビ」は、公務員を退職したことにより、空き時間を一連の投稿に費やすようになりました。それを繰り返した結果、日本円で約5600円もの収益を受け取ったともコメントしています。本人曰く「一攫千金を狙うため」だったとのことでしたが、Twitterは公共の場である以上、同じ「一攫千金を狙うため」だったとしてもギャンブル等とは訳が違います。それと対照的にインプレゾンビの行動により多くのユーザーが迷惑を被っており、実際に本来見たい投稿・リプライが見えにくくなっている状況が常態化しています(これに対し、私はインプレゾンビを見つけたら適宜ミュートしている)。

 しかもこのユーザーは、今年元日に発生した能登半島地震に対しても、これに関する一連の投稿へのリプライを「金儲けのチャンス」と捉えており、その時点で人間性を疑わざるを得ません。極めて不謹慎です。

 なお、この地震ではインプレゾンビが大量発生し、実際にインプレゾンビによる無意味な絵文字・コピペの投稿、更にはデマの投稿(例えば、別の災害の写真を引用した投稿や、偽の救助要請の投稿など)が問題視されました。そして先日は、イギリスのチャールズ国王が前立腺がんで死去したというデマが拡散されましたが、これもインプレゾンビの仕業による部分が大きいです。

 

 

 インプレゾンビにとっては表示数さえ稼げれば上等だと思いますが、一方で被災者や関係者、そして何より一般市民にとってはこのインプレゾンビによる不適切な投稿により迷惑を被る展開が繰り返されています。

 

 つい数日前も、このような投稿が乱立していました。これにより、トレンドのランキングにも影響が出ます。はっきり言って、インプレゾンビは厄介者であり迷惑です。

 

 そこで紹介したいことわざが、「ペンは剣よりも強し」です。1839年にエドワード・ブルワー=リットンが歴史劇の中で提唱した言葉で、報道機関の伝達は直接的な暴力よりも影響力があることを意味しています。かつてはマスメディア(新聞・テレビ・ラジオなど)や公的機関・企業等による情報発信が多大なる影響力を持っていましたが、現在ではインターネット・SNSの普及により、一般人も情報発信により多大なる影響力を持つようになりました。今や、一般人のちょっとしたツイートが何万人ものユーザーに見られ、その結果何百件、何千件、何万件ものいいねやリツイートがされることも珍しくありません。自分の発する情報が、どれだけの人に見られ、どれだけの影響を与えるのか考えながら書いていかなければならないと思います。

 そう言っておきながら、私も先日、あるイベントを感情的に批判してしまった挙句、その怒りの矛先をイベントを主催した会社本体にぶつけてしまうというトラブルを起こしました。その際に、「ペンは剣よりも強し」という言葉を改めて思い出しました。以降、インターネットに投稿するときは「ペンは剣よりも強し」という言葉を意識するようにしています。

 

 インターネットやSNSの普及により、現代では一般人も自分から「直接」「リアルタイムに」情報を発信できるという権利を有するようになりました。その一方で、自分の発した情報により各方面に影響を及ぼしかねないという責任もついて回ります。今こそ、「ペンは剣よりも強し」という言葉を胸にインターネットに投稿していかなければなりません。またインプレゾンビについても、Twitterは今の制度の在り方を考えなければならないと考えます。投稿内容を精査の上、無意味な投稿やデマ投稿を繰り返したユーザーに対して報酬を支払わないようにすれば、閲覧回数稼ぎと収益金を狙うためだけのインプレゾンビは減るのではないかと考えます。そして何より「インプレゾンビ」本人には、無意味な投稿やデマ投稿を繰り返すという勝手な行動で多くのユーザーが迷惑を被っていることを自覚していただきたいと考えております。

 

 さて、2023年度も今週末で終わりです。この記事を投稿した今日はプロ野球開幕の日であり、この後は読売ジャイアンツ対阪神タイガースの試合をテレビで観る予定です(19時からはJ1・東京V対京都をDAZNで同時視聴)。そして翌・土曜日は神宮球場でヤクルト対中日戦を、日曜日はジャイアンツ球場で巨人二軍対新潟戦を現地観戦する予定です。来週末まで公私ともに結構忙しいですが、イベントもありますので頑張りたいと思います。

 

以上

 3月もいよいよ下旬になりました。関東近郊の公立小中学校も卒業式を迎えたところが多いかと思います(先日、そのような人とすれ違いました)。日も長くなり、気温もだんだん上がってきました。

 さて3月20日は春分の日で、3月の貴重な祝日の一つであります。この日前後の1週間が春のお彼岸とされており、スーパーマーケットでは落雁やおはぎ※などが売られていました。私も先日、祖母の家の仏壇に手を合わせてきました。

※おはぎは、春のお彼岸の時期には「牡丹餅」と呼ばれることが殆どだが、本ブログではこれ以降便宜上「おはぎ」に統一して表記するものとする。

 

 お彼岸の話はさておき、3月20日は水曜日で祝日だったこともあり、サッカーJ2・J3の第5節が開催されました。国際Aマッチ期間中のためJ1は開催されませんでしたが、逆に言えばFC東京のリーグ戦がない貴重なタイミングでしたので、この日は横浜FC対ザスパ群馬戦を観にニッパツ三ツ沢球技場に行ってきました。このカードを選んだ理由は、首都圏で昼間に開催される試合であり、横浜FCが前年度のJ1所属チームであること、加えてFC東京に所属経験のある中村拓海選手・三田啓貴選手が横浜FCに在籍しているからです(この2人はスタメン出場)。

 

 運賃の関係上、横浜方面に出かけるときは自宅から京王線と京王井の頭線を乗り継ぎ一旦渋谷まで行き、そこから東急東横線で南下してくることが殆どです。

 

 11時40分前に横浜駅に着きました。

 

 横浜駅の構内には、横浜DeNAベイスターズの開幕の宣伝広告が随所に掲出されていました。この日はベイスターズも横浜スタジアムでオープン戦を開催しており、それ目当てと思われるプロ野球ファンともすれ違いました。

 

 横浜駅でブルーラインに乗り換え、スタジアムの最寄り駅である三ツ沢上町駅に向かいます。

 三ツ沢上町駅はドーム状になっているので、天井が高いです。

 

 改札には、横浜FCのポスターが貼られていました。

 

 ニッパツ三ツ沢球技場は三ツ沢公園の中にあります。三ツ沢上町駅からは徒歩15分で、道のりが結構複雑ですが、随所にある看板を頼りに進むと三ツ沢公園にたどり着けます。

 

 公園の中を歩いて行くと、ニッパツ三ツ沢球技場に着きます。

 

 本日の試合会場です。同じ横浜市内にある日産スタジアムは陸上競技場ですが、こちらは球技専用スタジアムです。

 

 試合には、対戦相手・ザスパ群馬のマスコットキャラクター「ザスパンダ」(右側)も来ていました。群馬は今季より、チーム名を「ザスパクサツ群馬」から「ザスパ群馬」に改め、エンブレムも刷新しました。その過程で、マスコットも新たに「ザスパンダ」が登場しました。左側は横浜FCのマスコットキャラクター「フリ丸」です。

 

 さて入場します。球技専用スタジアムであるため、陸上トラックがない分見やすさの面では優れています。定員が15454人とJ1対応スタジアムの中では小規模ではありますが、それでも横浜におけるサッカーの聖地として有名です(古くは1964東京五輪のサッカー競技も当地で開催され、日産スタジアム完成前は横浜マリノスと横浜フリューゲルスが共に本拠地としていた。近年では横浜市出身の中村俊輔選手の引退試合も当地で開催された)。

 

 ニッパツ三ツ沢球技場には芝生にスプリンクラーが設置されていないため、散水時はこのように係員がホースを使って散水をしています。

 

 空がどんよりとしています。ウォーミングアップ中に雨が降りましたが、試合開始前には止みました。なおニッパツ三ツ沢球技場には屋根が架かっていないため、雨が降り出した際には観客はコンコースに避難していましたが、ゴール裏のサポーターは雨具着用の上で応援歌を歌い続けていました。

 

 直前まで雨が降っていたこともあり、フリ丸も雨合羽を着て登場しました。

 

 さてスタメン発表です。まずアウェイの群馬ですが、かつて横浜FCに所属経験のある中塩大貴選手の名前が呼ばれると、横浜FCのゴール裏から拍手が起こりました。監督は、かつて浦和レッズで指揮を執ったことのある大槻毅監督です。

 

 ホーム・横浜FCのスタメン発表です。監督は、かつて札幌で監督・コーチを務めていた四方田修平監督です。

 

 選手入場。

 

 円陣を組み、前半キックオフです。

 

 前半11分、横浜FCがCKから伊藤翔選手のヘディングで先制に成功します。

 

 前半22分には、群馬の髙澤優也選手が横浜FCの岩武克弥選手と接触し、それに対して岩武選手が髙澤選手を倒すシーンがありました。一触即発でした。後に髙澤選手にはイエローカードが、岩武選手にはレッドカードが提示されました。

 

 岩武選手の退場により、横浜FCは前半27分に早くも選手交代。

 

 群馬のセットプレーでしたが、横浜FCのGK・市川暉記選手がセーブします。

 

 横浜FCのリードでハーフタイムに入ります。

 

 ハーフタイム中に買って食べた「ペンギン串」。ペンギンの形をしたかまぼこで、にんじんやごぼうが練りこまれています。

 

 後半キックオフ。

 

 この試合の入場者数は5061人でした。

 

 横浜FCのセットプレー。

 

 試合終了。1対0で横浜FCが勝利しました。

 

 試合終了後の横浜FCのゴール裏です。サポーターが大旗を振って勝利を喜んでいます。1年でのJ1復帰を目指すチームとしては、ホームで絶対に勝利するという気持ちが強く感じられ、岩武選手の退場こそあったものの熱狂的なサポーターの後押しがホームでの勝利につながったのではないかと思います。

 

 一方、同じく群馬のゴール裏です。サポーターのブーイングが聞こえてきました。群馬はこれで3連敗。60分以上にわたる数的有利を活かせなかったのが非常に痛いところです。

 

 試合終了後の場内一周では、J2第3節・山形戦で負傷した森海渡選手を励ますべく、選手・スタッフが森選手へのメッセージ入りTシャツを着用していました。森選手は、昨年は徳島ヴォルティスでチーム最多の13ゴールを決めました。その活躍から、横浜FCでも攻撃面でチームを引っ張りJ1復帰に貢献してくれると思っていました。大怪我で戦線を離脱せざるを得なくなるのは、チームにとっても、サポーターにとっても、そして何より選手本人にとっても非常につらいことであります。しかしながら、まずは1日でも早く復帰して、万全な状態でチームに合流できることを、サッカーファンとして願うばかりです。

 

 天候ですが、ウォーミングアップの途中から試合開始直前まで降り続け、試合中こそ雨は止んでいたものの、試合が終了しスタジアムを出た16時20分頃から雷雨に見舞われました。風も強く、傘も吹き飛ばされそうになりました。それでも横浜駅に着く直前には、傘を差さずとも歩けるぐらいまでに収まりました。私はスポーツ観戦における晴天率が高いため、雨具を持って行かないことが多いですが、

 

 これで2024シーズンのJリーグ観戦が4試合となりました。昨年までのペースを大幅に上回っています。ですが次回は4月7日(日)、国立競技場か埼玉スタジアムのどちらかに再びJリーグ観戦に行く予定です。今季からはFC東京以外にも首都圏で開催されるJリーグの試合を積極的に観に行く方針としているので、この先はJ1の浦和・柏・東京V・川崎・横浜FM・湘南、J2の千葉のホームゲームも観に行く予定です。

 

~この先の観戦予定~

  • 4月7日(日)J1 FC東京vs鹿島アントラーズ(国立)または浦和レッズvsサガン鳥栖(埼スタ)
    • 招待券が当たれば国立競技場に、外れた場合は埼玉スタジアムに行く予定
  • 4月21日(日)J1 FC東京vsFC町田ゼルビア(味スタ)
  • 5月3日(金)J1 川崎フロンターレvs浦和レッズ(等々力)
  • 5月6日(月)J1 東京ヴェルディvsジュビロ磐田(味スタ)
  • 7月6日(土)J1 柏レイソルvsFC東京(三協F柏)
  • 9月中旬 J1 FC東京vs名古屋グランパス(国立)
  • 9月末 J1 横浜F・マリノスvsFC東京(日産)
  • 9月末 J2 清水エスパルスvs横浜FC(国立)
  • 11月9日(土)J1 FC町田ゼルビアvsFC東京(国立)
  • 11月30日(土)J1 首都圏クラブのホームゲーム
  • 12月8日(日)J1 FC東京vsセレッソ大阪(味スタ)
 また次のスポーツ観戦は、3月30日にプロ野球・ヤクルト対中日戦を観に神宮球場に、翌31日は巨人二軍対新潟戦を観にジャイアンツ球場にそれぞれ行く予定です。
 私はアイドルファンでありながらライブを観に行くことは基本的にありませんが、もう一つの趣味であるスポーツ観戦に関しては勝敗という結末がわからない「作品」を観るのが好きで、また声を出して応援することが好きなので、主に首都圏のスタジアムに積極的に行っています。
以上

 3月中旬になりました。高校などは卒業式が終わったところが多いと思いますし、小学校・中学校も今月中旬以降に卒業式を控える学校が多いと思います。私の場合は、小学校と中学校はどちらも都内の公立学校で3月下旬に、高校は都内私立で3月1日に卒業式がありました。専門学校は3月中旬が卒業式でした。

 私にとって、卒業式はどうしても思い出してしまうエピソードが多いです。小学校では集合写真撮影で突然騒ぎ出してしまい、中学校では卒業式予行で国歌斉唱の際に国歌『君が代』をひときわ大きい声で歌ったところ先生方や一部の生徒から顰蹙を買ってしまう(一方一部の生徒からは私を賞賛する声があった)、というトラブルを起こしてしまいました。逆に高校時代になると、学級委員から「担任の先生に賞状を渡してくれないか」と依頼を受け、実際に感謝状を作って先生にお渡ししましたし、専門学校では成績優秀者として表彰を受けました。

 

 その話はさておき、2月28日(水)朝にこのようなニュースを見ました。

 

 

 この場合、卒業記念品はPTAの予算から賄われており、卒業生に贈られます。しかし、保護者がPTAに加入していない場合はその家庭の子供に卒業記念品が渡されないという問題です。

 

 記念品の内容はともかく、結論から言うと、私はこの問題に対して「非」であると感じます。

 PTAは保護者と教員により成立するもので、PTA未加入はあくまで保護者側の問題です。しかし親の責任と考えるべき事案に対し、その影響を子供が被るのは、果たしてPTAのあるべき姿に合うのか、というのが疑問です。

 そもそもPTAとはどうあるべき組織なのか、調べてみました。

 

 PTAとは任意加入団体であり、すべての学生に等しく無償でボランティア活動をするのが本来の在り方です。しかし、保護者のPTAへの加入・未加入に学生本人が果たして関係あるのか、というのが非常に疑問です。卒業式関連以外でも、例えばPTAに参加していない家庭の児童が登校班から排除される、等のトラブルが発生しています(これは登校班をPTAが管理していたために発生した問題だが、のちにその学校の登校班は学校が直接管理するようになったため解決済み)。これも、PTA未加入により学生本人が割を食っていると判断せざるを得ない事例です。

 そもそも、任意加入団体であるPTAが、全家庭参加を前提としているような活動を実施しているという現状があり、その現状を見直していかなければなりません。近年では、PTAに入るか否かを任意としているものの、それで学生本人に影響が出るようなことはないとしているPTAも存在はします(記憶が正しければ、私の母校のPTAは現在そのようなルールになっているはず)。

 

 しかし今回に関しては、想像以上に「是」の意見が多かったことに驚いています。「是」の意見の皆さんは、果たして自分が当事者になったときにどのような反応を見せるのかが非常に気になります。当然ながら、保護者側の問題で学生本人が被害を受けてはなりませんし、そもそも加入しているか否かで子供たちが不利益を被ることはあってはならないと考えます。

 

 

 先日の記事でも、全員を納得させるのは難しいことをお伝えしました。今回もまさしく同じような状況です。とはいえ保護者レベルで完結する話ならともかく、いくら同じ家庭で暮らしているとしても子供と親は別人です。一連の騒動は保護者側の問題により学生本人が不利益を被っていることから、児童の権利に関する条約や教育基本法等に反する恐れがあります。今後は卒業記念品の在り方、ひいてはPTAの在り方そのものをも変えていかなければならないと考えています。

以上