こんばんわヤノカッターです。
年が明けてからの水曜日の天候は、連戦連敗。
今日予定していたYのおやっさんとの昼飯サイクリングは、またもや延期に。。。
ここまでくると、「仏のヤノカッター」と自負するワタクシも、さすがに、、、
朝から、ちょい不機嫌(笑)。
仕方なくサイクリングは断念しましたが、このまま家に篭るのも冴えん話ですので
いつかいつかが、何年越しの計画?になっていた
SOYOタイヤの工場見学に行ってみようと決断。
Yのおやっさんに電話をして、二人して大人の社会見学に行くことに。
ここで、作られているのは、シームレスという読んで字の如く「縫い目のない」チューブラータイヤです。
日本で唯一「競輪用決戦タイヤ」を作っているのが、ダイワボウプログレス。
ありとあらゆる事が効率化されるこの世の中で、ハンドメイドで作られるタイヤ。
一体どーやって作られているのか?
競輪専用タイヤSOYO RED RⅡの工程表はコチラ。
すごい工程の数々で、二人して驚きました。
ハンドメイドといわれても、なかなかイメージが沸かず
「材料を放り込んだら、全て自動で出来てくる」のが、最近の世の中ですから
工場見学をさせていただいて、、、、
ほとんど職人技な世界に驚愕した次第です。
この画像は、許可をとって撮影させていただいております。
実際には、動画をメインで撮ったのでこれくらいしか画像がないんですが。。。
動画に関しては、もちろん許可を頂いておりますので
いずれは編集してアップするつもりです。
さて、この作業風景ですが、もちろん機械は使われております。
が。
その細かな調整というのは、全て手作業なんですよ。
湿度が肝になるようで、ケーシング(糸)の巻く時の伸びとか、こまかなバラつきは作業者が調整するんです。
その作業者も、ほとんどが女性の方で工場に聞いてみると
「細かな作業に関しては、女性のほうが向いている場合が多い」との事でした。
そして、一人一人が一つの工程のみではなく、何箇所かの工程をこなせるスキルを持ち合わせていて
インフルエンザなどで休みが出ても対応できるようになっているんだそうです。
匠ですね。
思わず作業中のお姉さんに
「すごいですねえ」と話しかけてしまったほどです(笑)。
徹底した製品誤差の無さは、本当に驚くべきレベルでして
いろいろとお話を聞かせて頂いたのですが
「競輪では、徹底的な公平性が求められるんです。
公営ギャンブルですから」
なるほど。その一言で納得です。
そして、性能に関してももちろん最高峰。
シームレス構造は、しなやかな乗り心地に、抜群のグリップ感をもたらします。
ロングを走ると良く分かるそうです。疲れ方が全然違うと。
タイヤの強さに関しても、しなやかでありながらびっくりするほどの強度があります。
実際に水を入れて(空気では危ない)の耐圧試験を見せてもらいましたが、
炸裂した限界圧は、なんと36キロ!(破裂したときには、声を上げるほどびびった!w)
二人して
「うわ~一回履いてみたいな~」
となりましたが、ネックは、ロード用で一本26,250円という価格。
カーボンチューブラーなるホイール界の覇者レベルを持っているなら
装着するレベル(というかホイールの価格からすると装着するべき)のタイヤなんですが
わしら、クリンチャーだし(笑)。
しかし、近日中にもうちょっとお求め安い価格で
1万円くらいのやつをリリースするらしいとのことで、若干反応しました(笑)。
工場に、1セット中古のチューブラー用ホイールがあるし。。。
詳しくは、また後日。
今日の見学内容についても、営業のSさんにも確認してからアップするかもしれません。
いやあ、なかなか素敵な休日となりました。
さて、明日は研修で一日広島です!
雪がふりませんよーにw