ラグビーワールドカップ2019 in日本 について | 松本浩一(杉並区内でほぼ毎日街頭演説してます)のブログ

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たいと思っています。

 先日、久しぶりにラグビーの試合をしてきました。子供の頃から始めたラグビーですが、ほぼ四半世紀続けています。青々としたグラウンドで、仲間と叱咤激励しながら、楽しみながら戦うことは、私に大きな力を与えてくれます。もちろん、次の日にはそれは凄い筋肉痛も与えてくれましたが・・・(;^ω^)。

(手前は人工芝です。奥は天然芝です。)


 そんなラグビーをやったからでしょうか、2019年ラグビーワールドカップについて、ふと考えてしまいました。その憂いを口述したいと思います。


 2020年のオリンピックが大きく取り上げられていますが、
前年の2019年には日本でラグビーワールドカップが開催されます。実はラグビーW杯は世界大会における観客動員数で3番目の多さを誇ります。しかし、それでも採算を考えれば厳しいのが現実です。特に運営コストが高い国では尚更となります。


 この厳しい現実ですが、ラグビーW杯が日本で開催される事があまり宣伝がなされていないと同時にメディアいおいても話題になっていません。以前ブログにも書いたのですが、何の為の開催であったのか疑わしくなっています。追い打ちをかける様に、厳しい試算もでてきました。


 やはりW杯運営にはコストがかかります。IRB(国際ラグビー評議会)への財務保証金、施設整備費、大会運営費などなど多数です。試算では450億円超となっています。私の予想では、今後もっと増えるのではないかと思います。実はこのお金を捻出するためにはチケット代や寄付金で賄うしかないのです。契約として、放送権収入や協賛金はすべてIRBの取り分となっており、開催国の収益はチケット代が主となっています。日本のチケット収入は320億円を見込んでおり、これを賄うためには、一試合当り(全48試合)、観客者数4万5000人以上、チケット1枚15000円で販売しなければ採算が取れない状況となっています。ラグビーが大好きな私でも、さすがに手が出ないですが・・・。


 現実問題として、前回大会のニュージーランド大会でも残念ながら赤字となりました。2015年ロンドン大会はチケットの売り上げが好調で何とか採算が取れそうであると聞き及んでいます。しかし、この両国と日本の状態は全く違います。ラグビーはニュージーランドの国技、イギリスはラグビーの母国です。日本のトップリーグの観客動員数は厳しい状況で、残念ですがラグビーの人気は下降傾向にあります。


 では、この現実をラグビー協会は直視しているでしょうか?私自身、ラグビーを愛しています。だからこそ現状を憂いています。私自身、招致活動をしている際も、拙速であると反対をしていました。ただ、決定し、今開催に向け動いています。現実に成功させるしか無い状況です。しかし、それに向けて協会が動いている気配を残念ですが感じません。実は招致反対の一番の原因はこの協会の現状、日本のラグビー界の現状からです。


 ラグビーワールドカップやオリンピックで現在何が起きているのか。以前書かせていただいたブログを紹介いたします。参考にしていただければ幸いです。
2020年東京オリンピック開催決定とその意義の所在を考える


 ラグビーW杯やオリンピックなどでよく聞く言葉に「子供たちに夢を」とあります。しかし、実際は大人たちの「夢」を現実にするためのものかもしれません。そして、その「夢」は本来の主旨とは異なっています。その大人たちのエゴは、後々、負の遺産を子供たちに残すことになるでしょう。それで本当にいいのか考えさせられます。





 もしよろしければ、以前書いたラグビーに対する思いや記事もどうぞ。私の政治の原点でもあります。
故ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領とラグビー

思想・経験の原点のラグビーと5か月ぶりの試合






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