☆アトピーさん 洗剤を選ぶときの3つの基準
こんにちは、松本 比菜(まつもと ひさ)です。
今日は、衣類を洗う洗剤のお話をします。
いろいろ、気にし始めると、キリがなくなりますよね!
でも、お洗濯については、コレだけ知ってればいいよ~というところをお伝えいたしますので、実行してみてください。
★基本は「粉せっけん」で
アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、皮膚の「バリア機能」が弱っています。
丈夫なお肌になるまでは、合成洗剤より、粉せっけんが安心です。
合成洗剤でも大丈夫!という方は合成洗剤でも構いませんが、
「その洗剤を使ってハンカチを手洗いしてみて、手が荒れないかどうか」
を試し、本当に使って大丈夫かどうかの基準とします。
せっけんは、基本、「塩」と「油」に分解しますので、環境に優しいのと同じように、ひとの皮膚にも優しいのです。
★溶液を肌につけても大丈夫かどうかが、基準です
洗剤は、すすいでも、衣類の繊維のスキマに残ります。
それが、汗など身体の水分に溶けて、着ている間にしみ出し、皮膚につきます。
だから、すすいでいても、微量ながら洗剤溶液がお肌につくと考えます。
溶液がお肌についても大丈夫なものを選んでおくと、安心です。
これ基準で考えると、やはり合成洗剤でない方が、お肌には優しいですね。
★「酵素」入りは避ける
皮膚のバリア機能が弱まっている方にとって、盲点なのが、洗剤に含まれている「酵素」です。
酵素は、少ない量でも、タンパク質を分解できます。
汗や垢にはタンパク質が含まれ、衣類の汚れをガンコにするので、衣類をキレイに洗うには、とても頼もしい酵素さん。
ですが、弱った皮膚のタンパク質を分解する可能性もあります。
気にしすぎはよくないですが、ある程度お肌が回復するまでの間、「酵素配合」の洗剤はお休みしていただきたいなと思います。
いかがですか?
この3点を考えると、「粉せっけん」をオススメしたくなります。
あと、粉せっけんで洗うと、合成洗剤を使うように洗い上がりがゴワゴワしないので、仕上げ剤(柔軟剤)も不要になりますよ!
わたしは、綿製品などは粉せっけんで洗うのみ。
合成繊維(ストッキングなど)だけ仕上げ剤を少量使って静電気を防いでいます。
仕上げ剤のかかった衣類を干すと、手がパサパサしちゃいますね。←これが「皮膚に合ってない」ということ
以上、アトピー性皮膚炎の方が、衣類を洗うときの洗剤を選ぶ基準についてお伝えしました。
これ、アトピーだけでなく、敏感肌のみなさん全員に当てはまりますので、ぜひ参考になさってくださいね。
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