生理前に悪化する 理由と対策 | アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

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札幌市西区二十四軒で漢方相談をしております、まつもとです。
アトピー性皮膚炎(顔・首・腕・脚・足・胸・腹・背中・乳首)の漢方治療と、食べるものを中心に、何に気をつけたらよいかといった、治し方・スキンケアから脱ステ・脱保湿についてご紹介いたします。

☆生理前に悪化する 理由と対策

 

こんにちは、まつもとです。

 

アトピーの症状にはいろいろなパターンがあります。

 

中でも、

 

「生理前に悪化する」

 

というパターンを持つ方。

 

赤みや痒みのある時期、結構よく見られます。

 

アトピー 体質チェック

 

これには理由があるのです。

 

その原因を、考えてみましょう。




 

女性の生理=月経とは、大雑把に言って、

 

老廃物を血にくるんで排出する

 

ことです。

 

そのため、月経が近づくと、排出分の血の材料を、身体の中に蓄えようというスイッチが入ります。

 

体内にいろんな老廃物が溜まりやすくなっていると。

 

排卵から月経までの、「高温期」の時期には、そうした老廃物の勢いが強くなります。

 

生理前に、むくみや身体の重だるさを感じることがあるのも、このためです。




 

また、女性の月経周期を見てみると。

 

月経開始とともに下がった体温は、排卵とともに上がり高温期となります。

 

体内に「熱」がこもる時期なんですね。

 

のぼせやほてりなど「熱」の症状は、この時期に盛んになることがあります。




 

さて。

 

アトピーというのは、中医学的には、

 

「老廃物」+「熱」

 

(湿熱)です。

 

だから、炎症が起こった部分は、

 

・熱を持って赤く

・痒く

・プツプツしたり

・ジュクジュクしたり

 

するんです。

 

ということは。

 

そうです。

 

「老廃物が溜まりやすく」、「熱を持ちやすい」生理前には、アトピーの症状も強くなりやすいのです。

 

これが、生理前にアトピーが悪化する原因です。




 

そこで対策としては。


 

1、排卵から次の生理前の悪化する時期に、

 

「『熱』を取る漢方薬をバージョンUPしておく」

 

老廃物を排出する漢方薬は、もとから必須ですから、この時期に「熱」の対策を強化する方法を取ります。

 

急性症状が鎮まってきて、プツプツやジュクジュクがなくなってきたあとは、老廃物排出の漢方薬をベースに使わなくてよくなりますが、生理前の悪化時期だけ復活させるのも手です。


 

2、生理が終わってから排卵までの時期に、

 

「できる限り皮膚をキレイにしておく」

 

排卵から次の生理までの高温期は、ある程度悪化するのも織り込んで考えます。

 

調子のいい生理後から排卵までのこの時期に、皮膚を丈夫にする漢方薬をしっかり使い、悪化要因をなるべく避けて、コンディションを整えて高温期に備えます。

 

急性症状が真っ盛りの間は、皮膚の材料を補うことができません。

 

食べものや睡眠時間、気持ちや皮膚に触れるものなど、アトピーを悪化させるようなものごとを遠ざけ、漢方薬をしっかり服んで、とにかく「赤み」「痒み」「腫れ」を早く鎮めるよう努めましょう。




 

男性には月経周期がないので、この分だけ有利だなぁと思います。

 

まあ、「お仕事カンケーの飲酒」を避けられないって女性は男性より少ないので。

 

これを考えに入れると、同じようなものかもしれませんね。

 

お酒を飲むと、翌日の痒みは猛烈ですよね……

 


 

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