魚介類をすすめないワケ アトピー急性期の注意点 | アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

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札幌市西区二十四軒で漢方相談をしております、まつもとです。
アトピー性皮膚炎(顔・首・腕・脚・足・胸・腹・背中・乳首)の漢方治療と、食べるものを中心に、何に気をつけたらよいかといった、治し方・スキンケアから脱ステ・脱保湿についてご紹介いたします。

☆魚介類をすすめないワケ アトピー急性期の注意点

 

こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。

 

アトピーの治る食べ方記事を続けています。

 

軽いアトピーなら、これを真面目にやると本当に治りますし。

 

重症アトピーなら、どんな治療法を実践しても、これをやってなかったら改善しにくいです。

 

アトピー性皮膚炎とず~っと付き合ってる方々って、自分が本当に「治る」って思ってないでしょ。

 

それは、治るやり方を、実践したことがなかったから、ですよ。



 

さて、まつもとに「アトピーの治る食べ方」を勧められた方々が、一番面食らっておられるのは、

 

「お魚・貝類をお休み」

 

すること、のようです。

 

 

詳しく聞かないこともありますが、表情からすると(笑)。

 

だって、みなさん「お肉が悪い」「お肉は休む」と、呪文のように頭の中でグルグルしてますよ。

 

「お肉は食べないようにしてるんです!」とおっしゃる方、多いですもんね。

 

でも、お魚の方が、反応します。

 

理由はこうです。



 

皮膚の状態は、「腸」の状態と連動します。

 

皮膚の荒れが治らない方は、腸の粘膜も荒れていると推測されます。

 

腸の粘膜が荒れていると、

 

「本当だったら細かくアミノ酸か、せいぜいアミノ酸がいくつかつながったペプチドくらいに分解されてから吸収されるはずだったタンパク質が」

  ↓

「細かく分解されないうちに=もとの生物の性質が残っているサイズのタンパク質の状態で」

  ↓

「腸の荒れた粘膜のところから、血中に侵入してしまう」

  ↓

「自分のものでないタンパク質=『ほかの生きものが体内に侵入してきた!?』と盛大にアラームが鳴る」

  ↓

「『侵入者と戦うぞ!!!!』と免疫状態が一気に戦うモードに切り替わる」

  ↓

「結果、異常な免疫反応であるアレルギー反応が盛んになる」

 

という反応の連鎖がダーッと進みます。

 

アトピー性皮膚炎を発症している方なら、アトピー性皮膚炎の症状がパーッと悪くなる、これが仕組みです。

 

「ほかの生きものが体内に侵入してきた」とは、つまり「感染」ですからね。

 

これはもう、戦わないと死ぬ危険がある訳です。

 

でも、戦うべき敵は実際にはいないので、取り上げた武器である免疫システムは、勢い余って自分の組織を攻撃しちゃいます。

 

アトピー性皮膚炎が、魚介類を食べて一気にバクハツしちゃうのは、こういうシステムの暴走を引き起こしてしまうからです。



 

で、どうして「魚介」がダメかという、今日の話題に戻ると。

 

魚介は、われわれ人類(哺乳類)から遠いので、タンパク質の「異物度」がとっても高いからです。

 

腸壁の荒れから侵入した魚介由来のタンパク質は、ものすごい勢いで要らない免疫反応を活性化させるんですね。



 

まあ、こうしたリクツはともかく。

 

実際に、魚介類はアトピー性皮膚炎の症状を強めることがあります。

 

急性症状(赤い・腫れ・痒い or 痛い・プツプツ・ジュクジュク)の段階では、とにかく免疫システムに沈静化してもらうのが最優先ですから。

 

わざわざアラームを盛大に鳴らさないように。

 

魚介類は一旦お休みされることをお勧めいたします。

 

(もちろん、治ったら食べても大丈夫ですからね!!)

 


 


アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。

 

 

 

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