ケネディー駐日大使のイルカ漁反対声明などに見えるアメリカのキリスト教原理主義 | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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イルカの追い込み漁「湾内に血の帯」と反捕鯨団体(記事↑をご覧ください)


400年以上続く日本の伝統的な漁法に対しケネディー駐日大使は「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」とツイッターに書き込んだ内容が波紋を広げているわけです。


この発言に対し「和歌山県の仁坂吉伸知事は21日の記者会見で、キャロライン・ケネディ駐日米大使がツイッターで「イルカの追い込み漁の非人道性」を訴えたことに対し、「われわれは牛や豚の命を奪って生きている。イルカだけ残虐だとするのは違うのではないか」と反論した。」という記事がありますし。


ジャーナリストの宮崎正弘氏は国際ニュース・早読みの読者のコメントの中で
「鯨にしても、捕鯨船の貯炭場確保がペリー艦隊の副次的目的でした。鯨を一番殺したのが米国。ついでバッファローを絶滅寸前に追い込んだもの米国でした。

牛肉をたべるアメリカ人、牛は聖牛のヒンズー教徒。豚をこのむ中国人、豚は食べないイスラム教徒。それぞれの文化のコアは食文化ですか、イルカも鯨もさりながら、コメの完全自由化を狙うTPPを押しつけようとする米国。

仲間はずれの中国ですが、中国に話し合いに入れとそそのかして、TPPをぶっつぶすというのも日本の対抗手段として、選択肢に準備しなければいけないでしょう。
 こうした日本人の食文化にまで介入し、ゆがんだ日本像を針小棒大に歪曲報道をしてきたのは、いわずと知れたニューヨークタイムズです。」


と安倍首相の靖国参拝に際し「失望(disappoint)」という言葉が使われた事で日本からすれば日米同盟に対してのアメリカへの疑義を起こしたりしていた後ですので、テキサス親父さんも加わって日本の駐米大使としては適任ではなかったのでは、という評価も出てきているわけです


ただ今回のケネディー駐日大使のイルカ漁反対声明がなぜ出されたのか、特に自分達は牛や豚など散々殺しておいて、日本の伝統的なイルカ漁は非人道と言われ非難されるのは如何なものですかと日本人が反論したくなる発言をされた事から出てくる疑問にメスを入れてみたいわけなのです


まず、ケネディー駐日大使の発言には氏の宗教の教えがあると思われる点でなのです、その点を池田信夫氏がブログされてますので要点を抽出させて頂きます

「罪なき者は石もて打て」ヨハネ8:4~7=イエスはケネディ大使のような自民族中心主義を批判した 池田信夫
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/4c7771c0c4ce264237c4374780db3084
 池田信夫blog 2014年01月22日11:38
罪なき者は石もて打て
 NYタイムズの田渕記者のイルカ事件についてのツイッターに英語でコメントしたら、予想どおりたくさん「反論」がきたが、合理的根拠は何もない。

クジラやイルカを殺してはいけないのは、

旧約聖書の教えだからである。

 

海でも、川でも、すべて水の中にいるもので、ひれと、鱗のあるものは、これを食べることができる。
 すべて水に群がるもの、またすべての水の中にいる生き物のうち、すなわち、すべて海、また川にいて、
ひれと鱗のないものは、あなたがたに忌むべきものである。
 これらはあなたがたに忌むべきものであるから、あなたがたはその肉を食べてはならない。
(レビ記11:9~11)


 このように「水の中にいるが鱗のないもの」というような両義的な生物は、

禁忌(きんき=タブー)になることが多い。

地上の動物には鱗がなく、魚には鱗があるという分類の例外だからである。レヴィ=ストロースが示したように、人類の認識はこのように世界を文化/自然に分類することで成り立っているので、その分類を混乱させる例外を聖別して秩序を守るのだ。(後略・・・)

池田氏は最後に「イエスはケネディ大使のような自民族中心主義 を批判したのだ。」でまとめられています(是非全文お読みください)


まずアメリカという国が宗教国家であるという事をまたキリストや聖書の教えを全てと考えている敬虔な信者がアメリカの指導層には多くいる事、しかしそのキリスト教と言っても色んな宗派や考えの団体がある事です、


この様な事を理解していないと彼女の発言がどこから出ているのか、そんな方をどうして大使にしたのか、などが全く分からないで、反論する事になり、その的外れの反論が、またまた論議を生む事になってしまいます。



池田氏が自民族中心主義という言葉を使っておられますが、この内容を日本の歴史を使って分かりやすく解説されているのが井沢元彦著「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」http://plaza.rakuten.co.jp/himajiisky/diary/201302060000/

にありますので抽出させていただきます


井沢元彦著「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」(3)より

信長の比叡山焼き討ちは「たいへんよろこばしいことであった」

織田信長が比叡山を焼き討ちした時、多くの人は残虐だと言いましたが、

宣教師は「たいへんすばらしいことであった」という言葉をローマに送っているのです。

なぜ多くの人が虐殺されることがすばらしいかといえば、それは邪教の徒だからなのです。

キリスト教の正義とは、こう言うことなのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

抽出は以上ですが


この短い内容に基本的な価値観が凝縮されているわけです、アメリカの十倍以上の歴史と伝統文化を持つ日本から見れば、池田氏の言われる様な自己民族中心の考えが神を崇拝する信仰の中で養われていると言えるわけです


この考えを持っている国が現状では世界最高の軍事力や経済力を持って存在しているわけで、自分達の考えのどこが悪いと言うのか、文句あるなら俺たちの様な世界一の力を持って見ろ、と我々の神は偉大なのだという信仰の基本があるわけです


特に井沢氏のサイトも「キリスト教原理主義」と検索すると出てきますので、キリスト教の中でもその様な原理主義(聖書がすべて)という基本をケネディー大使はお持ちの方であるのではと理解されてくるわけなのです


また、ケネディー大使が来られたころ氏の握手の仕方に注目された事があったわけです紹介サイトを転載させて頂きます


ケネディさん 御多分に漏れずトリモロスとフリーメーソン握手 バレバレやん!w






donのブログ

フリーメーソンの握手(Masonic Handshake)

フリーメーソンには独自の握手の仕方があることは、先のエントリーでのインタビューでわかっていますが、実際どういう風に行うのか。

acodex_64

上の画像はそれを説明したものです。
他にも
ネット上には疑惑の握手画像 たくさんあります (笑)

※モルモン教にも似たような握手の仕方があるようです。(参考:
Google )

メーソンの握手は基本的に親指の位置が特徴的と言われています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

転載は以上です


ですから民主党の思惑もありますがケネディー大使も隠された使命を持って来ておられるわけで、その隠されているところが、これまでの彼女の言動によって少しずつ見えてきていると申し上げられるわけなのです


相手をどれだけ知って評価しているのか、宗教というモノが彼らの価値観の中で重要な位置を占めているわけですから、私どもがなぜイルカやクジラをそんなに大事にするのか、という疑問には、どうしてあなた方は神の言葉を冒とくしてイルカやクジラを殺すんですか、という信条と伝統の対立が生じているわけです


韓国の大統領が朴大統領の娘のパククネ氏になって日本との関係が良くなるという思いの日本人評が多く出ていましたが、このブログではそうはいかない事をお伝えしていました


結局これまで以上の反日を展開しています、またケネディー大使も就任当初は歓迎と期待をもたれれていましたが、この様な事情を知る方々からは安倍政権にとっては頭の痛い存在にあるだろうと言われていたわけですが、その事に触れた記事を抽出させて頂きます


日刊ゲンダイ
識者が見る新時代「ケネディ新大使で日米関係は激変する」
http://gendai.net/articles/view/news/146019/3

より前部略・・・より抽出

「メディアの論調を見ても分かるように、日本中がケネディ大使を歓迎しています。ケネディ家の看板は強力で、日本人も親しみやすい。たとえ彼女が日本に厳しい発言をすることがあっても、反発する国民は少ないでしょう。だからオバマ政権も彼女を日本に向かわせた。右傾化、軍国化を進める安倍政権を牽制する狙いです」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)

 これまでの日米関係は「ジャパンハンドラー」と呼ばれる共和党系の勢力が重要な役割を果たしてきた。「知日派」や「親日派」の皮をかぶりながら、日本を飼い慣らそうとする面々だ。

 彼らは安倍軍国化政権と馬が合う。「ショー・ザ・フラッグ」「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」と日本を戦地に引きずり込んできたのだから当たり前である。

 キャロラインは違う。バリバリのリベラル左派で、イラク戦争にも最初から反対していた。訪米中に「右翼と呼びたければ呼べ」と居直った安倍とは、真逆のスタンスである。

 同じ政治家一家の生まれでも、格が違えば中身まで全然違うのだ。

 菅官房長官は「日米関係をさらに発展させる上で素晴らしい大使だ」と持ち上げていたが内心はひやひやではないのか。相いれない思想信条を持ち、日米の国民に力強く発信できるキャロラインの存在は、安倍政権の脅威となるはずだ。


 もともとオバマは安倍と距離を置いている。2月にワシントンで開かれた首脳会談は、「出迎え」「晩餐会」「共同会見」がない“3ない会談”。明らかな冷遇だ。元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。

「民主主義を破壊させる政治家だと見ているからです。大統領だけではありません。米国では、安倍氏は危ない発想の持ち主であるというのが当然の見方。外国特派員協会が安倍政権に対し、特定秘密保護法案の全面廃止か大幅修正という異例の要求を出したのも、米国の雰囲気を浮き彫りにしています。ケネディ大使は今後、そんな米国のメッセージを伝えようとするでしょう」

 日本サイドにも彼女に呼応するリベラル勢力が生まれれば、一部の戦争屋や安保マフィアによって日米関係が牛耳られていた時代は終わる。

「ケネディ大使は日本向けのビデオメッセージで、20歳のときに広島を訪れて平和な世界を実現したいと願うようになった、と語りかけています。恐らく大使としても広島に行くつもりでしょう。核廃絶を訴えるオバマ大統領の訪問も視野に入れているかもしれない。軍備増強に突き進もうとしている安倍政権は頭を抱えるでしょうね」(孫崎享氏)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

抽出は以上です


日刊ゲンダイさんは現政権には批判的な記事を貫かれています、孫崎享氏の評価もその通りのところもありますが余りに米民主党寄りで安倍首相ではだめですね、という事を言われている感じがいたします


しかしアメリカ政府はその言動を修正してきています、その原因とは


「日本人は残忍」「変態民族」 ケネディ大使のイルカ漁批判に中国ネット上で賛同の声続々
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/print/20140125/frn1401250924000-c.htm

中国版ツイッター「微博」などには、「米国が日本をたたき始めた。ワハハ」とケネディ氏の批判を歓迎する書き込みがみられた。安倍晋三首相の靖国神社参拝後の「失望」表明に続く日本批判に、留飲を下げているようだ

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この様に中国のネットなどがアメリカと日本が喧嘩しとるという記事を出された事で、アメリカオバマ政権の日本政府への理解を求める動きが、中国の日米離反に利用される事態が生じてきたわけです


日米同盟の強化は譲れないところですからアメリカも調整を始めたわけです、ですから靖国参拝でもアメリカ政府からは「もう過ぎた事」という声明も出す様になってきたわけですが、やはり評論家と政治家の違いは対応の仕方に出てきます、

大事な事は「どうしたらいいのか」だからです


その事を政治評論家の板垣英憲氏はブログでhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/eikenitagaki/20140130-00032126/

◆安倍晋三首相は、米国オバマ大統領が、このところ日米安保政策を大きく変更していることに気づいている。気づいているどころか、信用しておらず米国オバマ大統領と国防総省(ペンタゴン)実務家とが、いまや「対立状態」に陥っていると言われているなかで、安倍晋三首相は、はっきりと国防総省(ペンタゴン)実務家の側に立っている。


と書かれています、アメリカの現オバマ政権に対しテキサス親父さんは「民主党だぜ!」という言い方をされています

ケネディ駐日米大使はアメリカ建国以前からある日本文化を知らなかったとテキサス親父
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11759556595.html



日本人も日本とアメリカを同じ国の様に思って、アメリカの対応を考える思考から、民主党や共和党を動かして有利に持って行くという発想が必要なわけです、

孫崎享氏の評論ではそれが感じられません、氏の言い方では向こうサイドのやり方をそうだろうと、言われていると思われるからです。


向こうサイドのやり方を例えば

イルカの件では民主党のアメリカはオノヨーコさんを使って

オノ・ヨーコ氏、

「イルカ漁続けると「日本の悪口を言う口実を与えてしまう」

という事を言われています

この言い方によく似た言葉があります

「安倍首相が靖国参拝を続けると中国に関係悪化の口実を与えてしまう」

というものです


口実を与えるという言葉に共通している事は今の日本汚名を着せられ、ウソを言われ続けられている)をそのままにするという意思がある事です


ですからこれらの間接的な脅しに乗らされてはいけないわけです、言い換えればこれをアメリカの意思と考えてはいけないという事なのです、(理由は後述)

(アメリカの識者にも靖国参拝は続けたらいいという方もおられます)


板垣英憲氏の記事にもあります様に米政府内では国務省と国防省は対立する関係がある様に政党にも民主党と共和党の対立があります、勿論国家の為となると一致協力するという点は補足しないといけませんが


アメリカとの関係においては安倍首相が国防省側に立っているという様に共和党との関係から民主党に圧力がかかる様にしたり引いたりで、アメリカとの政治調整をする事は可能なのです


先の大戦で多くのアメリカの若者がなくなって行ったわけですが、その戦争は

共和党のハミルトンフィッシュ議員が言われている様に、


アメリカの議会も知らない間に日本に対し、ハミルトンフィッシュ氏もこの様な内容なら日本が怒るのも当然というハルノートなる最後通牒を出して、


日本はアメリカの議会も知らないハルノートを

アメリカからの最後通牒

(アメリカンの意思)と思わされ、

更に

この様な民主党のルーズベルトのウソによって共和党も騙されて


当時90%のアメリカ国民が戦争に反対であったのをひっくり返して、10/1以下の力もない日本を怖い存在だと日本を悪の権化の様に国民に宣伝し、結果として絶対にアメリカが勝てる戦争をする事で戦勝ムードでアメリカ国民を酔わせ、

その勢いを持って民主党とそのバックの勢力はアメリカを自分達の為の戦争に使える様にし、現在はアメリカの若者の命を使って、国際テロから自分達を守らせるアメリカを作るという様になって来たわけです。


1%によって99%が支配されるアメリカが日本を巻き込み共和党を騙す事で出来てきていると申しあげられるわけなのです、


この様な知られたくない歴史の流れやケネディー大使の宗教的価値観を多くのアメリカの指導層は持っている事を少なくともアメリカの動きを知る上においては理解して考えてイルカという事が必要ではありませんかと申し上げたいわけなのです



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