松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -9ページ目

0841 Albums of the Year(9)

サイケデリック・ピル/ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース

「アメリカーナ」のレコーディングで思わぬ勢いがついてしまったと思われ、この感じでオリジナルもやっちまおうぜという感じだったのかわからんですが、矢継ぎ早にリリースされた新作。何気にスタジオ録音でいきなり2枚組ってのはニールヤング史上初めてではなかったか。それにしても1曲目は27分もあって長い。長いよ。少々グダグダ気味で大丈夫なのか?と思わせて、続くタイトル曲はフランジャーめちゃめちゃかかっていて、どや顔とはまさにこういう音のことであると思う。国内盤は紙ペラ数枚付けただけじゃんたけえよとか言わないでじっくり歌詞を読もうぜと言いたい。特にディスク2の「Walk Like a Giant」は超アガる。今更いうけどほんとギターの音に魂が入ってるのな。絶好調のクレイジーホース。まいっちんぐである。

0840 Albums of the Year(8)

アメリカーナ/ワーナーミュージック・ジャパン
ニール・ヤングのアルバムはほとんどをスルーしてしまっているのだが、クレイジー・ホースとやってるやつならば出たら必ず買う。前作は「グリーンデイル」以来だから結構久しぶりだ。あのアルバムは物語性を重視しているのはまあ良いとしてポンチョが参加してなかったせいなのか音的には結構グダグダでしたねえ。今作は全部がトラッディッショナル曲のカバーというから正直微妙な気がしてあまり内容には期待してなかったのだが、いざ聴いてみると最初のほんの数十秒からいきなりクレイジーホースの世界がフライング気味に飛び出してくる。そうそう、これですよこれ。思わず笑ってしまったではないか。アートワークや歌詞、自身による曲解説を読みながらニール・ヤングの言わんとするコンセプトをじっくり堪能すべし。なかなか大きいテーマを持ったアルバムではあるのだが、ただ聴いてる分には豪快かつスムーズなサウンドで楽しく、且つ聴いたあとにしっかり残るものがある。ROCK。

0839 Albums of the Year(7)

アウト・オブ・ザ・ゲーム/ユニバーサル ミュージック クラシック


これ聴くと夏を思い出す。お盆休みは1週間肺炎で倒れてたし思えば散々な夏であった。そういえばオレ車でこれ聴いてる時に事故ったのでした。そんなことはさておき、このアルバムは澄んだ空気感ていうかな、クリアーな感触があって聴いてて心地よかったです。なんていうか、アーティストがある程度キャリアを築いていく時に、きっかけが何であれ吹っ切れるっていうのは結果的にすげえ大切なことなんじゃないかと改めてこういうアルバムを聴くと思います。

0838 Albums of the Year(6)

ザ・フレーミング・リップスと愉快な仲間たち/ワーナーミュージック・ジャパン

しかし自由ですね(笑)。オノ・ヨーコやニック・ケイブ、エリカ・バドゥ、ビズ・マーキーなど新旧織り交ぜてそうそうたる人脈が名を連ねるのだが、言われないと誰がやってんのか全然わからんってのがミソでした。このコラボ集にアルバムとしての完成度を求めるのは筋違いではあるのだが、本当この人たち何考えてるんだ感がここ数年ややピッチを上げて加速してる気がして敬服する限り。ただこの流れでプログレ古典カバーとかの方向に行くのはわからないでもないですが、個人的にそれはちょっとつまらん気がしている。

0837 Albums of the Year(5)

イン・ザ・ベリー・オブ・ザ・ブレイズン・ブル/ホステス

一時期ジョニー・マーが加入していたグループなのだが、昨年になってジョニー・マー抜きでやってみて、あいつ居なくてもよくね?ってなって3人編成に戻ってのアルバム。私は最近あまりこういうガツンとしたギターバンドを好んで聴かなくなってしまったのですが、これは確かに突き抜けた勢いみたいなのが感じられてノリノリでした。デイブ・フリッドマンの他、スティーブ・アルビニも1曲だけプロデュースしていて、なんだそれ超うらやましい布陣ではないか。

0836 Albums of the Year(4)

ブルース・エイント・ナッシング・バット・ア・グッド・ウーマン・ゴーン・バッド/BBQ
ポスト・エイミーワインハウスっていうの禁止。ていうかキャラの方向性が全然違いますやん。妙にいなたい曲調が多いのがこのアルバムの一番のポイントだなとは思ってたのですが、全曲チェスレコード音源のカバーだったんですねこれ。渋い。それでいてモッドでオツなパーティーアルバムでした。どうでもいいですがこの人、実際は身長が150cmくらいの小柄な女性なのだそうで、それはちょっとイメージが違うではないか。ライブは行くべきだった。

0835 Albums of the Year(3)

夜のアルバム/ユニバーサルクラシック

もしかすると由紀さおり的ワールドワイドな展開を狙ったのかもしれないですが、そのプロデュースを小西康陽に託してしまったところが全くブラボーなアルバムである。そもそも亜紀ちゃはジュリー・ロンドンに憧れてこの世界に入ったそうなので、この内容は何もかもが理にかなってるわけである。前半のガチジャズな世界から後半になってやや下世話なムード歌謡色を帯びてくるところが真骨頂で、このTokyo's Coolest Comboフィーチャリング八代亜紀的な路線をむしろ全面的に出してくるのもアリというか、そういうのも今後聴いてみたいと思わせる内容である。超かっこいいっす。

0834 Albums of the Year(2)

Negicco 2003~2012 -BEST-/T-Palette Records
Tokyo Idol FestivalのメインステージにNegiccoが出てきた時にまず思ったのは、なんか今まで出てきた人たちとは全然違う!ということだった。音がすげえカッコいいのだ。そのカッコ良さはどこか身に覚えがあって、気になって調べてみるとほとんどの曲をConnieという人物が曲を書いていて「スウィート・ソウル・ネギィー」なんて曲もあったりして、なるほど小西康陽チルドレンであると。そういうところに音でまずガッと反応してしまったわけです。でNegicco自身も自ら強い意志を持ってやってきた、地に足がついたアイドルであるわけで、そういうオーラがちゃんと出ているのがとてもかっこよかったんです。さっき挙げたトマパイとは成り立ちからキャラから全然違う人達なのだが、図らずも近いポジションにある音楽だと思います。

0833 Albums of the Year(1)

PS4U(初回生産限定盤)(DVD付)/SMR

あけましておめでとうございます。今年もうっかり年を超えてしまったわけですけど、例年に倣ってオレ的な10枚を選びながら2012年を振り返ることにする。昨年はぶっちゃけあまりたくさんの音楽を聴かない一年ではあったのだが、そんな中でも私をぶちのめす音楽というのはちゃんとありました。で、まずはこれ。


全然泣くようなことではないのだが、このアルバムを聴いてるとなんでかわからんのだが泣いちゃうのだ。要するにものすごくよくできてるアルバムであると。「そして寝る間もなくソリチュード(SNS)」みたいな歌詞 がネイティブに理解できることを幸せに感じました。全然幸せな歌ではないのだが。で解散はとても残念なのですが、本人達がもう嫌だって言ってるみたいだからそりゃあしょうがないですね。個人的に2012年の刹那が最も溢れてくる音楽はこれだったかな。


0832 1979

太陽を盗んだ男 [DVD]/ショウゲート

赫い髪の女 [DVD]/日活

翔んだカップル [DVD]/ファイブエース

あの頃映画 「神様のくれた赤ん坊」 [DVD]/SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]/ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

あの頃映画 「復讐するは我にあり」 [DVD]/SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

私の青春のピークは小学5年生の頃だったなどと酔うとよく口走る私なのだが、それはあながち冗談でもなくて特に何が起こったわけではなかったのだが、あの1年の毎日の充実感てほんとにすごかったと思ってる。でそんな年に公開された邦画の豊作ぶりが今思うとすごかったんだなということに気がついた次第。全部リアルタイムで見たわけではないけれど、あの時代特有の退廃感は前提として明るい未来があった上での共通した空気感だったような気がして、そこがちょっと懐かしかったりします。