0869 パラレルスペック
- みんなノーマル/ワーナーミュージック・ジャパン
- ¥1,620 Amazon.co.jp
人をなめる人となめない人。大雑把に2種類に分かれる。私はどうやら第一印象でなめてくるような人からなめられやすいみたいなので、困った話ではあるがそんなことを時々実感する。
さすがに若い頃はそれなりに傷ついたりしたこともあったのだが、大人になると何を根拠にそうさせるのか興味深く考えるようになる。ただ、ある種の強い偏見で生きていることは確かであり、「あー、そうですか」と思い、結局のところはそうとしか思わないのだが、確かなのはそんな関係から何かが生まれるとはちょっと考えにくいということである。
もっと人と人がナチュラルに理解し合うことができればと思うのだが、それでもなめる人はなめてくる。そこで見返すにはどうするべきなのかを考えて実践した方がよいのかもしれないが、最近はもうそういうのが心底どうでも良くなっている。どこか本能的に見えないふりをする癖が微妙についてしまっているような気もしている。そうしてこのパラレルな関係性はどこまでも続いていくように感じる。
そんな感じだから私は歌なんか作ってしまうのかもしれない。この曲 を聴いてちょっとだけそんな気持ちが刺激された。
もちろんなめない人も少なからずいる。そういう人にこそ届いてしまいやすいこの手のメッセージは、ちょっとロックっぽいと思う。久しぶりに更新でそんなことをしれっと書く。
0868 sell out!
この曲は元々、某アイドルグループに歌ってもらいたいなーと思って、歌詞とかも完全にあてて書いた曲ではあるんですけど、試しに結月ゆかりさんに仮歌をお願いしたところ、なんていうかこう、もっと広くプレゼンしても良い曲かな!なんて思ってきました。ていうかさ、こんな曲を歌ってるアイドルがいたらさ、超いいじゃん!!なんて思うわけですよ!!!というわけでこの曲を歌ってもいいわよという素敵なアイドルさん及びすばらしい運営さんのオファーを待つ。大マジ。
0867 Albums of The Year (10)
- ディッセンバーズ・チルドレン/ポリドール
- 最後の一枚はバリバリ旧譜なのですがこのアルバム。なぜか初期のローリング・ストーンズにハマった2013年なのであった。というのはある日、MODとは何か?ということを自分なりに突き詰めて考えたことがあって、結局のところいわゆるMODとされてるステレオタイプなものってあんまりカッコよくないじゃんなどと思うようになって、では自分が好きなMODとは何なのか?と問うてみたところ、この時期の、R&Bを無邪気な解釈でカバーしていた頃の、エド・サリヴァン・ショウがまだモノクロだった頃のストーンズこそが最高にイカしたグループではないかなという結論に至ったわけです。とりわけこのアルバムくらいのストーンズがいかにギリギリでカッコ良いかという話で。そう、ブライアン・ジョーンズを筆頭にみんなめちゃめちゃお洒落でさ、ミック・ジャガーなんか宿命的にスマートな立ち振る舞いでさ、とにかくカッコイイ。いや迂闊にローリング・ストーンズこそMODだとかいうのはかなり勇気がいるんですけど、わかる人はわかりますよね。で、このアルバムはいわゆる米盤のつじつま合わせ的な選曲であって、本来は英盤「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」を挙げるべきだろという意見もあるでしょうが、「Get Off of My Cloud」が私には重要なのであります。
0866 Albums of The Year (9)
2013年はいろいろ聴いてみたけどあまりピンとくるものがなかった、とか言っておいて具体的に何と何が・・などと書き連ねようかと思ったけど、誰も得しないのでそういうのはやめます。あ、そういえばトロ・イ・モワはちょっといいなと思ったよ。って感じです。じわじわくるチルアウトでアーバンブルーズなR&B。こういう音楽がやりたいのかというとそれはちょっと違うんですけど、でも自分が再び宅録に着手するようになったきっかけのひとつにはなっていたかもしれないアルバム、かな。
0865 Albums of The Year (8)
「まほろ駅前番外地」はいいドラマだった。なんでかわからんのだが懐かしいというか昭和40年代の匂いがしたのだが、しかし何がどう昭和40年代なのかと考えるとこれが謎であって、結局のところ自分にとって大きな影響力を持っていた頃のテレビドラマを思い出させるということかなーというのがとりあえずの結論である。そんなことはさておき、やはり坂本慎太郎による劇伴は何気に大きかった。それと松田龍平な。そこかしこに松田優作のDNAを醸し出していて、うざいんだけどだんだん好きになってくる不思議なキャラであった。ストーリー的にはやっぱりカラオケビデオのやつと、あとビストルを処分する話と、それがふせんになってる最終回が好きなのだが、一番グッときたのはJKの話かな。刈谷友衣子がトゲトゲしながらも本能的に正義感が強くて、若さ特有のアンバランスさが妙にリアルでさあ。で毎回この曲がエンディングでふっとかかるのだが、その余韻がたいへん心地よかったです。
0864 Albums of The Year (7)
Negiccoはね、アルバムもまあまあよかったんですけど、やはりこのシングルの瞬間風速の方がすごかったのが忘れられないです。初めて聴いた時のあの心のどよめき(と爆笑)ね。私、小西康陽ワークスに関しては今まで結構細かいところまで掘ってきたんですけど、いわゆる楽曲提供ものとしてこれはベストといっていい仕事なのではないかなと思います。でTIFのメインステージで一年ぶりに観たNegiccoはアルバムリリース直後というのもあってほぼ新曲で構成されていて、去年観たのとは一回り違うグループみたいになってたのが非常に印象深かったです。今後は武道館が目標とか、グラスステージのヘッドライナーを目指すとか、まあそういうのも結構なのですけども、Negicco自体は今のままで全然OKよ、という気もするんですけどもね。
0863 Albums of The Year (6)
- R.O.D./世界中にアイラブユー/T-Palette Records
- ここ数年いろいろと物色してきて改めて思うことは、優れたグループアイドルというのはほんとによくできた総合芸術だということです。まずとんがったコンセプトであり、職人的に完成度の高い楽曲であり、入念な準備なしでありえないパフォーマンスであり、そこに伴ったビジュアル演出であり、最終的にはメンバー個々のパーソナリティーであり。それらが一体になったのを目の当たりにして「うわオレこういうの好きかもー!」ってなった時の多幸感はパねえです。いや、ライムベリーの場合はちょっとそういうのとも違うかな。この仕上がり方はちょっと特殊すぎる気がする。そもそもが妙にオールドスクールで歌メロなどほとんど出てこないイルでドープなヒップホップの女子中学生アイドルグループってどうかしてるじゃないですか。しかもかわいくておしゃれできっと性格もすげえいい子達で、最終的にはかっこ良くて笑えるのだから、そりゃあ衝撃を受けざるを得ない。R.O.D.の「待ったなしのチルドレン~」の件りは聴くたびにシビれます。
0862 Albums of The Year (5)
- 未来のミュージアム(初回限定盤)/ユニバーサルJ
もはやアルバムじゃないセレクトですけども、春先に何度か耳にして気になっていたこの曲がパフュームと知った時は軽く驚いた。ドラえもんの映画の主題歌ということで企画モノとはいえ、中田ヤスタカはこういう感じのもやるのかと。パフュームについては以前からこのブログではあまり良く言ってこなかったので大変心苦しい私なのですが(汗)よく考えてみたら今のパフュームって殆どのグループアイドルにとって目標的存在なのでは?と思ったのでした。だって元々は広島のショッピングセンターとかで寒々と活動してたローカルアイドルだったわけでしょ?それが今はアーティストとして世界展開、夏フェスではヘッドライナーで年末はドームツアーだったりで、肝心の音楽はというと好みはあるにせよ常に先鋭的で攻めた内容になってるわけである。で、この曲はセットリストのポジショニングから察するところ、さほど重要な曲ではないと思われ、確かにヘビーリスナーにしてみればきゃりーぱみゅぱみゅに提供し損ねたボツ曲の流用みたいな評価もあるみたいなのだが、いや私はね、こういう曲を今のパフュームがやるというのは奥行きとしてすごい大事なんじゃないかと思いました。ブックレットもなかなか素敵な内容だったと思います。藤子・F・不二雄リスペクト。
0861 Albums of The Year (4)
わし結構ミーハーで、なおかつ中途半端に新しもの好きだったりするので、10枚選ぶとなると自ずとそういうのが混ざってくるわけなのだが、このtofubeatsさんなんてまさしくハイプ枠と思う向きももあるのかもしれない。しかしいやいやオレ的にマン・オブ・ザ・イヤーはこの人で文句なしという感じでして、この20代そこそこの愛すべき音楽オタクの才能に対して私は賞賛を惜しまないわけです。いやマジでね、tofubeats最高!!って思います。この前の森高フィーチャーのメジャー曲もなかなかすごい仕事でしたけど、9nineとかNegiccoとかリリカル・スクールへの提供曲なんかはどれもこれもが大変素晴らしかった。とにかく今年は多作にいろいろ流してきた印象がありますが、その中でハッとさせられる瞬間が何度もあったという意味でオレの中では注目度が常に高い人だったのは間違いないです。
0860 Albums of The Year (3)
2013年はパステルズがアルバムをリリースした年ということでまずは記憶したい感じです。ヨラと同じくマッケンタイア・プロデュースということで、さっき挙げたアルバムと続けてヘッドフォンで聴くと、ドラムスの録り方がたぶん同じと思われるので「え?え?」ってなるのがおもしろいです。この2バンドは以前から遠からずな印象はあったものの、この2作品は本当に親戚のように感じるアルバムで、またそれぞれの持ち味みたいなのが明確に出ている好作品と思います。っていうかライブがすげえ見たいぞ。このタイミングで来日しないでいつするのよ(笑)。




