松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -5ページ目

0879 クリスマスのミッキー

その夜も酔っていてかなり眠くなっていたのだが、がんばって明日の朝食のためにお米を研いでタイマーを仕込む。研いだお米には押麦を混ぜる。少量、袋に小分けされたやつを半分だけ。ヘルシーライフである。

で、いざ投入しようとした時に袋の開け口が逆側にも開いてたらしく、押麦を床にぶちまけてしまった。片付けなくてはならない。でも夜中だし、いいや掃除機かけるのは近所迷惑だし明日の朝やろう。何しろ酔ってるし眠いのだ。

そういえば前にも同じことをやったはずだ。全く学習というものをしないオレである。でも・・・ん?あれ?と思った。おかしい。翌日に掃除機をかけた記憶がないのだ。まあいいや覚えていないだけだと思うことにして、その夜は寝た。

翌朝になって、昨夜床に押麦をぶちまけたことなどすっかり忘れてしまっていたのには理由があった。なにしろ酔っていたからというのも忘れた理由として十分ではあるが、それよりも興味深い理由は、ぶちまけたはずの押麦が綺麗に片付いていたからである。なので、そのことに気がつくまでに数日かかった。気づいたのは、同じことをまたもう一度やってしまった時だった。

そもそもなぜ袋の開け口が逆側にも空いてるのか。その時点で気づかなければならない問題である。開け口を見てみると、どうも囓ったような跡がついていた。えっこれはもしかして・・・ねすみ?ねずみなのか?えー?えーえー??

どうも私の家にねずみが出入りしているらしい。私がぶちまけた押麦は、2回ともねずみさんが綺麗に片付けてくれていたのである。これが戦慄というものであるのかと私は思った。

ゴキブリがいるだけできゃーきゃー騒ぐオレである。でもゴキブリが相手ならこのオレでもなんとか北野映画の如く無情に殺虫スプレーを打ち続けることができる。でもねずみか。ねずみを相手にそういうのはちょっとできそうにない。ねずみなんてそうそう見慣れたものではないので、それが近く走ってるのを想像するだけでビビってしまうのだ。ねずみって10cmくらいあるんでしょ、こえーよ。それはちょっと勘弁してください。

でも私はなんとか対策をとらなくてはならない。ねずみと戦わなくてはならない。近所のホームセンターに行くと、ねずみ撃退グッズみたいのがそれなりの種類を揃えて置いてあった。そうかー、ねずみって出るもんなのかと思った。

撃退グッズは大きくわけて3種類。

・粘着タイプ。いわゆるゴキブリホイホイのねずみ版。
・これ食べたら死にます系。
・バルサンタイプ。これ巻くと寄り付かなくなります。

正直、死骸を処分する根性がないというか、できればその姿を見たくないというヘタレぶりではあるし、そもそも殺すつもりはないので頼むから家に入ってこないでくださいという感じではあるので、購入するのはバルサンタイプ一択である。しかしこれ効くのかよ、ていうか効いてくれ頼む。

ネズミ一発退場/アース製薬

えーと、昨日はそういうメリークリスマスでした。今年は気合入れて大掃除しないと。


0878 無題

こころとあたま / いたちごっこ/KRE


不意に見てたテレビから・・・ではなく、気が向いて、つまり少しくらいは自発性を持ったうえでリンクを踏むyou tubeの画面からこういうのが 飛び出してくると、なんとなく自分が好んで接するタイプの音楽とはちょっと違うし、そもそもターゲット層がもっともっと下の世代であるのは間違いないので若干距離を置いて見てしまうわけですが、でもなんだこれすごく響く。ちゃんとロックとして届く。風刺も毒も洗練もメッセージも同時代性もリアルもマナーもクオリティもエンターテインメントも全部ある。


チャットモンチーは昔、デビューシングルのジャケットがフィーリーズ・インスパイア系なのが気になって聴いてみたことがあって、でもなんていうかさすがに世代感が全く共有できなかったっす、なんていう軽口を書いたような気がするんだけども、大人になるってこういうことなんだなとしみじみ思いました。いい大人がいうことではないが。


0877 無題

「フラワーズ・オブ・ロマンス」にジャー・ウォブルのベースが入ってたらどうなってたんだろ?と思いを巡らせる人は当時も多かったと思うんですが、じゃあオレがベース弾いてかぶせちゃいましょうか?なんつってリスナーを怒らせるようなことばっかり考える私である。

それとは別に、ああいうヒリヒリと野蛮な音に脱力フレーズを混ぜてみたらチャーミングなんじゃないかしら?とか一見、相反してるようでいて混ぜてみたらあんまり違和感無くない?みたいな考え方が私は結構好きです。あと80年代のニューウェイヴの、あのなんかやってくれそうな感覚はいつまでも忘れがたいものだなと思う。三つ子の魂百まで。

0876 Matsuda/McCartney

最近よくカバーをやってみます。カバーはやはりその曲が好きなので、やります。ちょっとおこがましいですが、自分がやってみたらどんな風になるのか、それを自分が聴いてみたくて、やってみます。アレンジをほぼそのままなぞってみてもいいのですが、宅録はわりとどうにでもできる世界なのであって、そういうのは自分でやってみてもあまり面白くないので、そうはしません。

で、ごく稀に、これはここの部分をそのまま使ってみたいなあ、と思うような曲があります。でもそれをやると、これ自分が歌いたいだけちゃうんかい、という感じになります。で困ったなあ、別にこういうのがやりたいわけではないんだけどなあと思います。そういう感じなので、サンプリングしてそれをオリジナル曲に使うというのは自分としてはなかなか興奮する作業ではあります。

でもな、それもいいんだけど、もうちょっと長くフレーズを使って、もっとその曲にお近づきになりたい。もうちょっとインスパイア感を全面に出してみたいという曲があります。歌詞とか基本は尊重しつつ、ちょっと自分なりに上塗りしてみたりします。カバーというよりも誇大解釈みたいな感じになります。それをカバーなんて言ってしまうとオリジネイタ-も、その曲を好むリスナーさえも怒るやろなあと思います。

かといってこれオリジナルですなんて言い張ると今度は「パクリ」ということになります。これまたおこがましいんですけど、自分はその曲をパクリたいわけでは全然ない。むしろリスペクト過ぎてそうなってしまったのだ。ということになります。アンサーソングとか言えばちょっとおさまりはいいのかもしれないですが、それにしてもこれ聴いて怒る人はいるかもしれないです。で「作詞・作曲 マツダ=マッカートニー」とか一度言ってみたかったわけですが、冗談とは言えこれはますます火に油を注ぐやろなあ。

・・・・・それでは聴いてください。


0875 DIS

・8月も今日で終わり。明日から9月です。夏も終わりです。夏は好きな季節ですが、もう暑いのはいいです。さっさと秋を始めましょうって感じです。コンビニのおでん食べたい。

・今年はフジロック結局行かなかったんですけど、最近またルースターズをよく聴いてます。たまたま聴いてみたらやっぱり良くて、自分の中で何かいろいろなものが引っかかってくる。

・アルバムで言うと初期だと私は「ルースターズ・ア・ゴーゴー」、中期だと「DIS」、花田さん期だと「KAMINARI」が昔から好きで、今聴いても何らか触発されたり今だから気づいたりすることなんかがあるものです。懐かしいとかそういうのとはちょっと違うと思うんですけど、でも「DIS」って夏の終わりっぽい感じがあるので今みたいな時期はすごく聴きたいかな。

・「DIS」における変貌具合って当時はやっぱりショックで、ステージでのあの圧倒的なまでの「変わりました」っていう佇まいね。シティロードが酷評してたのもまたショックだった記憶があるんですが、自分としてはこれはこれで全然アリだった。かっこよかった。しかしなんでこうなるのかすごい謎でさあ。私もまだ若かったですから「こうきましたかー」なんて捉え方すら全然できてなくて、ただただこの世界観に「スゲーな。こんな日本のバンド他にいねえ!」なんて思いながら全肯定的なスタンスで受け止めていました。

・「DIS」は当時はUK色の強いネオサイケ(バニーメンとか)あたりのリンクを指摘されながら、なるほどなあと思ったりしたものですけど、今聴いて思うのはどちらかというとUK方面ではなくニール・ヤングとかトム・ヴァーレインあたりに通じるおおらかな風景が見えてきたりする。

・あと「DIS」期のルースターズを語るにイギー・ポップの「Lust For Life」は外せない重要なアルバムなんじゃないかなと今は思います。当時ライブでは「Tonight」をカバーしてましたけどそれらの近似性についてはあまり語られてなかったような気がする。今聴くと「これか!」というふうになんだかすごくピンとくるものがある。

・というわけルースターズのカバーをやってみました。






・でもね、ルースターズのカバーするのってすげえ勇気がいるんです。ほんとに。ここは「最新型の「Sad Song」を聴け!」とか言いたいところなんですけど(笑)、いやいやいやそんなことは冗談でも言いません。でもルースターズの中でカバーするとしたら?てなったら「DIS」の曲は題材としてものすごく魅力を感じますね。それは以前からずっと思ってたのは確かです。


(追記)
その後、この動画の内容に関して某東宝様よりクレームが入りましたので、やむを得ず削除いたしました。記事はこのまま残しておくことにします。申し訳ございません。


0874 東京は夜の7時



Play Loud.

0873 無題



・4月にはできていて、でもこのままだとなんか淡白なのでもうちょっと何か足そうかと思いながら放置したままだった曲を聴き直していたところ、いやいいじゃんこれ!なんて自分で思ってしまったのでそのままアップしました。もう誰も褒めてくれないので、これからは自分でじゃんじゃん褒めることにします。台風が来てるタイミングでこういう歌はどうかとは思ったが、いやあえて今という感じではないかと。それと台風のフー子の無邪気な正義感って、私が思い抱く萌え女の子像に多大な影響を与えている事に今ごろ気がついたりしています。

・関係ないですが、レコードコレクターズの特集がこんなんだったので、ものすごく久しぶりに買って読んでしまった。おっさんホイホイにまんまと引っかかった格好。ランキングの方は最大公約数的な内容ではあるので、まあねーと思いながら楽しく読みましたが「“裏名曲”32選」は知らなかったものが多く紹介されていて、さっそく探し物リストに加えたいがでもきっとお高いんでしょう?みたいな。あとクリス松村氏がレコードCDを2万枚所有するコレクターであったとは初見、なかなか的確と思われる持論を展開されていてこちらも興味深く読んだ。それにしてもゲレッド・マンコウィッツってカッコいい名前。

0872 近況

ナマで踊ろう(初回盤)/zelone records

・ワールドカップ、ドイツ優勝しただろ?な?(笑)


・最近は坂本慎太郎の新作をよく聴いてます。私、ゆらゆら帝国は全くと言っていいくらい熱心なリスナーではなかったんですけどソロになってからなんかこう、グッと身近な親しみを感じるようになりました。音は緩そうでいてめちゃめちゃ緻密な感じがするのと、あとやっぱり歌詞がいいなと思う。実直で思わず笑ってしまう感じがなんかほんとにいい。自分には絶対に真似できないと思わせるタイプの音楽。嫉妬と親近感が渦巻く。


・全然関係ないけどマクドナルドのチーズバーガーをプレーンで注文するという技を最近覚えたんですけど、要するにケチャップ、玉ねぎ、ピクルス抜き状態で出てくるんですけど、ジャンク感が薄まってなかなか美味くなるのでビックリしました。


・関東地方は今日で梅雨明けしたそうで、夏ですね。今年はもう海とか行かないので暑いのはもういいですって感じです。ていうか私クーラー嫌いなので家にも無いんですけど、それはそれで大変なのよー。


・フジロックは3日目だけ行くか迷い中。

0871 サマーアンセム

最近はワールドカップをだらだらと見てます。しかしあれでしたね日本代表は見るからにコンデション良くなくて無念でしたねえ。内田と山口にはなんか差し上げたい気持ちです。ていうかザッケローニが本番であそこまでテンパるとは誰が予測しただろうか。で今回、優勝はドイツじゃないかなと私は思ってるんですがどうでしょう。ブラジルはちょっと辛そう。個人的にはコロンビアにがんばっていただきたいですが。

でワールドカップとは全然関係ないですが、この夏の傷跡みたいなのをなんとなく残したくなったので、自分なりのサマーアンセムを作りました。いや例えばね今年はTIFに出やがらないでロッキンジャパン出演とか言ってるアイドルグループなんかはね、こういう曲を歌うんだったら全然アリっていうか許してやる。なんて事を思いながら作ったよ。


0870 近況



近況も何もないですが、趣味は曲作りですと言うくらい最近は曲をよく作っています。困ったことにバンドを立ち上げたいとかデビューしたいとかそういうのは全くなくて、ただひたすらアイデアが出てくるのでそれを形に残すことで自分の気を収めてるような感じです。あまり最後まで作り切らないまま自分でも「なんだこれ?」と思ってしまうようなストックも多いです。この曲は1日でできたので勢い余ってアップしてしまいました。まあねこれ「作った」とか言うのもどうかとは思うのだけども。