まだまだ、コロナ禍ではありますが
ワクチン接種も済み今週末は外出の予定をされていた方もいらっしゃることでしょうが
日本列島を横断するかの様な進路予測の台風14号の動向が気になるところです。
昨年のブログで「釜石の奇跡」と「釜石の悲劇」という内容でブログを記させていただきました。
東日本大震災での津波到達を前に釜石市の小中学生は古くからの言い伝え通りに高台に避難をし
多くの子供たちが助かったとされる「釜石の奇跡」といわれる行動は誰もが一度は耳にしたエピソードかと思います。
その対義語の様な「釜石の悲劇」といわれるワード。
本来の津波災害時の避難場所では無い施設に避難をしてしまい、多くの犠牲者を出してしまったという悲しい出来事です。
ハザードマップを把握していたり、わずか数人でも高台への避難を呼びかけられていればと悔やまれます。
地球規模の気候変動もあり、過去にない水害も多くなり始めました。
今一度、近隣のハザードマップの確認を心掛けたいシルバーウイークです。
そして、ブログにも記させていただきましたが東日本大震災から10年目を迎えようとした
2020年に「伝え続ける10のメッセージ(掟)」が公募されました。
*2020年3月11日付け岩手日報様の記事を引用
①大きな揺れや長い揺れを感じたら あなたは、とにかく高いところへ逃げてください
②たとえ過去の津波が いま、あなたのいる場所まで来たことがなくてもあなたは逃げてください
③100回逃げて、100回来なくても 101回目も必ず逃げてください
④あなたが率先して逃げれば多くの人の避難を促し 命を救うことになるでしょう
⑤相手は自然 いつ、どこまでどれほど大きな津波が来るか だれにもわからないのです
⑥家族を信じて みなが「命てんでんこ(各自、それぞれに)」で逃げてください 自分の命は自分で守るしかないのです
⑦地震が起きたら家族が別々の場所にいても探したり戻ってはいけません
⑧もし、大切な人の命を守れなくても決して自分を責めないでください
⑨やがて平穏な日常が戻ってきたときあなたはきっと気づくでしょう 自分が決して一人ではないことを多くの人に支えられて生きていることを
⑩未来のだれかが同じ思いをしないように いま、あなたができること。「避難を続けること」「備えること」「語り継ぐこと」
これは津波被害以外でも台風や水害被害にも言葉を代用できる掟だと思います。
玄関を出て裏山や川の様子を見に行ける状況なのであれば…
先ずは命を守る行動をしたいものです。
命を守る避難行動に無駄はありません。
避難をして「何もなかった」と言えることこそ幸せではないでしょうか?
↓下記も参考にしていただければと思います。
災害時の行動と個々の思考判断 | まつだ まつ子のブログ (ameblo.jp)