
あ~懐かしい 『PUCK』

再演が発表されたとき、とても嬉しく思いました。
22年前に観劇したとき、PUCKがいたずら好きで、可愛くて、魅力的で大好きになりました。
それにストーリーも楽しくて、感動的で、観終わったあとは、とても幸せな気分になったことを覚えています。
それにPUCKは涼風真世さんの当たり役でしたし、他の配役も全員役にぴったりで素晴らしい舞台でした
それゆえ今回の再演は初演を超えることは難しいだろうなぁ、とも思っていたのです。
それが、そんな心配は見事に裏切られました

まさおくん(龍 真咲さん)のPUCK、なんて可愛いの~

誕生のシーンから直ぐに引き込まれました。
歌の妖精ということで歌の上手い涼風さんの声があまりにも私の中に残っていましたけど、まさおくんもイイ声

ラスト近くの「Lover's Green」の歌唱も素晴らしかった

「えっ、まさおくん、こんなに歌が上手だったっけ?」なんて、失礼ながらも思ってしまいました。
愛希れいかさんはイメージ通りの清楚で魅力的なハーミア。
ボビーは初演の天海祐希さんが地で演じていると言っていいほどぴったりの役でしたが、真面目なイメージの珠城りょうさんもなかなかの健闘でした。
他の登場人物も魅力的で、それぞれ素晴らしいの演技
時々のアドリブセリフも、客席から笑いが起こっていました。
観に行って本当に良かったです
ショー『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』は今回特に目立つシーンは見受けられませんでしたけど、燕尾服の群舞もあり、タカラヅカ定番のショーという感じで楽しめました

それにしても今回の月組公演、平日は結構空席があるようです。
木曜日の15時公演を2階席で観た友人は、ガラガラだったと言ってました

えっ!?なんて勿体無い!《゜Д゜》
小さな子供でも理解できるストーリーですし、PUCKをはじめとしたキャラクターは子供にも魅力的なはずなので、今回のような演目、しかも空席が多くあるなら、例えば平日には園児向けにお得な料金の親子 or 三世代観劇セット券みたいな ものを発売すればいいのに…と思ってしまいました。
個人的には園児は半額、空席がかなり多いなら無料にしても良いくらい。
ライオンキングなんかは小さな親子連れが多いですし、子供の頃に観て感動し、大人になって自分の子供とまた観に 来るという話もよく聞きます。
歌劇団もPUCKのような演目の時にこそ、大人から小さな子供でも楽しめる話だということを大々的に宣伝し、将来のファンの確保も考えて子供の観劇者を増やすようなチケット販売をすべきだと思うのです。
宝塚を観たことがない子供や若い人たちを劇場に連れてくるような事は、きっと考えているはずなのですが、具体的な戦略は素人目には見えてきません。
TVではバラエティ番組へのジェンヌさんの出演も最近よく見ますが、劇場に足を向けてもらう具体的なきっかけの一つにPUCKは なると思うのですけどね~。
ついでにPUCKのぬいぐるみもあれば、売れるかも
観劇後、小さな子供さんはきっとPUCKが大好きになるはずなので、「買っ て~
」となる気がします。

次にPUCKを再演するときには、是非春休みとか夏休みの時期にお願いしたいです。
そして 将来的には礼真琴さんにPUCKを演ってほしいなぁ。似合いそう
追加での記述:
思い出しましたけど、初演時と歌詞は同じなのにメロディーが異なっているシーンがいくつかありました。♪゜・*:.。. .。.:*・♪大人になる~、Growing UP!Growing UP!♪のところとか。著作権の問題なのかしらん?