先日、某国営放送でこんな番組やってた。
「本能寺の変サミット2020」
2019年や2018年にも開催してたのかな?
※勘違いや記憶違いがあるかも知れないのでヨロシクです。
テレビを消して食器洗いをして寝ようと思っていたんだけど、気になったので最後まで見ちゃった(;´д`)(;´Д`)ハァハァ
30分くらいだろうと思ったからだ。
実際は90分くらいあったのかな?
NHKはCMがないから長い番組だとおしっことかいけないんだよなー。
番組の後半には、光秀と関係が深かった部将「細川幽斉、忠興親子」の末裔、細川元首相もゲスト出演されて、
細川家に伝わる古文書から証言してくれたりと歴史ファンにはたまらない演出がされました!
【玉の輿】
語源は、明智光秀の娘「玉」が細川忠興の嫁に行く際に載っていた「輿」からきています。
「玉」は結婚したのち洗礼を受けて【細川ガラシャ】と名乗っているので同一人物と知らない人も多いんじゃないかな?
ガラシャは最後殺されてしまうので、「玉の輿」が良いのか悪いのかはよく分かりませんね(;´д`)(;´Д`)ハァハァ
ちなみに明智光秀は正妻以外の側室を持たず、奥さん一筋だったらしいです。
戦国時代としては珍しいタイプだと思います。
そして玉(ガラシャ)は絶世の美女だったとも。。。
日本の歴史上の人物で2大人気を誇ってるのは、織田信長と坂本龍馬だと思う。
二人とも革新的なことをやったり暗殺されてることが共通してるよね。
8つの説が紹介されて、専門家がそれぞれ賛成・反対・どちらでもない を述べて議論してくんだけど、
圧倒的支持をうけたのは
四国説。
私のブログでも何度か取り上げて記事にした四国説。
簡単に説明すると、
長宗我部と深い関係があった明智光秀が、四国討伐出陣当日に本能寺の変を起こして長宗我部を助けたというもの。
長宗我部討伐だけでなく、囁かれてる怨恨説や構造改革説などの要因もあって引き起こされたと見てるんだけど、専門家も概ね同じ意見でした。
※僕の同級生に「長曽我部くん」がいるんです。直系ではないらしいのですが血縁が途絶えたわけでなく末裔が存在してます。
もう少し詳しく書くと、
光秀の重臣「齋藤利三」の妹が長宗我部元親の嫁で、
信長と元親の同盟の橋渡し役を光秀がやっていた。
(ちなみに利三は、齋藤道三の一族)
四国で自分で奪った領地は長宗我部のものと約束していたのを反故にして攻めこもうとしたわけ。
光秀のメンツは丸つぶれ、しかも重臣の妹も命の危機にさらされる。
そこへ信長と息子の信孝(すでに家督は信孝)が少ない兵しか連れず京都にいると知って本能寺の変を起こしたという感じ。
当然四国討伐は中止(信孝の弟、信雄が出陣予定)された。
光秀にとって運がよかったのは、信長と息子の信孝が寡兵で留まってて油断してたこと、
また6/2未明(=6/1の夜)は新月で真っ暗だったということ。
※旧暦の1日は基本的に新月、15日に満月、末日に向けて新月にむかう。
NHK大河ドラマにもなった「春日の局」の主人公【ふく】は、齋藤利三の娘。
山崎の合戦後、生き永らえることができ、
どうゆうわけか三代将軍家光の乳母となり、その後絶大な権力を奮ったことで有名だ。
沼に入っていきそうだが、興味あるひともいるので脱線する。。。
家光の母は、これまた大河ドラマになった「江(ごう)」で、
絶世の美女で知られる信長の妹「お市」の娘。
父親はこれまたイケメソで有名な「浅井長政」。
つまり信長の姪っこになり、近江亡国の忘れ形見でもある。
本能寺の変で叔父が殺されたのに、その当事者の娘を乳母にするのは変なんだよね。
※齋藤利三が稲葉一徹の部下を引き抜いたことがのちに事件になっている。
そもそも滅ぼされた側の一族を幕府中枢に招き入れるなんて考えられない!
家康の指南役でもあった怪僧「天海」は生き延びた光秀だったという噂もあるし、日光東照宮には何故か「明智平」という場所がある。
本能寺の変で家康は堺の街にいたけど、追っ手にかからず逃げられたのは、
家康が黒幕だという説に結び付くんだよね。
信長は同盟の価値がなくなった家康を京都に呼んで殺そうとしていた、それを助けてくれたのが光秀だった、
だから光秀ゆかりの人物を幕府で重用したというわけ。
「江」が近江出身だったから、近江の人をたくさん雇ってるのはあまり知られていない。。。
この辺の人間関係が実際どーだったのか気になるところでもある。
真実は1つというけれど、各説のうち1つが真実に近いとしても真実ではない。
完全なる真実を述べた説があったとしても検証しようないからね(;^ω^)
僕は、「四国長曽我部救助説」と「怨恨説」と「徳川家康黒幕説」の合わせ技イッポンなんじゃないかなーって思うんだけどなぁ。
「秀吉共謀説」も面白いんだけどなぁ。
2009年か2010年に買った本があります。
本能寺の変
427年目の真実
本屋でこれをみつけてちょっと読んだとき、鳥肌が立ちました。
新刷にも関わらずカバーが破けていてので店員に聞いたら最後の一冊だというのでやむなく買ったのをよく覚えています(;^ω^)
そう、2009年頃に
発売された本
なんですよ!
本能寺の変サミット2020のなかで話がでた「2014年」より前に発表されているのが大きいと思うんだよね!
もともとこの著者が唱えていた「四国説」があったけど、説得力ある資料の裏付けがなかったから相手にされていなかったのか!?
著者が述べていることを横取りしている感もありますが・・・
気になるのは、
明智の子孫が残っているのか?
口伝以外の歴史的資料はあるのか?
よく旧家や資料館などから新事実が「発見」された、と報道されるけど、
発見ではなく
「注目」もしくは「再発見」だと思う。
アメリカ大陸の発見は発見ではないというのと同じ。
その資料(新事実)にスポットを当てて広く知らしめただけなんだと思うんだけどなぁ。。。
著者は・・・
明智光秀の
一族の末裔
だといいます。
この本にも書かれていたかな?
明智姓は名乗れないので、「明田」など「明」がつく別の苗字にして隠れ忍んでいたという話は聞いたことあります。
ホンマかいな?って思ってしまいますよねー。
これまた真実はわかりません。。。
もしかしたら僕が光秀の子孫かもしれませんし!
いま生きている人たちはみーんな誰かの子孫なわけで、ずっと血筋が途絶えていないから存在しているのです。
できればこの著書も紹介して欲しかったと思います。
とても読みやすい本なので、気になる方は是非読んでみてください!
あっという間に読み終えてしまいますよー。
( ゚∀゚ )