脚は股関節からではなく、解剖学的にも腸骨から脚ですよ〜とは耳タコで聞いていることでしょう(初耳という人は、過去記事を是非参照してください!)。
脚をアンディオールに開くのも、ジャンギョンバール先生はBackからとバレエ団で教えていました(もう伏せなくて良いかな)。
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厳密には仙腸関節が足の付根になり、これはチーターとか、ライオンなどの猫科の動物を見ているとくっきり分かります。
僕らもその末裔というか、同じ構造の身体を持ちます(哺乳類なので)。
仙骨があり、そこから垂れ下がるように腸骨があり、腸骨から大腿骨がぶら下がっています。
(この「ぶら下がる」という音が大事!)
二足歩行ですと、つい股関節に意識が行きますが、実際の脚の付け根は構造的には仙腸関節からですが、実際は脊椎全体が脚として機能すると良いのです。
BodyDesiginBootCampでは、あえて「腹筋を伸ばす」とか「胴長」と言っていました。胴長というと短足が脊髄反射に出てきそうですが、実際、胴長は長足に繋がります。
ですので、MATLASやBodyDesiginで言うように、腹筋は脚と認識して良いのです。
その上で、脚(腹筋)を伸ばしましょう。
この方法はシンプルで、本当に腹部を伸ばします。胴長にします。
(ゆるめるということですね、脱力です)
まず、腸骨を持ち、下に引っ張ります(これをRayさんは「腸骨を脱がす」と言います)。
また第十肋骨の下に指を差し込みます。押します。
すると、腹部が伸びます。
(椎体を触るのもとても有効!)
伸びたらそれを活かして脚を動かしてみましょう。
特に前側の腹筋を伸ばしたら、その腹筋を意識して、ゆるめて、伸ばしながら、脚を後ろへ持っていきましょう。
お腹をふくらませるようにして、下垂させながら、伸ばしていくのがコツです。
股関節が膝のようになり、みぞおちがあたかも股関節のように感じます。
これが「みぞおちから脚」のカラクリです。
c.f.アンディオールは「する」ではなく「抜く」 2010年09月01日
いろいろなことがつながってきますので、全てにおいて前のめりに楽しみましょう!!
ヒーラーの皆様におかれましては、集客も前のめりに!!!(余計な一言か!)